UberEatsの配達員は、高校生でもできる仕事なのでしょうか?
結論から言うと、18歳以上であれば高校生でも配達員として登録する事ができます。
ただし、免許証やパスポートなどの顔写真付きの身分証が必要です。
現在学生証では認められないので、ご注意ください。
免許証は普通免許でも原付免許でもどちらでも構いません。
原付免許なら18歳になる前から取得できるのでお持ちの方も多いと思います。
飲食店などのアルバイトと違って18歳未満がNGなのは、
配達員の仕事が雇用ではなく業務委託である事や、
報酬の支払い方法の登録が必須な事が関係していそうです。
ただし、高校生が配達員として働くにあたって注意点がいくつかあります。
まず1つ目は、研修などがなく、上司もいない事です。
先ほども書きましたが配達員はあくまで業務委託なので、
自己責任で仕事を進めていきます。
もちろんサポートセンターに連絡したりネットで情報収集したりする事はできますが、
スケジュール調整や時間の管理は全て配達員の責任です。
トラブルやクレームもサポートセンターに助けてもらえる事もありますが、
口頭でクレームを受ける事もあります。
その点については、メンタルやお客様への対応術も必要になってきます。
2つ目は、深夜時間帯の配達です。
UberEatsの受付時間は9時~24時となっています。
しかし、自治体によって異なりますが22時以降、
高校生は補導の対象となります。
他のアルバイトであればシフトを21時までにしてくれたり、
時間を過ぎないよう注意してくれたりしますが、
配達員ではそうはいきません。
基本的に1人で仕事をするので、ついうっかり22時を過ぎてしまった!なんて事にもなりかねません。
もちろん高校生なら進路や成績に響きかねないので、
時間には十分注意して早めに帰れるようにしましょう。
UberEats以外のデリバリーバイトは高校生も働ける?原付免許あればできるかも!
最近ではUberEatsのようなデリバリーサービスが注目されていますが、
高校生でもできるデリバリーバイトはあるのでしょうか?
デリバリーと聞くと、ピザやファストフードなどが思い浮かびますよね。
中には高校生でもデリバリースタッフとして働けるお店もあるようですが、
ほとんどのチェーン店では免許を持っていても高校生は不可のところが多いです。
自転車でのデリバリーも行っているお店なら高校生でもOKというパターンもあります。
新しいアルバイトを探す時には、
求人内容をチェックしたり問い合わせをした方がよさそうです。
UberEatsのようなデリバリー専門のサービスでも、
高校生の間は原則として自転車を使い。
18歳以上になれば原付を使えるといったケースが多いです。
UberEatsバイトは18歳以上なら紹介受けられる?身元の明確な人に紹介受けよう!
配達員として登録する時に、任意で『招待コード』というものが入力できます。
ここにすでに配達員として登録している人のコードを入力すれば、
紹介が完了するという仕組みです。
しかし、この招待コードはあくまで任意なので登録の時に必須というわけではありません。
18歳以上であれば招待コードが無くても登録は可能です。
この招待コードはUberEatsの紹介制度に使われるもので、
招待を受けた側が配達員として条件をクリアすると、
紹介した側に報酬が発生するというものです。
なので、未成年だから紹介が必要というわけではなく普通に登録できるのでご安心下さい。
もし紹介を受ける事になっても、SNS上の見ず知らずの人や信用できない人からの紹介は受けない様にしましょう。
信用できる人の招待を受けて、紹介報酬を山分けできればそれがベストです。
UberEatsバイトは扶養内でできる?年48万円超えると扶養から外れるので注意!
もしあなたが扶養に入っている方で、配達員としての報酬金額が年48万円を超えそうな人は要注意です。
何故かというと、配達員として受け取る報酬は、
他のアルバイトで貰えるいわゆる『お給料』とは違うからです。
配達員の報酬は『給与』ではなく『事業収入』とされており、
年間の扶養内での所得金額の上限が違います。
そのため、よくアルバイトで聞く『103万円の壁』とは別問題なので注意しましょう。
ただし、配達員として48万円稼いだからといって焦ってはいけません。
この48万円というのはあくまで『合計所得』の金額であって、収入金額ではありません。
そして合計所得は収入から経費を差し引いた金額のことを指します。
確定申告の時に経費として計上できる項目がいくつかあるので、
確認しておくといいでしょう。
ですが、不用意に配達員として稼ぎすぎるのはやはり危険です。
扶養内で働きたい場合は、月の金額や時間の調整などのルールをしっかり決めて、
家族の方などと相談しながら働くといいでしょう。
まとめ
ここまで配達員と年齢に関する事と、所得に関する事を紹介してきました。
UberEatsの配達員には18歳以上であれば登録できるので、高校生でもできる仕事です。
ですが学生証ではNGなので、免許証やパスポートを事前に準備しておきましょう。
他のデリバリーバイトはお店によっては高校生でもOKですが、
ほとんどの場合18歳未満はNGというところが多いようです。
お店に直接問い合わせたり、求人内容をよくチェックしておくといいでしょう。
配達員の招待制度を使う時は、身元の判明している信用できる人から受けるのがおすすめです。
見ず知らずの人からの招待でトラブルになる可能性もあるので、
SNS上などでのやり取りはやめておきましょう。
配達員としての所得が48万円を超えると扶養から外れてしまいます。
経費を差し引いた後の金額で計算されますが、
確定申告を忘れるとうっかり扶養を外されてしまう事もあるので注意しましょう。
UberEatsの配達員は、自己責任で解決しなければならない事が多くあります。
そのため、他のアルバイトと違い年齢の下限を設定しているのかもしれません。
もしあなたが高校生で配達員に登録したいとお考えなら、
接客のマナーや困ったときに慌てないメンタルが必要でしょう。
家族の方に相談して、事前研修をしておくのもいいですね。