乗っていた車を手放すことにした…
そんな時には自動車保険も同時に解約しますよね。
高齢になり、もう運転しないというのであれば、
保険は必要ありません。
ところで、途中で解約すると返金はいつ受け取ることができるんでしょうか?
保険会社によって多少の差はあるでしょうが、
一般的には手続きをしてから2~3週間ほどで返金されます。
返ってくる金額の計算は、
保険会社によってきめられている「短期率」というもので計算されます。
半年くらい残っているけど解約した‥という場合はいくらぐらい戻ってくるでしょうか?
短期率にもよりますが、
保険会社はどこも似たような短期率になっていると思います。
某保険会社の短期率で見てみると、6か月では70%となっています。
この70%というのは、保険会社が得る比率になりますので、
返金を受け取る場合は残りの30%ということになります。
払った金額にもよりますが、
例えば、10万円一括で払っていれば、返ってくるのは3万円ということになりますね。
分割で払った場合には、また計算方法がちがってきますので、
気をつけましょう。
ただ、この解約のタイミングを間違えると損をすることにもなりかねないので、
そうした注意点も見ていきたいと思います。
自動車保険の解約って代理店でやるものなの?電話か郵送でもできる?
では具体的に、自動車保険の解約ってどうしたらいいのでしょう?
代理店に行かないとできないのでしょうか?
忙しいのに代理店にまで行ってる時間がない!という人も多いはず。
また、わざわざ足を運ぶのは面倒だ!という人もいるでしょう。
そうでしょう。もし私が解約するという場合でも、
わざわざ出向くのは面倒だと思いますから。
ご安心ください。
解約の手続きは郵送や電話でもできます。
一般的には、解約をきめたら、
解約の日を決めて保険会社に電話し、解約の旨を伝えます。
そうすると郵送で書類を送ってくれますので、
それを受け取ったら書類に必要事項を記載して返送するだけです。
郵送だけに時間はかかるかもしれませんが、
自宅にいながらにしてできるので、便利ですね。
また、保険会社によっては、
電話だけで手続きをしているところもあるようですし、
さらにはウエブサイトでの解約手続きができる会社もあるようです。
よくわからないという場合は、まずは電話で問い合わせてみましょう。
自動車保険を解約すると返戻金は月割り?時期により戻らないことも?
自動車保険を解約すると返戻金はどのように計算されるのでしょうか?
保険料が年一括払いの場合には、月割りで計算する方法や、
「短期率」によって計算する方法があります。
これは保険会社によって違いますね。
では、保険料を月払いにしている場合はどうでしょう?
この場合、解約返戻金がない保険会社もあるのです。
月割りになる場合もあれば、全く無しという場合もあり、
詳しいことは、各保険会社に確認しましょう。
この解約返戻金ですが、時期によっては戻らないこともあるので気をつけましょう。
一括払いで保険料を払ったとしても、例えば、
満期日までの期間が1か月未満である場合は、解約返戻金はありません。
また、解約日の設定ですが、
ある月の5日に契約したのであれば、5日に解約するのが良いです。
もしくはその前に。
もし、その日を1日でも超えたら…、
もう1か月分の保険料が発生して、支払わなければなりません。
なので、解約日をきめるのも慎重にしたいですね。
自動車保険を解約したい!契約中に事故を起こしてると違約金がある?
ところで、自動車保険を解約したいけれど、
契約中に事故を起こしてしまった場合に違約金があるって聞いたのですが?
という質問がよくあります。
自動車保険の解約に違約金が発生するのでしょうか?
調べたところ、違約金が発生することはありません。
契約中に事故を起こしたとしても、違約金はありませんので安心してくださいね。
まとめ
高齢によって車の運転をあきらめる場合もよくあることですね。
他に車に乗る人がいないのであれば、自動車保険は解約するのがお得です。
返戻金はその解約の時期にもよりますが、
多くはないけれど返ってきますので、そういうものは受け取っておくのがお得です。
解約方法は簡単です。
電話やウェブサイトでできる保険会社もありますし、
郵送で書類を送ってくれたら、それを記入して返送して解約する会社もあります。
保険会社によって、解約の方法や、返戻金の計算方法が違ってくるので、
契約中の保険会社に確認することが必要ですね。
また解約したからといって、違約金が発生することはないので、
それも安心してくださいね。
ただ、いつか、また車に乗るかもしれないというのであれば、
中断証明書など必要書類はとっておきましょう。
しばらくの間海外にいるので、車は手放すけれど、
戻ってきたらまた運転するかもしれないという場合なども、
中断証明書があれば等級の引継ぎなどもできますから、
損のないように準備しておきましょう。