小さな赤ちゃんは自分の身を守ることができないので、
側にいる大人が危険から守ってあげる必要があります。
しかし、ママやパパが一瞬目を離した隙に、
ソファやイスから落下してしまった、なんてこともあるでしょう。
落下事故は気を付けていても起こることがありますよね。
そしてその後の、赤ちゃんの様子には気を付けたいものです。
頭をぶつけてしまうと、脳がダメージを受けていないか、
大丈夫なのかとママは不安になりますよね。
まず、赤ちゃんのその後の様子をチェックしてみてください。
普段と様子が変わりなく、よく寝るなら特に心配はないでしょう。
しかし、元気であっても2~3日は念のために、
気を付けて様子をみてあげてくださいね。
落下直後には、まず次の点をチェックしてみましょう。
・ちゃんと息をしていますか?
・落下したときに打った箇所はケガをしていませんか?
・血が出ていないか、腫れていないかなどを確認しましょう。
・嘔吐はしていませんか?
このような点を確認してみてください。
もし様子がおかしいなら、すぐに医療機関を受診してくださいね。
落下した日の夜、いつも通りよく寝るのであれば、
心配はないと思いますが、気になるのであれば、
かかりつけの病院の先生に相談してみましょう。
ほかにも、ぐったりしている、意識がない、顔色が悪い、
といった様子があれば、すぐに医療機関を受診してください。
赤ちゃんが2~3日経っても普段通り元気で、
良く寝るといったことであれば大丈夫でしょう。
赤ちゃんが頭ぶつけた後にウトウトと寝る&視線が合わないのは危険?
赤ちゃんの予期せぬ事故は良く起こります。
周囲の大人が気を付けていても、回避できないものもあります。
まだ動きが不安定な赤ちゃんは、
頭をぶつけたという事故は多くありますね。
落下した時、転んだ時、近くのテーブルにゴツンと頭をぶつけた、
なんてこともあるでしょう。
頭をぶつけると、脳に異常が起きていないか、
救急車を呼んだ方がいいのかと、心配になりますよね。
頭をぶつけた直後にウトウトと寝る、視線が合わない、
といった症状があれば、すぐに救急車を呼びましょう。
赤ちゃんがママやパパの声に反応しない場合も同じです。
ウトウトと寝る、視線が合わないといった症状は、
脳に何らかのダメージを受けている可能性があります。
脳出血や骨折、脳に損傷を起こしている危険も考えられます。
ほかにも、けいれんを起こしている、手や足の動きがおかしい、
声を掛けても反応しない、嘔吐を繰り返す、
といったことはありませんか?
ママやパパから見て、明らかに赤ちゃんの様子がおかしいのであれば、
救急車を呼んだ方がいいでしょう。
救急車を呼ぶべきか判断に迷う場合は、
自家用車やタクシーを使って、
医療機関を受診したほうがいいですね。
もちろん、何ともなければそれに越したことはありません。
頭をぶつけた時は判断が難しいですが、
心配なら脳神経外科の受診をおすすめします。
赤ちゃんが元気そうに見えても、頭を強く打っているのであれば、
一度病院で検査してもらった方が安心です。
赤ちゃん寝る時のビクビク…寝入りばなに起こるてんかんの可能性も?
赤ちゃんがスヤスヤと寝ている姿はとても可愛いものです。
しかし、寝る時に震えるようにビクビクとしていたら、
ちょっと気になりますよね。
寝る時のビクビクとした震えは、
寝入りばなに起こるてんかんの可能性もあります。
てんかんの発作か見分けるポイントは、
アゴをかくかくさせる痙攣がどうかです。
痙攣は数秒繰り返す場合もあれば、数分続く場合もあります。
ほかにも、視線がどこか一点を見つめ固まっていたり、
白目をむいている、意識がない、手や足がつっぱっている、
といった症状があれば、てんかんの可能性があります。
もしそのような症状がみられたら、
無理に赤ちゃんを揺さぶったりするのは危険です。
慌てず、赤ちゃんの衣服を緩め、横に寝かせてあげましょう。
震えているからといって、口に物を入れたり、
体を押さえつけるのはNGですよ。
落ち着いてから医療機関を受診しましょう。
手足がピクピクと震えるといった症状は、
外部からのちょっとした刺激によるものです。
生理反応なので特に心配ないでしょう。
赤ちゃんの鼻づまりは寝るときどうする?細綿棒や鼻水吸引器で解消を!
赤ちゃんが寝るときの鼻づまりは、苦しそうですよね。
辛くてなかなか寝付けず、ぐずることもあるでしょう。
ある程度大きくなると自分で鼻をかめるようになりますが、
赤ちゃんはまだ自分で鼻水を出せません。
大人が解消してあげましょう。
寝るときに鼻づまりを解消しておけば、
スッキリして心地よく眠れますよね。
鼻づまりを解消するには、細綿棒や鼻水吸引器がベストです。
赤ちゃんの鼻はとても小さいので、
綿棒はベビータイプの細いものを使用しましょう。
鼻先にだけ入れて使用するようにしてください。
奥まで入れるのは粘膜を傷つけ、鼻血が出る可能性もあるのでNGです。
取れない場合は鼻を温めるなどして、
無理に取らないようにしましょう。
ドラックストアなどで販売されている、
赤ちゃんの鼻水吸引器もおすすめです。
赤ちゃんの月齢に合ったタイプを選びましょう。
奥に溜まった赤ちゃんの鼻水を吸い取ってくれるので、
とても便利ですよ。
ただし、鼻水が固まっているときは無理に取ろうとせず、
鼻を温めるなどして、様子を見てから使用してくださいね。
まとめ
赤ちゃんの落下事故は心配ですが、普段と様子が変わらず、
夜もよく寝るなら大丈夫でしょう。
頭をぶつけて、ウトウト寝たり視線が合わない場合は、
すぐに医療機関を受診しましょう。
他にも心配であれば、かかりつけ医に相談してみてくださいね。
寝る時のビクビクした痙攣は、てんかんの可能性もあります。
慌てず落ち着いたら医療機関を受診しましょう。
寝る時の鼻づまりは、細綿棒か鼻水吸引器で解消できます。
無理せず行いましょう。