妊娠も後半になり、お腹も重たくなってきたところでしょう。
臨月に入るともういつ赤ちゃんが産まれてきてもおかしくありません。
臨月は出産に向けて体調を崩しやすくなる時期になります。
普段の家事をこなしたくても動けない日だって当然あります。
そんな日は無理をせずにゆっくり身体を休めることが大切ですよ。
しかし自分が休んでしまうと家が散らかってきますし、
気になって仕方がないものですよね。
そこでそんな時にこそ夫の出番です!
「外で働いてきてくれているのに家事までなんて申し訳がない」
なんて思わないでくださいね。
臨月に休むことは、あなたの身体と赤ちゃんのコンディションを最高の状態にするためにも必要なんです。
夫は直接出産することはできなくても、
家事を少しサポートしてくれることで間接的に出産に関わることができるんですよ。
臨月が近づくにつれ、家事のやる気が出ない…どうして?
臨月が迫ってくると何をするにも億劫でやる気が起きないこともあります。
女性ホルモンの影響
妊娠がわかった頃から女性ホルモンがたくさん分泌されるようになります。
女性ホルモンにはプロゲステロンとエストロゲンの2つがあり、
それぞれの分泌量が乱れてしまうとバランスが崩れて心身に支障がでてしまうんです。
臨月には更に活発に女性ホルモンが分泌されるため、
余計にバランスが崩れやすい時期になります。
体調によるストレス
初期の頃にもあったつわりがぶり返す場合があります。
私は3人子供がいますが、3番目の子供の時だけ後期つわりがありました。
少ししか食事を取れないし、食べても吐き気に悩まされて、
かなりのストレスでしたよ。
お腹が大きくなると膀胱や腸が圧迫されて、
トイレ事情についてもストレスが大きいものです。
また頭痛や恥骨痛が出てきたり、疲労も溜まりやすい時期です。
妊娠出産のプレッシャー
特に初めての出産の場合、陣痛や出産の痛みに対する不安もあると思います。
私は2度目3度目であっても出産が迫ってくるにつれて不安に押しつぶされそうになりました。
ただでさえ臨月間近は神経質になる時期です。
親や夫、道端で会った人に「いつ頃産まれるの?」の何気ない一言でさえストレスに感じてしまいます。
環境の変化
近ごろでは臨月間近まで仕事を続ける人も増えてきました。
出産に向けて仕事を辞めると、家でゆっくりするという急な環境の変化がストレスになることもあるんですよね。
忙しい毎日から平凡な毎日になり「やる気も気力もどこかへ行ってしまった」なんて人もいるのですよ。
怠けているわけではなく、やる気が起きないのにはちゃんとした理由があるんですね。
こんなに理由があっては、やる気が起きない日があっても納得です。
産後暫く動けず、家事ができない…解決策は!?
出産したばかりの身体は、女性ホルモンのバランスや体型の変化も大きく、
心身共にボロボロです。
産褥期をきちんと休めることが、その後の体調にも大切ですよ。
産後の家事も夫にお願いできると良いですね。
私は「少しでも自分がやらなければ…」と軽く家事をしていました。
無理をしたせいで産後の肥立ちが悪く、出産から数年経っても体調が良くない日が多いです。
夫に迷惑ばかりかけたくないと思ったがゆえの行動でした。
今思えばひどい嫁だったとしても、全てを夫にお願いするべきだったと後悔しています。
また母親に来てもらったり実家に頼れる場合は積極的に頼みましょう。
頼れるならば家事全てをお願いすることをオススメします。
夫に家事を頼むときは…家事の基本的なやり方を伝授!
あなたの夫が結婚前は一人暮らしをしていたり、
普段から少しでも家事を手伝ってくれるならば方法は簡単です。
あなたが普段やっている家事スケジュールを書き出して、
夫に相談してみるのはいかがでしょうか。
やるべき家事をタスクとして書き出すとわかりやすいですしオススメです。
もし家事なんて全くしたことがない夫の場合は、少し時間がかかるかもしれません。
その場合、最低限どうしてもやりたい場所だけあなたの指示で教えてあげましょう。
例えば洗い物や洗濯、ゴミ出しなどです。
毎日必要な家事ですし、一度覚えてもらえば産後も安心ですね。
夫のやる気や上達ぶりにもよりますが、
更に色々な家事を覚えてもらえると最高です。
しかし全て一気に覚えるのはあなたも夫もストレスになります。
急がず焦らず毎日ひとつずつ覚えてもらうようにしましょう。
男性は女性のように同時に家事を進めていくのは上手くないかもしれません。
一つの家事に熱中しすぎる時も。
しかし慣れない家事をしてくれるだけで感謝ものですよ!
家事をやってくれる際の多少のミスはご愛嬌です。
まとめ
妊娠期間もあと少しです。
お腹で大切な宝物を育てて守り続けているのですから、疲れても仕方がありません。
やる気が起きない日は思い切って休んでくださいね。
現在わが家の夫は家事育児を全てまかせても心配ないほど成長しました。
初めは申し訳ない気持ちや感謝の気持ちでいっぱいでした。
夫しか頼れずに落ち込む日々が続く中、
夫は文句の言いようがないほどに頑張ってくれたんです。
全ての男性がそうとは限らないかもしれません。
しかしあなたが結婚したいと思ったほどの大事な夫です。
これから産まれてくる可愛い赤ちゃんとあなたをきっと助けてくれますよ!