ママにとって赤ちゃんの成長は楽しみでもあり喜ばしい事でもあります。
しかし赤ちゃんが予想外の行動を取ったら、
とても不安な気持ちになるのではないでしょうか。
乳幼児に多い「首振り」は、
赤ちゃんが上下左右に首を振る姿を見せますが、
「何か病気だったらどうしよう…」
と思わず心配になりますよね。
首振りの動作は主に赤ちゃんの首が座った頃に多くなり、
赤ちゃんによって振り方にも個性があります。
一人目はあまり首振りしなかったのに、
二人目は首振りの頻度が多いと言う事もあり得るのですよ。
赤ちゃんはまだ言葉で自分の感情を伝える事が出来ません。
眠い時や遊びたい時等、機嫌が良い時・悪い時等に、
首振りをする事もありますし、
首振りを楽しんでいたり、癖になっている事もあります。
赤ちゃんは首振りをする事で様々な意思表示をしているのです。
首振り自体、赤ちゃんが成長する上での自然な行動なので、
過剰に不安になる必要はありませんので安心して下さい。
しかし普段はあまり首振りをしないのに、
突然激しい首振りが、長時間続いたり、頷く様な首振りが続く場合は、
病気の可能性もありますから、赤ちゃんの仕草を観察し、
必要に応じて受診する様にしてくださいね。
首振りの他にも、
赤ちゃんが不意に大きな声を上げる場合もありますよ。
こちらも赤ちゃんの意思表示の場合がほとんどです。
また赤ちゃんの体に出来るあせもは、ママの悩みのタネですよね。
赤ちゃんは体温が高く汗を沢山かきます。
通気性の良い衣服や寝具を選んで、
肌に触れる衣類は常に清潔に保ってあげましょう。
室内の温度も赤ちゃんが快適に過ごせる様に、
調節してあげる事も大切ですね。
この様に赤ちゃんの気になるところや行動は沢山あります。
次に赤ちゃんの奇声やあせもの原因と対策について、
詳しく見ていきましょう。
乳幼児が急に奇声を発するように!?原因や対処法を説明します!
赤ちゃんが突然「キャー!」「ギャアアー!」「キキキー」等と、
奇声を発したらビックリしてしまいますよね。
でも赤ちゃんにはよくある事なので、過剰に心配しなくても大丈夫です。
赤ちゃんは生後半年近くになると、聴力が発達し、
声を出す事に興味を持ち始めます。
また1歳を過ぎる頃には、自分の欲求を伝えたいけれど、
言葉で説明できないもどかしさから、奇声を発する事も、
多くなるのです。
赤ちゃんが奇声を発する事は、順調に成長している、
と言う証拠ですが、公共の場や静かにして欲しい場所で、
いきなり奇声を発し叫び始めたら、とても困ってしまいますよね。
そんな時は赤ちゃんが何を欲求しているのか原因を探り、
解決してあげる事が大切ですよ。
空腹やオムツ交換等、
「色々試してみたけど原因がはっきりしない」と言う場合は、
おもちゃ等で赤ちゃんの気をそらしてみる事も効果があります。
赤ちゃんの機嫌が良く、声を上げる事を楽しんでいる様な時は、
広い場所や公園等で、好きなだけ叫ばせてあげるのも良いですね。
赤ちゃんの奇声は言葉を覚える頃には徐々に少なくなっていきます。
赤ちゃんとママが十分コミュニケーションを取り、
ママが赤ちゃんの気持ちを受け止めてあげる事で、
奇声を発する事も少なくなっていきますよ。
乳幼児の体にあせもが出来てしまった!原因から予防法まで徹底解説
赤ちゃんの肌にポツポツとした湿疹が出来る事があります。
一般的にあせもと言われていますが、汗をかきやすい首回りや腕、
背中や腰の辺り等に出来やすいです。
赤ちゃんの体温は大人よりも高く新陳代謝も活発なので、
とても汗かきなんですよ。
しかも汗腺が未発達な為毛穴が詰まりやすく、
悪化して皮膚炎をおこしやすい為、あせもが出来る原因となります。
あせもを予防するには、汗を吸収し通気性の良い衣類を選びましょう。
化繊は汗を吸収しにくいので綿の衣類が良いですよ。
我が家の小学生の娘も赤ちゃんだった頃は、
背中にたくさん汗をかいていたので、
背中に入れる細長い汗取りガーゼが重宝しました。
汗取りガーゼは簡単に取り換えする事が出来ますし、
背中が汗だくになってしまうのを防いでくれます。
あせもが出来にくく、背中が清潔に保てるのでおすすめですよ。
また汗をかきにくくする為に、
エアコン等で温度調節をしてあげて下さいね。
その場合赤ちゃんに直接エアコンの風が当たらない様に、
注意して下さい。
赤ちゃんが風邪をひかない様にと、重ね着をさせがちですが、
体温が高い赤ちゃんにとっては、暑くて汗を沢山かいてしまう事もありますよ。
赤ちゃんの状態を見ながら着せる服を選んでいきましょう。
赤ちゃんが汗をかいていたら、湿らせたガーゼ等で、
優しく汗を拭き取り、肌を清潔にする様心掛けて下さい。
特に首のしわや腕・足のくびれ部分に汗がたまりやすいので、
丁寧に拭いてあげると良いですね。
あせもが出来てしまった肌は、肌ダメージを受けやすくなっています。
肌の乾燥が進みあせもの症状が悪化してしまう事もありますから、
お風呂やシャワーで清潔にした後は、あせもに対応している、
ベビーローション等で保湿してあげましょう。
あせもが出来た患部を清潔にしてケアしているのに、
症状が改善せず、赤ちゃんが痒がったり痛がったりする様なら、
すぐに病院を受診して下さいね。
まとめ
赤ちゃんの首振りや奇声、あせも等についてご紹介いたしましたが、
いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんの不安な行動や症状には必ず原因があります。
言葉が上手くしゃべれない赤ちゃんでも、コミュニケーションを取る事で、
赤ちゃんの状態や気持ちを知る事が出来ますよ。
育児はとても大変ですが、可愛い赤ちゃん時代は一度きりです。
育児に不安を感じる時は周りの人に助けを求めながら、
赤ちゃんと一緒に素敵な思い出を沢山作って下さいね。