子供が生まれ家族が増えると、夫婦の保険だけでなく、
子供にも保険を…、とお考えの方も多いことでしょう。
でも子供の保険ってどんなタイプがあるのか、
どこまで補償されたものがいいのかなど、よく分からないですよね。
そのような理由から、子供の保険は入ってないという方もいらっしゃるかと思います。
悩んでいる方や、迷っている方は、無理をして入る必要はありません。
なぜなら、各自治体によって医療費助成があるので、
医療費は無料なんですよ。
この医療費助成は、お住まいの自治体によって内容も異なります。
全国で統一されているわけではありません。
しかし、ほとんどの自治体では、
子供の医療費はかなり助成されていいます。
基本的に入院や通院が無料です。
子供が小さいうちは熱を出したり、ケガをしたりと、
医療機関を受診する機会がとても多いです。
そのため、医療費無料は本当に助かりますね。
喘息やアトピーなど、
定期的に医療機関を受診しなければいけないお子さんなどは、
特に助かりますよ。
この助成が受けられる年齢は、各自治体によって異なります。
0歳~12歳まで(小学6年生)、0歳~15歳(中学3年生)、
長いところでは18歳や22歳まで無料、
といった自治体もあるようですね。
年齢などは、お住まいの自治体に確認してみてくださいね。
また、無料年齢期間を過ぎた場合でも、
毎月の医療費負担額は500円まで、
などといった自治体もあるようです。
まだ子供の保険に入ってないという方でも、
小さいうちは通院・入院が国から補償されていますので、
焦らなくても大丈夫ですよ。
助成の条件ですが、親の収入と子供の年齢によって異なります。
また、受ける際には申請の手続きが必要なので、
ご不明な場合は、お住まいの自治体にお問い合わせください。
子供の保険どこがいい?ケガなどの入院・通院が補償される傷害保険を!
いざ子供の保険に加入しようと思っても、
保険会社や補償内容がたくさんあって迷いますよね。
子供が加入する保険はどこがいいのでしょうか。
子供にとって日常生活の中で危険はたくさんあります。
なかでも心配なのはケガや事故ですよね。
ケガや事故は自宅だけでなく、道路や学校、公園など、
あらゆる場所で想定できます。
ケガの状態によっては、入院や長期間の通院が必要な場合もありますよね。
そんな予期せぬ事故やケガに備えて、
保険に入りたいといった保護者も多くみられます。
そんな子供保険は、事故やケガが補償されている、
傷害保険がおすすめです。
傷害保険は、入院と通院が補償されています。
子供が公園の遊具から落ちて骨折してしまったり、
交通事故に遭ってしまった、といった場合などに対応してくれます。
補償内容は保険会社によってそれぞれ異なります。
受診した医療機関に証明書を発行してもらい、
保険会社が受領した後に保険金が支払われます。
自治体の医療費無料年齢を過ぎてしまったら医療費も有料です。
そのため、長期間通院となれば負担も大きくなるでしょう。
しかし、傷害保険に加入していれば、保険金が支払われるので、
家計の負担も少なくて済みますよ。
子供の保険どこがいいのかとお悩みの方は、
保険比較サイトで調べてみることをおすすめします。
気になる保険があれば、一度見積りを出してもらうと、
正確な掛け金や補償内容の確認ができますよ。
子供の保険…貯蓄型は学費を備えられる学資保険か返戻ある終身保険!
保険に加入するなら、掛け捨て型か貯蓄型、
どちらがいいのか悩みますよね。
子供の保険も掛け捨て型、貯蓄型とありますが、
どちらがいいのでしょうか。
子供は成長するにつれ、お金がかかりますよね。
特に、高校や大学に進学をするにあたっては、
学費が大きな出費になります。
そのため、赤ちゃんの頃から学資保険に加入する、
といった方も大勢いらっしゃいますよね。
学資保険は中学や高校入学といった、
お金が必要なタイミングに合わせて、
保険金を受け取ることができます。
受け取る時期の設定は自由にできますが、
ほとんどの方は大学入学のタイミングに合わせて、
満期を設定するようです。
学費が必要な時期にまとまった金額を受け取れるのは助かりますね。
また、返戻金型終身保険は、月々の保険料を抑えられ、
将来に備えて貯蓄もできる、といったメリットがあります。
普通の終身保険であれば掛け捨てですよね。
しかし、返戻金型終身保険は途中解約しなければ、
補償プラス貯蓄にもなるということで、
学資保険代わりとしても人気があります。
子供の保険…掛け捨て型は国民共済や県民共済のこども共済が無難!
悩める子供の保険ですが、月々の保険料を安く抑えたいなら、
掛け捨て型がおすすめです。
掛け捨て型保険といえば、国民共済や県民共済、
といった、こども共済の保険がいいでしょう。
こども共済は、なんといっても月々の掛け金が安いことが特徴です。
1,000円前後で通院や入院がカバーされています。
特に、ケガに関しては補償内容が幅広く、
ちょっとしたケガから骨折まで、
思わぬ子供のケガに対応してくれる場合がほとんどです。
それに共済の保険は、保険金の支払い対応も早いです。
通院が多ければ出費がかさむので助かりますよ。
月々の保険料が安いので、余裕がある方は、
サブ保険として加入しておいてもいいでしょう。
子供の学資保険は生まれる前加入がお得?掛け金安く返戻率も上がる!
子供の学資保険は、多くの方が加入している人気の保険の一つです。
進学などのタイミングで保険金が下りてくるので、
いざ学費が必要なときに、とっても助かりますよね。
子供が0~1歳辺りに加入する、といった方が多いかと思います。
実はこの学資保険、子供が生まれる前に加入できるって、
ご存じですか?
『出生前加入特則』といって、妊娠6ヶ月から、
生まれてくるお子さんのために加入することができるんですよ。
母子共に健康な状態であれば加入OKという感じです。
子供が生まれる前に加入する一番のメリットは、
月々の掛け金が安くなることです。
なぜかといいますと、保険は年齢によって月々の掛け金が変わりますよね。
年齢が若ければ若いほど掛け金が安く、
年齢が上がると共に掛け金も上がります。
子供が生まれる前に加入すれば親の年齢も1歳若いので、
月々の掛け金もその分安くなるというわけです。
そして積み立て期間も1年長くなりますよね。
ということは、利回りが良くなり、返戻率も上がることになります。
学資保険の積み立て期間が長くなれば、
月々の保険料の支払いも楽になれますよ。
妊娠6ヶ月から加入できますが、流産や死産だった場合は、
契約は無効になります。
そのような場合でも、それまで支払っていた保険料は、
全額きちんと返金されますので心配いりません。
妊娠中の契約になるので、お子さんの名前や生年月日は、
記入できません。
出産後に改めて名前や生年月日を記入して提出する形になります。
もし、加入したい学資保険が決まっているなら、
出産前に契約をすればお得ですよ!
子供の学資保険契約者は親や祖父母・被保険者は子・死亡時受取は親!
子供の進学時に頼りになる学資保険ですが、いざ加入するとなれば、契約者は誰にするのか悩むかもしれませんね。
一般的に学資保険の契約者は、親や祖父母といった、
子供の家族になります。
親であれば、父親と母親のうち、
最も収入の多い方が契約者にふさわしいといえます。
そして、被保険者は子供本人になります。
子供が万が一死亡した場合の保険金受取人は、親になります。
契約者についてですが、父親が一般的には多いです。
しかし、母親の収入が多く安定しているといった場合には、
母親が契約することもあります。
また、孫の教育援助として、祖父母が学資保険に加入し、
契約者になるといったケースもあります。
ただし、契約者の年齢制限を設けている学資保険もありますので、
加入する際には注意が必要です。
学資保険が通常の保険と異なる部分は、
契約者と被保険者を別に契約することです。
もし、契約者である親が、支払期間中に亡くなってしまっても、
保険料の支払いが免除となる制度が適用されることもあります。
そして、満期には通常通り保険金を受け取れる制度です。
いざというときも大丈夫なように、
学資保険の制度は整えられているんですね。
契約者を決める際には、ご家族でよく話し合って決めましょう。
こども学資保険の税金…保険金一括受取は所得税&贈与扱いの場合も!
こどものための学資保険ですが、税金がかかるのではと、
心配されている方もいらっしゃるようですね。
学資保険もほかの保険と同様、課税対象になります。
まず、保険金を一括で受け取った場合は、所得税の対象になります。
こちらは契約者と受取人が同じ場合です。
契約者と受取人が異なる場合は、贈与税の対象になります。
親や祖父母が契約者で、こどもが受取人の場合は、
贈与税対象になります。
しかし、税金がかからないケースも多くあります。
まず、契約者と受取人が同じで、
一括で保険金を受け取った場合の所得税についてです。
受け取った金額から支払った金額を引いた額が、
50万円以上であればかかります。
受け取った金額から支払った金額を引いた額が、
50万円以内であればかかりません。
また、学資年金といって、一括で保険金を受け取らず、
分割で毎月受け取るケースも、ほとんど税金がかかることはないでしょう。
契約者が親や祖父母で、受取人がこどもの場合は、
贈与税が適用されますが、年間110万円の基礎控除があります。
そのため贈与金額が110万円以内であれば、
贈与税はかかりません。
子供の学資保険…持病があると無理?親の生保や兄弟の保険でカバー!
子供の学資保険の加入を考えているけど、子供に持病があって…、
とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
保険に加入する際は、告知義務があります。
持病を偽って加入することは、
告知義務違反になってしまいますよね。
そのため、子供に持病があるので保険の加入は無理なのでは…、
と考えてしまいがちですが、対策もありますよ!
まず一つ目は、親の生命保険でカバーする方法です。
親が加入している生命保険であれば、告知が必要なのも親だけです。
そのため、親の生命保険で学費を貯めることも可能です。
そして二つ目は、兄弟の学資保険を利用した方法です。
兄弟が加入している学資保険の補償を強力にすることで、
持病がある兄弟にも回すことができます。
満期で支払われた保険料は、被保険者の学費として使わなければいけない、
といった義務はありません。
そのため、持病がある兄弟の学費として使っても、
特に問題ありません。
このように子供に持病があっても、
ほかの保険を使った方法でカバーすることも可能です。
まとめ
子供の保険は入っていなくても、医療費助成があるので、
無料で医療機関を受診できます。
年齢についてはお住まいの自治体にご確認ください。
子供の保険選びに迷ったら、入院・通院が補償された、
傷害保険がおすすめです。
ケガや事故に対応していますよ。
貯蓄型なら、満期に保険金が下りる学資保険か、
返戻金がある終身保険がおすすめです。
掛け捨て型は月々の保険料がお得な、
国民共済や県民共済など、こども共済がおすすめです。
妊娠6ヶ月から学資保険の加入が可能です。
掛け金が安くなり、返戻率が上がるというメリットがあります。
学資保険の契約者は、親や祖父母、被保険者は子供本人、
万が一亡くなったときの受取人は親になります。
学資保険にも所得税や贈与税、
といった税金がかかる場合があります。
持病があるお子さんには、親の生命保険や、
兄弟の学資保険でカバーすることができます。
子供の保険選びに悩んだら、比較サイトが参考になりますよ!