排水口のつまりに活躍する洗剤として有名な「パイプユニッシュ」ですが、人によっては「効かない!」と言うこともあるようです。
効かない理由としては、
- 「正しく使用していない」
- 「汚れがひどくて一回ではキレイにならない」
- 「汚れではない異物が中にある」
といったことが考えられます。
まずは本体に書かれている正しい使用法をしているか確認しましょう。
それから2~3回繰り返してみます。
多くの場合はこれで解決するようですが、それでもまったく効果がないなら、
パイプに何か他の物が詰まっている可能性があります。
自分で取り外すことができる場合もありますが、
排水管を傷つけかねないので、出来ればプロに頼む方が安心ですね。
これならバッチリ!パイプユニッシュの効果的な使い方は!?
何事もそうですが、まずは使用法を守りましょう。
パイプユニッシュはシリーズになっていて、目的別に選ぶことができます。
パイプのヌメリ、ニオイの解消などに効果的な予防タイプ
- パイプユニッシュ2色でポン!
- パイプユニッシュ激泡パウダー
これらは日常的に使う予防策として向いています。
定期的なお手入れなら良いのですが、つまりの解消には使えないので、
その場合はパイプユニッシュ、パイプユニッシュプロを選びましょう。
パイプユニッシュの使い方
- 本体の目盛り線を使って正しい量を排水口に注ぐ
- 15~30分放置してから水でよく洗い流す
目盛りの目安
- つまりの予防・ニオイ解消なら1目盛り
- ヌメリの除去なら2~3目盛り
- つまりの解消は4~5目盛り
使う目的に応じて指定されている量を注ぎます。
この時ゆっくりとパイプにまとわりつかせるような感じで注ぐと効果的です。
さらに、重大な注意点は放置する時間です。
長い時間放っておいた方が効くのではないかと思いがちですが、
逆効果になってしまうので、必ず指定された時間で流してください。
パイプユニッシュは、ジェル状の液体がパイプ内の汚れを粘り強く溶かします。
取った汚れは下に落ちるのですが、長時間放置するとそれが固まり、
かえってパイプの中で詰まってしまうためです。
流すときは勢いよく一気に水で流すと良いので、
洗面器で1~2杯分をザブンと注いでパイプに水圧をかけましょう。
汚れにはお湯と思うかもしれませんが、
有害なガスが発生する恐れがあるので使わないでくださいね。
ひどい汚れには1回ではなかなか効果が実感できない場合があります。
そんな時は2~3回繰り返して使いましょう。
パイプユニッシュはどのくらいの頻度で使用したら良い!?
一般的には一ヶ月に一度くらいが目安のようです。
ただし、普段のお手入れや洗面所などの使用頻度にもよるので、一概には言えません。
排水口の流れがあまりよくないなと感じたら、
ひどい詰まりになる前に使うと良いかもしれませんね。
パイプユニッシュ自体はパイプを傷めることはありません。
一般の排水管は腐食に強い材質で作られているため、続けて使っても問題はないようです。
パイプユニッシュを流し忘れたら…固まったときはどうすればいい!?
誰しもうっかりすることはありますよね。
いくつか方法があります。
もう一度パイプユニッシュを使う
これが一番簡単です。正しい使用法でもう一度繰り返して使ってみましょう。
ラバーカップを使う
ホームセンターなどで購入できるいわゆる「スッポン」ですね。
カップが少し浸る程度の水を溜めてから使うと空気が抜けて効果的です。
強くやりすぎないように注意しましょう。
ワイヤーブラシで奥まで掃除する
万が一のためにもひとつ用意しておくと便利ですよ。
まとめ
排水口の詰まりに活躍するパイプユニッシュですが、
効果を得るためには正しい使用法を守りましょう。
使用目的に合わせて指定されている目盛り分の液体を注ぎ、
必ず15~30分で水を使って洗い流します。
ひどい汚れの場合は何度か繰り返すと効果的です。
ただし、長時間の放置は汚れが固まる原因になるので、やめた方が良いですね。
万が一流し忘れて固まってしまった場合は、
もう一度繰り返す方法やラバーカップ、ワイヤーブラシを使って解消する方法があります。
これらの方法でもダメな場合は、水道修理のプロに頼むと安心ですね。
無理やり自分でどうにかしようとして、
排水管を傷つけたりすると思わぬ出費になることがあります。
パイプユニッシュには詰まりの解消でけではなく、
予防として使えるタイプも販売されています。
パイプユニッシュ2色でポン!や、
パイプユニッシュ激泡パウダーの2種類がそうですね。
発泡する泡のパワーでパイプのニオイ・ヌメリを取るタイプです。
これらを2週間に1回くらい定期的に使うと効果的です。
普段から定期的なお手入れをしていると、気持ちよく使うことができますし、
掃除も時間がかかりません。
ぜひオススメしたいですね。
最後に、何度やっても流れが悪い場合は、
パイプ内に知らず知らずのうちに異物が混入している可能性があります。
化粧品などのキャップ類や小さなケース、指輪などが、
もしかしたら詰まりの原因かもしれません。
その場合はパイプユニッシュでは解消されませんので、
心当たりがあるなら、パイプを取り外すかあるいはプロに頼みましょう。