卵焼きやオムライス、親子丼など卵を使った料理は、
子どもから大人まで人気ですよね。
離乳食から食べることができる卵ですが、
多くのママはアレルギーが心配かと思います。
始めはごく少量からスタートしましょう。
卵黄は離乳食初期頃から食べることができます。
そしてしっかりと火を通すことが基本です。
半熟や生の状態はNGで、固ゆで卵を使います。
卵白については離乳食中期頃からOKで、
卵黄同様にしっかり火を通し固ゆでにし、
こちらもごく少量からスタートします。
では、ゆで卵のおすすめレシピについてお伝えしていきますね。
まずは基本のゆで卵の作り方の手順についてです。
<ゆで卵の作り方>
①鍋に水と卵を入れて火にかけます。
②沸騰してから約20分茹でます。
③20分経ったら水にさらして殻をむきます。
離乳食中期後半頃のおすすめレシピです。
卵黄・卵白共に慣れたらチャレンジしてみてくださいね。
「オムライス風おかゆ」
<材料> ※1食分
・7倍がゆ…50g
・固ゆで卵…20g
・にんじん…5g
・トマト…10g
<作り方>
①トマトを湯むきして種を取り、みじん切りにします。
②ゆで卵をみじん切りにし、にんじんは1㎝にスライスしてから、
柔らかくなるまで煮た後にみじん切りにします。
③出来上がる直前になった7倍がゆににんじんとトマトを入れ、
火を通します。
④器に盛り付けたら、カットした卵を振りかけて完成です。
離乳食での卵の食べ始めは慎重に!食べさせる卵黄の目安量は耳かき1杯ほど!
身近な食べ物である卵は、多くの料理や食品に使われ、
タンパクなどの栄養も多く含まれています。
冒頭でもお伝えしたように、離乳食で食べさせる場合は、
ごくわずかの量の卵黄からスタートしましょう。
アレルギーを考えたら食べ始めは慎重に進めることが大切です。
卵デビューする前に、食べ始めの卵黄の目安量を把握しておきましょう。
初めの卵黄の目安量は、耳かき1杯ほどになります。
だいぶ少量になりますね。
それも最初は、卵白と接していない卵黄の中心部分をあげましょう。
耳かき1杯程度をあげてみて、アレルギー反応がなければ、
2~3日おきに少しずつ量をプラスしてみましょう。
耳かき1杯から始め、2~3日置いてから2杯、
といった感じで少しずつ様子を見ながらプラスする感じですね。
ある程度の量を食べられるようになったら、
次は小さじのスプーンで、1/4杯、1/3杯、1/2杯、1杯と、
続けていきましょう。
そして冒頭でもお伝えしたように卵黄は、沸騰後約20分茹でた、
硬めのゆで卵を使ってください。
ゆで卵は時間が経過したものではなく、
ゆでて冷ましたらすぐに使いましょう。
殻をむかずにそのまま放置していると、
卵白から卵黄にアレルゲンが移ってしまいます。
そのため茹でたら冷水で冷やし、
すぐに殻をむいて分けることがポイントです。
離乳食の我が子も最近卵デビュー!アレルギー問題があるから卵白でも少量!
卵黄デビューをして慣れてきたら卵白にチャレンジしてみましょう。
先ほどもお伝えしましたが、卵黄は耳かき1杯という、
ごく少量を様子を見ながら食べさせていきます。
アレルギー問題があるので、卵白も卵黄同様、
ごく少量からスタートしましょう。
卵白の場合も、離乳食ではしっかりと火を通した固ゆで卵を使います。
そして初めてあげる時は、スプーンで卵白に触れ、
触れた部分を舐めさせるだけにしてみましょう。
卵白にはアレルギーの原因となる成分が含まれているので、
卵黄よりも慎重にすすめることがポイントです。
特に問題がなければ2~3日後に改めて、
卵白に2回触れたスプーンを舐めさせてみてください。
大丈夫であれば更に2~3日後に、
卵白に3回触れたスプーンを舐めさせてみましょう。
そして2~3日おきに量を少しずつ増やしていきます。
耳かき1/3杯、1/2杯、1杯、小さじ1/4杯、1/3杯、1/2杯、
1杯と続けてみてください。
卵は3大アレルギーの一つで、アレルギー症状が出やすい食品です。
アレルギーを発症した場合は、皮膚に蕁麻疹や湿疹が出てかゆがるケースが多いです。
ほかにもくしゃみや鼻水、腹痛といった症状もありますので、
赤ちゃんに異変を感じたら食べさせるのを止め、
医療機関を受診しましょう。
もしもの時にすぐに受診できるように、離乳食中、卵に慣れるまでは、
医療機関の診療時間内に食べさせるようにするといいですね。
離乳食の卵黄を冷凍保存!少量を美味しいままに保存するコツを解説!
離乳食を毎日作るのは大変ですし、まとめて作って冷凍保存しておくというママも多いです。
卵黄も冷凍保存しておけばとっても便利なんですよ。
さまざまな離乳食にプラスして使えます。
少量の卵黄を美味しいままに冷凍保存するコツを解説していきますね。
卵黄を冷凍保存するコツ
①固ゆで卵の卵黄の真ん中部分を取り出します。
②ラップにくるみ、指でほぐします。
茶こしで裏ごしし、更に細かい粉末状にしましょう。
③裏ごししたら計量スプーンを使って、
小さじ1/4杯、1/3杯、1/2杯、1杯、
と少量に分けてラップで包みます。
④ラップで包んだらジップロックなどの保存袋に入れて、
冷凍庫で保存します。
コツはラップ+ジップロックで包むことです。
乾燥しにくくなりますよ!
冷凍しておけば固ゆで卵を作る手間が省けます。
少量に分けておくことで、すぐに使いたい量を使えるのでとても便利ですよ。
解凍後はおかゆや野菜などに混ぜたり振りかけたりすれば、
明るく彩りも良い離乳食が出来上がりますよ!
離乳食中は卵白も冷凍保存で時短に成功!卵黄とは分けて保存できる容器!
離乳食を作った後に冷凍保存しておけば、
忙しい日やママの体調が優れない日には大変便利です。
離乳食で使う卵も冷凍保存しておくことで、
さまざまなレシピに使えます。
先ほどは卵黄の冷凍保存についてお伝えしましたが、
卵白も冷凍保存しておくことで時短に成功できますよ!
卵黄の場合は固ゆで卵が冷凍できますが、
ゆで卵の卵白を冷凍すると、水分が抜けて固くなってしまいます。
ですので、生のまま冷凍しておけば、お菓子作りなど、
さまざまな料理に使うことができますよ。
卵白はハンバーグやつくねなどの「つなぎ」に使えますので、
離乳食でも活躍できるでしょう。
卵白の冷凍の仕方は卵黄と同じくラップに包んで、
密封容器に入れる方法がおすすめです。
卵白の冷凍保存方法
①小さな器にラップを敷いて真ん中にくぼみを作ります。
②そのくぼみに卵白1個分を入れ、茶巾絞りのような感じで包み、
輪ゴムで口を縛ります。
③そのまま密封容器に入れ冷凍します。
密封容器については、袋タイプだけでなく、
蓋つきの容器でもOKです。
卵黄と分けての保存におすすめの容器をご紹介しますね。
ジップロック フリーザーバッグ M16枚入 ミニーマウス
2種類のジッパーで開閉がスムーズにできます。
しっかり密封できる人気の保存袋です。
可愛いミニーマウスのデザイン付きです。
OXO Tot ベビーブロック フリーザーコンテナ/S/6個入り
液漏れしないほどの密封力が特徴です。
トレイ付きなので収納にも優れています。
ラップに包んだ卵白と卵黄を分けて保存するのに最適です。
うちの子は離乳食がゆっくりすぎる!?みんなの卵デビュー話を教えて!
5~6ヶ月になったら離乳食を始めるケースが多いですが、
個人差はあるので、みんながスムーズに進めるというわけでもありません。
なかなか食べてくれなかったり、嫌がったり、好き嫌いをしたりと、
赤ちゃんによってペースもそれぞれです。
卵デビューについても早い赤ちゃんもいれば、
ゆっくりという赤ちゃんもいますし、個人差もあるでしょう。
「うちの子は離乳食がゆっくりすぎるのでは?」と、
気になっているママも大勢いらっしゃいます。
そこで、気になるみんなの卵デビューのエピソードを、
お伝えしていきましょう。
始める時期について
1歳前後に卵デビューしたという赤ちゃんは多いです。
しかし、遅い時期に始めても、アレルギー反応が出る場合もあります。
アレルギーが心配だからと卵デビューを遅らせても、
あまり関係ないようです。
推奨されている時期に開始することが大切ですね。
医療機関の休診日は避ける
アレルギーを心配される声は多く聞かれます。
そのため、すぐに医療機関を受診できるように、
卵は平日の午前中にあげてみたママは多いですね。
また、ゴールデンウィークやお盆、年末年始など、
医療機関が休診期間中の卵デビューは避けた方がいいでしょう。
旅行や帰省中も避けた方が安心ですね。
食べてくれない
卵デビューをしようとしても、
赤ちゃんが食べてくれないこともあります。
そんな時は、ほかの食材に混ぜるのがコツですよ。
赤ちゃんが普段食べている食材に混ぜれば、
気付かないうちに食べてくれることが多いようです。
お粥や野菜、ヨーグルトなど、
食べやすいものと一緒にあげてみましょう。
みんなの離乳食エピソードが聞きたい!初めての食材に挑戦するコツ!
離乳食を始めた頃は、戸惑うことが多いですよね。
お粥からスタートし、少しずつ新しい食材を増やしていきます。
特に初めての食材に挑戦する時はドキドキしますよね。
ちゃんと食べてくれるか、アレルギー反応は出ないかなど、
ママは少し緊張してしまうかもしれません。
離乳食を食べている赤ちゃんは、
どんな風に初めての食材に挑戦していったのでしょうか。
みんなのエピソードとコツをお伝えしていきましょう。
アレルギーの出やすいものは午前中に
先ほどもお伝えしましたが、アレルギー反応が出やすい食材を初めてあげる時は、
平日の午前中というママが多いです。
理由は、もしアレルギー反応が出てしまっても、
すぐに医療機関を受診できるからです。
特に3大アレルゲンの卵・牛乳・小麦には注意が必要です。
初めての食材は2種類までとしましょう。
無理をしないで少しずつ
初めての食材は、小さじ半分ほどから始めるのがコツです。
ほかの食材と一緒にあげない方が、もしアレルギー反応が出た場合、
原因が分かりやすいですよ。
また、赤ちゃんが嫌がったら無理に食べさせないことです。
無理せず別の日に挑戦してみましょう。
焦らなくても成長と共に食べられる食材が増えていきますよ!
卵以外のアレルギー問題も!みんなの離乳食について相談する相手を教えて!
離乳食に悩みはつきものです。
特にアレルギー問題は卵だけでなく、小麦や牛乳を中心に、
さまざまですよね。
何か困った時など、誰に相談すればいいのか、
意外と分からないことがあるかと思います。
そんな離乳食問題で困った時、
ママ達は誰に相談しているのでしょうか。
最も多いのが、自分の母親やママ友など身近な人に相談する、
そしてインターネットで調べることです。
また、自治体が行っている「母親学級」などの教室に参加すれば、
専門家に直接アドバイスしてもらえますよ。
ほかにも保健師さんや、自治体の窓口に相談に行くというママもいますね。
ドラッグストアや赤ちゃん用品メーカー等が主催している、
栄養相談会などに参加するのもおすすめです。
まとめ
離乳食の卵デビューは、卵黄をごく少量からスタートします。
固ゆでたまごをあげるのが基本です。
卵黄は耳かき1杯程度からあげてみます。
アレルギー反応が出なければ、2~3日おきに、
耳かき2杯、3杯と増やしてOKです。
卵白はアレルギー成分が含まれているので、
最初はスプーンに付けた部分を少し舐める程度からスタートします。
卵黄は固ゆでたまごを、耳かき1杯~小さじ1杯ほどと、
少量に分けて冷凍保存可能です。
卵白は生のままラップに包み、密封容器に入れて保存しましょう。
卵デビューの時期は個人差がありますが、遅く始めたからといって、
アレルギー反応が出ないわけではありません。
適切な時期に始めてみましょう。
初めての食材に挑戦する時は、医療機関の休診日は避けましょう。
無理せず少量から進めることもコツですよ。
離乳食について困った時は身近な人に相談するケースが多いほか、
相談会への参加や、保健師さんへ相談してみるのもいいでしょう。