引越しをする時って、業者を決めるところから荷造りや退去の手続き、
新居に移ったら移ったで、荷解きやらガスの回線やらインターネット環境をどうするやら、
やること満載で大忙しですよね!
そんな一大イベントの引越し作業のシメとも言えるのが、
引越し先での挨拶回りではないでしょうか?
大げさにならない程度に、
けれど心のこもったご挨拶で円滑な人間関係を築けるよう、
ここでは粗品の選び方や渡し方についてお話しして行きたいと思います。
引越し挨拶の粗品の相場はいくらぐらい?気になるみんなの平均金額!
初めて会う方への贈り物。
相手の方がお返しの心配をしなくて済むような、
簡素なものを選びましょう。
相場としては500~1,000円のものがいいでしょう。
単身者や転勤族は価格帯の低い商品を選ぶ傾向にあります。
対して、一軒家やマンションを購入し、
そこが終のすみかとなるような場合は、
今後のご近所づきあいも考慮して少し価格帯をあげても良いですね。
また、マンションやアパートの管理人さんや大家さんにも、
最初のご挨拶に添えて粗品を送ると、何かと気に掛けてもらえたり、
トラブルや困りごとがおきた時にスムーズに対応してくれるかも。
引越し挨拶の粗品人気TOP3!鉄板ギフトで隣人から好印象を!
では、どんなものが挨拶の粗品として人気があるのでしょう?
これを選べば間違いない!鉄板のTOP3をお伝えしていきます。
1位 お菓子
定番ですね!
相手方が留守の場合も考慮して、日持ちのするものを選びましょう。
おせんべいや紅茶、クッキーなど、THE定番!といった、
相手を選ばないシンプルなものが喜ばれるようです。
ちょっとしたお菓子って確かに貰うと嬉しいですよね。
食品でアレルギーの出る方もいらっしゃいますので、
小麦や卵やピーナッツなどアレルギーの原因となるものを極力避けておくと、
いいかも知れません。
2位 タオル類
これは私もご挨拶で渡したことがあります。
タオルというより、ガーゼ素材のフキンでした。
単身者でもファミリーでも、あったら何かしら使えるものですし、
自分ではわざわざ買わないようなちょっといいフキンが500円くらいで買えちゃいます。
普段は買わないような物を貰えるってお得感ありませんか?
いいチョイスだったんじゃないかと思います!(自画自賛)
3位 洗剤
これも鉄板ですね。ただ女性の場合は洗剤を選びたい方も多いような気がして、
私はこれまで選択肢から外してきました。
でもですね、これ「洗剤が切れちゃった~!」っていう時に、
「そういえば前に貰ったものが…」と意外な活躍を見せる時があるんですよ!
好みがあることを考慮して、内容量の少ないものの詰め合わせにしたり、
無香料や香りの弱いものを選んだりと工夫するといいかと思います。
また、体に直接触れる石鹸だと、
肌の弱い方は使用できないことも考えられるので避けた方がいいでしょう。
その他、粗品として人気のあるものは、
- ラップ
- ジップロック
- 指定ゴミ袋
- タオル
- 乾麺
- QUOカード
- 商品券
などになります。
特に単身者向けだと少額の商品券なども嬉しいかもしれません。
粗品を購入する際には、お店で「のし」をつけてもらうようにしましょう。
表書きは「御挨拶」とし、下の部分に自分の苗字を入れます。
アマゾンなどでポチッとする場合も「のし」をつけてもらうことができるので、
利用してみるのも手ですよ。
私はバカ丁寧に自分でのしを購入して包装したことがありますが、
なかなか手間でした…。
引越し挨拶の粗品の渡し方!マナーを知って失礼のない挨拶を!
まず、ご近所のどの世帯まで挨拶が必要かを確認していきましょう。
新居が一軒家の場合
「向こう三軒両隣」が一般的な考え方ですよね。
そこに裏の家も加えてください。
さらに町内会長さんや自治会長さんなどにもご挨拶しておけば、よりGOODです。
ごみの回収や葬儀などで、町内会が深く関わってくる地域もあると思いますので、
今後のお付き合いも考えると抜かりなくご挨拶しておきたいところです。
新居が集合住宅の場合
左右上下の世帯へのご挨拶が一般的です。
最近は上の階の世帯を省略する場合も多いようですが、
建物のつくりによっては下の階の音って結構上の階に聞こえていたりします。
音漏れが心もとないな~という場合は、
始めにご挨拶しておくとトラブル回避に一役買ってくれるかもしれませんよ。
また、管理人さんにもご挨拶があると喜ばれると思います。
集合住宅では単身者の入居が多い物件も多数あると思います。
そんな中、女性の一人暮らしの場合の挨拶回りには賛否あります。
見ず知らずの人に「私は一人暮らしです!」といって回るようなものですので、
犯罪被害のリスクも高まりますよね。
あなたが女性の一人暮らしの場合は、挨拶を控えるか、
大家さんから入居者の情報を伺ってから、挨拶するかどうか決めましょう。
さあ、ご挨拶に行く世帯が決まり、粗品を用意したところで、
いよいよ挨拶回りになります。
挨拶に伺うタイミングは、できれば引越し当日の作業が落ち着いたところがいいでしょう。
到着してすぐ、忙しくなる前に回っても良いでしょう。
あなたがファミリー世帯やご夫婦だった場合は、
全員そろって伺うのがベストです。
挨拶の文言は
「隣に引っ越して参りました○○と申します。(子供、ペットなど、迷惑をかけるかもしれない要因を説明し)色々ご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、何卒宜しくお願い致します」
と言って、両手で(笑顔で!)粗品をお渡ししましょう。
「心ばかりの品ですがお納めください」と付け加えると、より丁寧ですね。
個人的には「つまらないものですが…」という言葉よりも印象が良いように思います。
相手が留守の場合は、便箋やカードを添えて粗品をポストに投函しましょう。
ご挨拶の内容は、
「隣に引っ越して参りました。○○と申します。ご不在のようでしたのでお手紙で失礼いたします。これからどうぞよろしくお願い致します。」
といった簡潔なものでかまいません。
お子さんがいる場合などはその旨を書き添えると良いでしょう。
まとめ
引っ越し先でのご挨拶や、粗品の渡し方についてお話していきました。
いかがでしたか?
あなたの心のこもったご挨拶に、
ご近所さんも安心して新しい隣人を迎えられるのではないでしょうか。
これで、いよいよ新生活のスタートですね!
新たな気持ちで、あなたがより良い毎日を送れますよう!