小学校高学年にもなると、夏休みの宿題に「家庭科」が登場します。
家庭科でも「調理」の宿題なら
「献立」を考え、「料理を作る」と想像がつきます。
だけど、「手芸」で作品を作って提出するとなると、
「何を作れば良いのか?」ちょっと分からないですよね。
それに「うちの子は手芸が苦手だから…。」とか、「裁縫は得意」と個人差もあります。
お子さんの「得意」や「苦手意識」を含めた「おすすめ」があるなら知りたいですよね?
何を作ると良いか「おすすめ」はあります!
裁縫が苦手であれば、「クッションカバー」作りがおすすめです。
裁縫が得意なら、「エプロン」作りが良いですね。
どちらにも共通していることは、学校に提出した後に「自分で使える」ということです。
宿題が終わった後に「お楽しみ」があると嬉しいですよね。
それでは、おすすめのポイントを確認していきましょう。
夏休みの宿題の手芸はクッションカバーが簡単!直線縫いだけで見映えは最高!
クッションカバーが簡単な理由は、「直線縫い」だけで作れるからです。
だから、手芸が苦手なお子さんや男の子におすすめ!
しかも、実用的です。
クッションカバーは1枚の生地を袋状に縫い、
中にクッションを入れるだけなので、見た目のわりに簡単に作れます。
しかも、カバーなので洗えます。
クッションの取り出し口は、ファスナーを使わなくても大丈夫!
生地の合わせを深くして縫い合わせるだけの、作り方もあります。
「ファスナー付けがない」と聞いただけで、安心ですよね。
生地はあとで使うことを考えて、お気に入りの生地を選びます。
縫い方もミシンを使ってしっかり縫う方が良いですが、
手縫いでも作れます。
ここで気を付けたいのは「生地の選び方」です。
気に入った柄の生地を選びがちですが、
縫いにくい生地を選んでしまうと、作るのが大変です。
なので、生地は「木綿(コットン)」を選びましょう。
木綿は肌ざわりが良くて縫いやすく、気軽に洗濯できます。
巾着袋などの小物から、洋服、大物のカーテンやシーツまで、用途を選ばず何にでも使える生地です。
木綿のなかでも「オックス」と呼ばれる生地がおすすめです。
特徴は柔らかく、通気性に富み、しなやかでクッションカバーにおすすめの生地です。
なので「オックス」地の中から好きな柄を選ぶと良いですね。
ちなみにオックス地には、ミシン糸「60番」がおすすめです。
夏休みの宿題・家庭科が得意な子はお気に入りの生地でエプロンに挑戦してみよう!
エプロン作りには、工程がたくさんあります。
お子さんの「できる」に合わせて、エプロンのデザインを選ぶことができます。
完成したエプロンを使う姿を想像しながら、頑張って完成させましょう!
エプロン作りは、デザインや生地を選ぶことから始まり、
型紙作り、生地への製図、生地の裁断、ひもを作って付ける、ポケットを付けるなど、工程がたくさんあります。
エプロン作りは、家庭科が得意なお子さんにはピッタリです。
「型紙作りは難しい」のであれば、型紙を買う手もあります。
「生地に図を写すのが大変そう…。」であれば、簡単な形を選んでチャレンジするなどアレンジすると良いですね。
お子さんが「どのようなエプロンを作りたいのか」や、「やる気」と「できる」を併せて考えてエプロンの形を選びましょう。
難しい形のエプロン作りに挑戦するのも良いですが、
「百円ショップで買える材料だけでエプロンを作る」や「手ぬぐいを使ってエプロンを作る」など、
少しアイディアを付け加えて作るのも面白いですね。
ぜひ、お子さんが気に入った生地を選び、
エプロンを作ることをおすすめします。
そうすれば、家庭科の調理実習や家で使うことができます。
自分で作った物を身に付けると、気分も上がりますよ!
まとめ
夏休みの宿題の「家庭科」の裁縫は、
「苦手なお子さん」は「クッションカバー」
「得意なお子さん」は「エプロン」がおすすめです。
作品を作るのはお子さんです。
お子さんの意見を尊重して「何を作るのか」決めると良いですね。
そして、夏休み中に作品が完成できるように、
口を出し過ぎないように、見守ってあげてくださいね。