ママと赤ちゃんの外出時に、
抱っこ紐は欠かせないアイテムの一つですよね。
赤ちゃんを包み込み守ってくれる抱っこ紐があることで、
外出先でも安心です。
赤ちゃんには欠かせないアイテムの抱っこ紐ですが、
いつまで使うのかと疑問に感じる方も多いと思います。
抱っこ紐はメーカーによって、適用月齢が異なることがあります。
『エルゴベビー』は、世界中で多くの方に愛用されている抱っこ紐です。
ハワイで誕生したエルゴは、赤ちゃんの動きやすさと快適性に優れたデザインで、
日本でも多くの方が使用していますよね。
エルゴの抱っこ紐は、タイプ別にさまざま販売されています。
なかでも定番シリーズの『オリジナル』と、
『360(スリーシックスティ)』は、
4ヶ月(首が座ってから)~48ヶ月まで使用できます。
『OMNI 360(オムニ スリーシックスティ)』、『ADAPT(アダプト)』は、
0ヶ月~48ヶ月まで使用できます。
使用月齢は、新生児からOK、
もしくは首が座ってきた4ヶ月頃からOKですね。
どれも48ヶ月(4歳)まで使用可能とされていますが、
抱っこは24ヶ月(2歳)までで、
6ヶ月から48ヶ月の間はおんぶで使用してもOKです。
多くの方は、赤ちゃんが歩けるようになる頃を目安に、
抱っこ紐を卒業するようです。
歩けるようになるには個人差がありますので、
だいたい1歳半頃~2歳頃が多いのではないでしょうか。
しかし、1歳半を過ぎた頃になると、抱っこしていても、
乗り出してくることもあるので、厳しいかもしれません。
赤ちゃんが寝ているとき助かりますが、活動したいときや、
降りて歩きたい場合は特に乗り出してきます。
活発に動くようになってきたら、気を付けなければいけません。
しかし、外出して疲れてきたり、眠りたいときには、
抱っこ紐の存在は欠かせませんね。
エルゴ抱っこ紐は何キロまで?一応20kgだが14kgでギリギリ説も!
抱っこ紐は月齢とともに、何キロまで使用できるのかが、
説明書に記載されています。
しかし、赤ちゃんの体重は多少個人差があるので、
月齢と体重が必ずしも合っているとは限りませんよね。
では、エルゴ抱っこ紐は何キロまで使用できるのでしょうか。
エルゴ抱っこ紐の体重制限は、最大で20㎏です。
しかし、20㎏で使用できるのは、おんぶの場合のみです。
20㎏といえば5~6歳の平均体重になります。
それくらいの年齢でおんぶされている子は、
ほとんどいないかと思いますが、使用は可能とうことですね。
抱っこの場合の体重制限は、最大で12~13㎏までです。
抱っこ紐として使用すると考えたら、
頑張っても14㎏くらいでギリギリですね。
月齢でいえば、24ヶ月~36ヶ月くらいになるでしょうか。
2~3歳くらいです。
10㎏を超えると、赤ちゃんはだいぶ重く感じられます。
そのため10㎏を目安に、抱っこ紐を卒業するママが多いようですね。
10㎏といえば1歳半~2歳くらいの平均体重です。
歩き始めるようになって間もない頃ですね。
外出時に疲れたら、抱っこが必要になります。
そのため、抱っこ紐が無いよりはあった方が絶対に助かります。
抱っこ紐なしで抱っこし続けるのはかなり辛いものです…。
というか無理でしょう。
それに赤ちゃんが疲れて眠ってしまったときにも、
抱っこ紐があれば助かりますよ!
3~4歳頃までなら、外出時に疲れて眠ってしまっても、
おんぶで使うこともできます。
ママの負担を減らすには、やはりエルゴ抱っこ紐は欠かせませんね。
エルゴ抱っこ紐の付け方…対面抱きは腰ベルトを装着し赤ちゃんを抱っこ!
エルゴ抱っこ紐の付け方は複雑そうに見えて、
最初は戸惑うかもしれませんね。
しかし慣れるとパパっと装着できるようになるので、
大丈夫ですよ!
では、エルゴ抱っこ紐の付け方を、ご説明していきますね。
対面抱きの付け方
新生児から使える対面抱きの付け方です。
①最初に腰ベルトを装着します。
赤ちゃんを抱っこし、抱っこ紐本体を身体の前に倒しておきます。
②赤ちゃんの両足が身体の両脇にくるように抱っこしましょう。
抱っこ紐本体を赤ちゃんの背中に被せます。
③右手で赤ちゃんと本体を支えます。
そして自分の左腕を、左の肩ひもに通します。
④次に左手で赤ちゃんを支え、
自分の右腕を右の肩ひもに通しましょう。
⑤首の後ろ辺りに両手を回し、胸ストラップのバックルを留めます。
ストラップのアクリルテープを引っ張って締めましょう。
ストラップが緩いと落ちてくるので、調整して締めましょう。
後ろに手を回して留めづらい場合は
事前に胸バックルを留めておき、頭を通しておいてもOKです。
エルゴ抱っこ紐は2種類!最上級モデルOMNI360とADAPT!
日本でも人気のエルゴ抱っこ紐ですが、
どんな種類があるのか気になりますよね。
エルゴ抱っこ紐には主に2種類のタイプがあります。
最上級モデルの『OMNI360』と、定番タイプの『ADAPT』です。
それぞれの特徴をご説明しますね。
OMNI360
OMNI360は、新生児~3歳頃まで使用可能です。
抱っことおんぶ合わせて、4通りの抱き方が可能です。
前向き抱きでも使いたい方にはおすすめです。
価格は3万円ほどになります。
ADAPT
ADAPTは、新生児~4歳頃まで使用可能です。
抱っことおんぶ合わせて、3通りの抱き方が可能です。
前向き抱きはできません。
デザインが豊富なのが魅力的です。
価格は2万5千円ほどです。
どちらも新生児から、付属品(インサート)なしで利用できます。
実際に店頭で試してみると、選びやすいかと思います。
エルゴ抱っこ紐の付け方…新生児はタオルで底上げし脚を出さずに!
エルゴ抱っこ紐には、新生児から使えるタイプもあります。
初めて抱っこ紐を使うのって、ちょっと緊張しちゃいますよね。
でも、付け方をマスターすれば、大丈夫ですよ!
対面抱きの付け方
新生児のエルゴ抱っこ紐の対面抱きの付け方を、
ご説明していきましょう。
①赤ちゃんを抱っこして、抱っこ紐本体にくっつけます。
アジャスターをボタンに留めて、
本体の上にベビーウエストベルトを乗せましょう。
②赤ちゃんのお尻とサポートクッションの位置を合わせます。
③赤ちゃんのお腹の前で、ベビーウエストベルトを巻きます。
必要なストラップを全て留めます。
④続いて抱っこ紐をご自分の身体に取り付けます。
ウエストバンドをおへその位置に固定し、
脱着テープとウエストストラップを留めます。
⑤肩側のストラップの長さを合うように調整します。
できたら、キャリアアタッチメントのボタンを外します。
⑥赤ちゃんをしっかりと固定し、
ウエストベルト周辺のボタンを留めます。
⑦外しておいた、キャリアアタッチメントのボタンを留めて、
ストラップを肩にかけ、赤ちゃんを抱っこ紐に覆いかぶせます。
⑧自分の首の後ろに両手を回し、胸ストラップのバックルを留めます。
このときに、ストラップが落ちないように、
長さを調整してください。
⑨最後に両肩のストラップの長さも調整して、
赤ちゃんがフィットしているか確認して下さい。
新生児の赤ちゃんはまだ小さいので、
無理に足が出ていなくても大丈夫です。
もし、抱っこ紐の中で赤ちゃんがずれてしまう場合は、
底上げ用にタオルを一枚挟んで、
ずれないように調整してみてくださいね。
1ヶ月検診の抱っこ紐にエルゴは?脚を出しての対面抱きが可能かも!
出産して1ヶ月経つ頃には、1ヶ月検診があります。
初めての検診と慣れない赤ちゃんとの外出で、
ママも緊張しちゃいますよね。
1ヶ月検診の際には、エルゴ抱っこ紐があれば便利ですよ!
抱っこ紐を使えば、荷物が多くても両手が使えるし、
なんといっても赤ちゃんが安心できるというメリットがあります。
検診に行くまで、電車やバスで移動する方にとっては、
両手が使えることは助かります。
1ヶ月検診には、赤ちゃんの脚を出した状態の、
対面向きが可能になります。
対面向きとは、ママと赤ちゃんが向かい合わせになった状態の抱き方です。
多くの抱っこ紐で対応することができる、定番の抱き方ですね。
首を支えることができるように作られているので、
新生児の小さな赤ちゃんでも使用できるタイプがほとんどです。
新生児用のエルゴ抱っこ紐以外では、
『インファイントインサート』という、
新生児用のパッドが別売りで販売されているので、ご安心ください。
新生児の首をしっかりと支えてくれますよ。
エルゴ抱っこ紐は赤ちゃんにとって、自然な姿勢になれるので、
リラックス効果も高く、安心して1ヶ月検診を迎えられることでしょう。
エルゴ抱っこ紐の付け方に自信がない方は、
検診に行く前に自宅で、何度か練習してみるといいですよ。
すぐに慣れることでしょう。
新生児はまだ小さいので、頭もすっぽりカバーに入り、
完全に包まれている状態になります。
頭部も守られるので、外では安心ですよ!
エルゴの抱っこ紐…前向きはいつから?首が座った5ヶ月以降は可能!
エルゴの抱っこ紐は、前向きが可能なタイプもあります。
前向き抱きとは対面抱きの反対で、
赤ちゃんが正面になるような抱き方です。
ママと向かい合わず、前を向いた状態ですね。
しかし、この前向き抱きはいつから可能なのかと疑問ですよね。
エルゴ抱っこ紐での前向き抱きは、5ヶ月~12ヶ月まで可能です。
5ヶ月からOKではありますが、
基本的に首が座ってからになりますね。
前向きでも自然な開脚姿勢になるように作られているので、
安心ですよ。
赤ちゃんが前を向くことで視界が広がり、
周囲とコミュニケーションが取れるといったメリットがあります。
また、風や光といった自然を感じることで、
脳が刺激されて赤ちゃんの発達にもプラスになります。
暖かくて天気がいい日のお散歩は、
赤ちゃんにとっても気持ちがいいものです。
長時間は赤ちゃんの負担になりますが、
ちょっとしたお出かけやお散歩に適したのが、前向き抱きです。
いつから使えるのか疑問に思ったら、
5ヶ月を過ぎ、首が座ってから、と覚えておきましょう!
エルゴ抱っこ紐…前向きのやり方は腰ベルト⇒抱っこ⇒肩ストラップ!
続いては、エルゴ抱っこ紐の前向きのやり方について、
ご説明していきますね。
前向きのやり方
①シートアジャスターを内側のボタンに留めます。
このときに、肩アジャスターのバックルが留まっているか、
確認をしましょう。
②赤ちゃんを前向きにして抱っこして、
ベビーウエストベルトを取り付けます。
③赤ちゃんを正面の高めの位置で抱っこして、
脚がMの字になるように支えます。
④ヘッド・ネックサポーターを持ち上げ、
赤ちゃんの身体にフィットするように固定します。
⑤肩にストラップをかけたら、両手を自分の首の後ろに回し、
胸ストラップのバックルを留め、長さを調整しましょう。
このとき、赤ちゃんの脚がMの字姿勢になるようにしてください。
⑥肩ストラップの長さを調整して完了です。
エルゴ抱っこ紐の前向きのやり方は、
肩と胸のストラップに関しては、ほかの抱き方と同じです。
ポイントは、赤ちゃんの姿勢を整えてあげることです。
脚をちゃんとMの字姿勢にしてあげれば、楽になりますよ。
まとめ
人気のエルゴ抱っこ紐は、最大で48ヶ月まで使用できます。
しかし、1歳半~2歳頃まで使用している方が最も多いです。
エルゴ抱っこ紐は、おんぶで最大20㎏までOKですが、
抱っこの場合は13~14㎏でギリギリです。
対面抱きは最初に腰ベルトを装着し、
赤ちゃんを抱っこしながら取り付けます。
エルゴ抱っこ紐には主に、最上級モデルの『OMNI360』、
定番タイプの『ADAPT』があります。
店頭で試し、合うタイプを選ぶことをおすすめします。
新生児の場合の付け方のポイントは、
脚が出ていなくてもOKで、底上げ用にタオルを入れることです。
1ヶ月検診には、対面式がおすすめです。
両手が使えて移動中も安心ですよ。
前向き抱きは、首が座った5ヶ月~12ヶ月までとなります。
エルゴ抱っこ紐の前向きの付け方で、
肩や胸ストラップ調整は、ほかの抱き方と同じです。
ポイントは赤ちゃんの姿勢を調整してあげることです。
初めての抱っこ紐でも、
エルゴなら安心して使うことができますよ!