パサパサした仕上がりになりがちな鶏肉…、
実はあるコツを使えば、ジューシーで柔らかな仕上がりになるんですよ!
その方法とは、ズバリ「弱火で焼く」こと!
実は鶏肉は、強火で焼いてしまうと肉の中の細胞や繊維が壊れてしまい、
その結果鶏肉のうまみ成分や水分が出ていってパサパサになってしまうんです。
そしてフライパンに鶏肉を置くタイミングにもコツがあります。
基本的にフライパンを熱してから素材を入れていく人が多いと思いますが、
鶏肉を焼く場合は、「火をつける前にフライパンに入れておく」のがコツなんです。
冷たい状態のフライパンに入れて、弱火でじっくりと焼くと、
外はパリパリ・中はジューシーな美味しい鶏肉料理を作ることができますよ!
ちなみに、皮の方から焼くと皮がパリッとして美味しくなるのでオススメです。
また、よりパサついた仕上がりになりがちな鶏胸肉の場合、
下ごしらえとしてお酒や砂糖を揉み込んでおくと、
鶏胸肉の中の水分が保水されてしっとりとした仕上がりになりますよ。
鶏肉を柔らかく解凍するなら…レンジを活用するのが最適な理由
冷凍した鶏肉を解凍する方法はいくつかありますが、
その中でも電子レンジでの解凍方法がオススメです。
というのも、電子レンジで解凍すると時短になるからです。
鶏肉の解凍方法の1つに冷蔵庫で解凍する方法がありますが、
冷蔵庫で鶏肉を解凍するには短くても一晩ほどかかります。
それに比べると、電子レンジなら数分で解答が可能です!
電子レンジで鶏肉を解凍する際には、いくつかコツがあります。
まずは、「カチカチの状態で電子レンジに入れること」。
もしも冷凍していた鶏肉が若干溶けてて、鶏肉の周りに水分が出ていたら、
電子レンジの熱が水分と反応して解凍にムラが出てきてしまいます。
冷凍庫から出したら、なるべく早く電子レンジに入れることをオススメします。
次に、電子レンジで解凍する際は、
ラップを外してクッキングペーパーを敷いたお皿に乗せましょう。
クッキングペーパーを使うことで、
解凍時に出てくる余分なドリップを吸い取ってくれるので、
解凍のムラを避けることができます。
最後に、解凍モードのある電子レンジでのコツですが、
鶏肉の解凍のオススメは「半解凍」ということです。
全解凍でも良いのですが、
こちらの場合は仕上がった肉がベチャベチャすることがあります。
その後の調理を考えると、半解凍で解凍しておくとやりやすいですよ。
もしも電子レンジに解凍モードが無かったら、
なるべく弱いワット数で100グラム=1分を目安にして解凍していきましょう。
ちなみに、電子レンジで解凍する際は、鶏肉に熱が通らないように気をつけてください。
冷凍の鶏肉でも美味しく食べたい!味を損なわずに解凍する方法
冷凍の鶏肉を、味を損なわずに解凍する方法のコツとしては、
なるべくドリップを出さないことです。
ドリップというのは、お肉や魚を解凍したときに出てくる水分ですが、
その中にはうまみ成分なども入っているので、
ドリップが出てしまえばお肉の美味しさも逃げてしまうということになります。
ドリップを出さずに美味しく解凍する方法としておすすめなのが、
氷水で解凍する方法です。
氷水で解凍する際、鶏肉はジップロックの袋に入れて、しっかりと密封しましょう。
密封することで、細菌が発生するのを避けることができます。
鶏肉が丸ごと入るくらいの深さのボウルに氷水を入れて、
その中に解凍したい鶏肉を入れます。
この時、鶏肉は氷水に完全に浸っておくようにしておきましょう。
その後は、30分ごとに氷水を入れ替えて解凍していきます。
大体450グラムの鶏肉なら1時間ほどで、
丸鶏の場合は3時間以上で解凍することができます。
ちなみに、この方法で解凍した場合は全て使い切るようにしましょう。
時短クッキングのススメ!鶏肉の解凍を早くするための裏技大公開!
電子レンジや氷水の他にも、早く鶏肉を解凍できる方法があります。
それが、「フライパンを使った蒸し解凍」です!
- フライパンに冷凍した鶏胸肉と水70mlを入れて、ふたをして3分強火にかける。
- 火を止めて1分余熱で蒸す。
これで鶏胸肉は解答されています。
場合によってはお肉に火が通っていますが、
うまみ成分が逃げているわけでも無いので大丈夫です。
さらに蒸気で温めるので、解凍したお肉はしっとりとした仕上がりに…!
フライパンで解凍することで、そのまま調理もできるので一石二鳥ですね!
まとめ
鶏肉を柔らかくジューシーな焼き上がりにするには、
なるべく弱火でじっくりと焼くこと!
強火で焼きすぎると、鶏肉の中の繊維や細胞が壊れてしまって、
パサパサした仕上がりになってしまいます…。
また、鶏肉を冷凍して保存している場合、
解凍にオススメなのは時短にもなる電子レンジです。
他にも、うまみ成分を逃がさない氷水を使った解凍方法や、
電子レンジと同じく時短解凍になるフライパンでの蒸し解凍もあるので、
ぜひ活用してみてくださいね!