キッチンは日常的に使う頻度が高く、
汚れが付きやすいため掃除が欠かせない場所です。
中でも、揚げ物や炒め物などで知らず知らずのうちに付いてしまった壁紙の油汚れは、
大掃除の時などに目に付きやすいのではないでしょうか。
キッチンの壁紙やタイルは、使われている材質にもよりますが、
水拭きできる特殊な素材が使われていることが多いですね。
そこで、油汚れを落とす洗剤を使ってお掃除しましょう。
キッチンの壁やタイルを掃除するときはどうすれば良いの?
キッチンの壁やタイルに付いている汚れの種類のほとんどが、
「油汚れ」です。
揚げ物や炒め物などの油を使った料理もそうですが、
手などの皮脂汚れも油汚れになります。
そこで、油汚れに適している洗剤を紹介しましょう。
セスキの激落ちくん (レック)
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お掃除アイテムとして有名な「激落ちくん」のシリーズです。
スプレーで汚れ部分に吹き付けてから拭きとるだけで、
二度拭きも要りません。
油汚れに向き、重曹の約10倍の洗浄力と言われる、
セスキ炭酸ソーダが含まれています。
除菌・消臭効果もあり、
ベビー用品やペット用品にも使える安心な洗剤です。
キッチン周りは食材を扱うので、安全面が重要ですね。
壁やタイルにそのまま使えますので、
準備も要らないスグレモノです。
キッチンの壁やタイルのしつこい油汚れはどうすれば落ちる?
普段の軽い汚れなら、
先ほどのアイテムを吹き付けてから拭くだけで大丈夫ですが、
しつこい油汚れの場合は、もう少し工夫が必要になります。
用意するもの
- セスキの激落ちくん (レック)
- キッチンペーパー
- ラップ
しつこい油汚れには、吹き付けた後に時間を置くのが効果的です。
- まずキッチンペーパーにセスキの激落ちくんを染み込ませます。
- 次に油汚れ部分にそれを貼り付けて、さらに上からラップでパックします。
- 10分くらい置いてから、はがして新しいキッチンペーパーで拭き取りましょう。
一度で取れなくても何度か繰り返すと効果的です。
貼り付けたりするのは面倒だという場合や、汚れ部分が小さいなら、
泡タイプを使うのもオススメです。
セスキの激落ちくん 密着泡スプレー (レック)
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こちらは、同じくセスキ炭酸ソーダが含まれる激落ちくんシリーズですが、
スプレーするとモコモコの泡が出てきます。
泡が汚れにはりつくので、壁面などにも向いています。
他にも、各メーカーから出ているキッチンの油汚れ用洗剤なら、
十分適していますので、それを使っても汚れは落ちます。
ただし、洗剤独特の刺激臭などが苦手だったりする場合は、
なるべく先ほど紹介した製品のようなタイプや、
洗浄力は劣りますが、重曹を使用するのが良いかもしれませんね。
重曹を使う場合は、
水100mlに重曹を小さじ1~3杯入れて、
よくかき混ぜて重曹水を作って使います。
同じように汚れ部分にスプレーしてから、
キッチンペーパーを貼り、ラップでパックしてから、
時間を置いて拭き取ります。
注意点は、重曹が白くあとに残りやすいので、
何度もよく水拭きと乾拭きをする必要があります。
キッチンの壁やタイルの掃除はどのくらいの頻度でやれば良いの?
掃除の頻度はキッチンの使用頻度にもよりますので、
一概には言えませんが、少なくとも月1回は必要でしょう。
あまり目立っていなくても、油はあちこちにはねていますし、
調理の時の蒸気などでホコリなども付着しやすくなっています。
パッと見て「汚れている」と感じる前に、
定期的に掃除をしておくと大々的に大掃除をしなくてもすみます。
いっぺんにキッチン中の壁やタイルを掃除するのはかなり大変なので、
こまめにお手入れするのが結局はラクということになります。
例えば、油を使った料理をした日は、
コンロ周りの壁面に最後に軽くセスキの激落ちくんをシュッとスプレーして、
拭いておくというひと手間をかける習慣を着けておくと、
べったりと油汚れがついて大変ということになりにくいでしょう。
まとめ
キッチンの壁やタイルの油汚れには、
キッチンの油汚れ用洗剤が使えます。
中でも重曹の約10倍の洗浄力を誇るセスキ炭酸ソーダが含まれている製品がオススメです。
軽い汚れや普段のお手入れなら、スプレーで吹き付けてから拭きとり、
しつこい油汚れの場合は、キッチンペーパーとラップでパックします。
また、他にも便利なアイテムがあります。
キッチンの壁用汚れ防止シート
これは壁面に貼り付けるフィルムで、
汚れたらそのまま拭くことも出来ますし、
あまりひどい汚れなら剥がして新しくすることも可能です。
最近では、可愛い柄やアクセントになるものも出ていて、
ちょっとしたリフォーム気分を味わえます。
白いタイルなどは汚れも目立ちますから、
思い切って華やかにしても良いかもしれませんね。
最後に、洗剤を使う前には、
かならず目立たない場所で試してみてからにしましょう。
中には水拭きで傷んでしまう壁紙などもあるので、
確認してからにしてくださいね。