自転車やオートバイ、スチール家具、工具など、
ふと気づくと錆が付いてしまっている物は結構あります。
今回は、身近なものや専用のアイテムなどを使った、
簡単な錆の取り方をご紹介しますね。
お酢に浸けるか、スプレーする
身近なものナンバー1です。
小さいサイズの物なら、そのままお酢に完全に浸してつけ置きします。
大きい物なら、水で2倍程度に薄めたものをスプレーして、
数分おいてから雑巾でこすりましょう。
つけ置きは数時間から一晩で、こすって終わりです。
ハミガキ粉をつけて歯ブラシでこする
ハミガキ粉には研磨剤が含まれているので、そのまま錆に塗ってからこすりましょう。
錆取り専用の消しゴムを使う
ホームセンターで購入できます。
研磨剤入りで錆部分をこするだけです。
錆落とし用のリムーバーやジェルを塗る
ホームセンターで購入できます。
プロ使用の強力タイプから、液だれしにくいペースト・ジェル状のタイプまで、
いろいろあります。
こする必要がないので、金属表面にキズがつかないのが特徴ですね。
錆の度合いによって使用するものを選ぶと良いでしょう。
リーズナブルに解決したい!錆取り剤は100均にも置いてあるの?
お酢やハミガキ粉、歯ブラシなどは100均にもありますね。
さらに、他の100均アイテムも錆落としに使えます。
重曹(研磨成分があります)
水で練ってペースト状にしたら、錆部分に塗ります。
30分くらい放置したら、ペーストごとこすります。
クエン酸(酸性なので、サビに効きます)
クエン酸をお湯に溶かして、錆びた物を完全に浸します。
1晩おいてからよく洗って乾かしましょう。
万能と言っても良い100均のお掃除アイテムは、錆取りにも有効です。
薬品に抵抗のある場合は、まず試してみても良いかもしれませんね。
錆取り剤が欲しい!ホームセンターで買う時の選び方は?
ホームセンターには、錆取り専用のアイテムが置いてあります。
各メーカーが出していますが、大きく分けると3つのタイプですね。
錆取り用の専用消しゴム
研磨剤入りで錆をこするだけです。
細かいスキマ部分や、狭い範囲の場合などは場所もとらないのでオススメです。
錆取りの専用液
錆部分に塗って落とします。
こする必要がないので、手も疲れませんし金属の表面にキズがつきません。
錆落としのあとに使う再発防止のための油
錆を落とした後、これを塗ることで再発を防ぐことができます。
錆落とし剤とセットになっていることも多いですね。
錆を落としたい物は何なのかを把握して、使いやすいタイプを選びましょう。
どれがいい!?サビ取り剤のおすすめが知りたい!人気ランキング4選
錆取り剤は錆の度合いや物によって、タイプを選ぶのが重要ですね。
自転車、オートバイ、スチール家具、パイプ椅子、レンジ、工具など、
適用製品がパッケージに書かれているので、必ず確認します。
KURE オーマイゴシゴシ
消しゴムタイプでこするだけです。
ダブル研磨剤入りで、スキマや斜めの場所でも使いやすいです。
場所もとらないので、ちょっとした軽い錆にオススメですね。
ターゲット ラストオフ スーパー
プロ用の超強力サビ除去剤です。
こする必要なしでラクチンですね。
99工房 サビ落としセット
筆でサビ部分に塗っていくタイプです。
ノビが良く広い面積にも部分サビにも向いています。
さらにサビ再発防止の油もセットになっているオトクなタイプですよ。
LOCTITE さび落とし
ペースト状なので、垂直部分などにも液だれしにくいです。
こする必要がないので、キズがつかず、さらにサビ止め油付きです。
多くは同じメーカーが錆び落とし剤を段階的に出しているようです。
軽い錆びから、大きいに付いた錆び、狭い範囲の錆びなど、
物によって使い分けるのが賢いようですね。
初めて使う製品は、目立たない部分で使えるか。
念のために確認することをオススメします。
まとめ
錆びと言っても、付く場所や物、度合いはさまざまなので、
同じ製品を使ってもまったく同じように落ちるとは限りません。
それほど酷くない錆びなら、まずは身近なアイテムから試していって、
だんだんとグレードアップする方法も良いかもしれませんね。
車庫のように、自転車やオートバイなどの大きな物を扱える場所があるなら、
最初から専用アイテムを使っても邪魔になりません。
家の中の家具などは、小さなお子さんがいる場合、
あまり薬品を使いたくないですね。
そんな時は、食品であるお酢や刺激臭のない重曹、クエン酸などがオススメです。
ちなみに、身近なアイテムには、
トイレ掃除のイメージがある「サンポール」や、
「ハイター」(衣料用漂白剤)もあります。
実はサンポールは酸性洗剤なので、錆落としにも効果があるのです。
お酢、クエン酸も酸性ですね。
一方ハイターは、衣類に付着した錆を落とすのに使えます。
ただし、どちらもつけ置きして落とす方法なので、
錆部分が大きい場合や部品で外せない場合には向いていません。
酷い錆になると大変なので、気が付いたらなるべく早めに落としましょう。