育児の中でも大変だと感じることが多いのが寝かしつけです。
赤ちゃんがすぐにスヤスヤと寝てくれたら、
ママも苦労しませんよね。
しかし興奮してなかなか寝なかったり、ぐずって泣く日もあるでしょう。
ママは今夜は何時までかかるんだろうと、ぐったりすることも…。
赤ちゃんがなかなか寝ない夜は、長く感じてしまいますよね。
寝かしつけ方法も含め、何時までに行えばいいかなど、
お伝えしていきますね。
新生児の頃は、まだ生活リズムが整っていないため、
赤ちゃんは昼夜の区別がついていません。
だいたい3ヵ月前後から生活リズムが整い始めてくるので、
それ以降は21時頃までに寝るのが良いとされています。
寝かしつけのポイントはまず、体内時計を整え、
一日の生活リズムを作ることですね。
朝は遅くても8時頃までは起きるようにするのがベストでしょう。
朝起きて日の光を浴びることで体内時計は整います。
そのため、朝決まった時間に起きて、お昼寝は午後1回にするなど、
生活リズムを少しずつ整えていきましょう。
そうすることで赤ちゃんは明るくなったら起きて、
暗くなったら寝る、といったように覚えてきます。
朝起きるのが遅くなったり、お昼寝が長すぎたりすると、
眠くなる時間もずれ、寝かしつけてもすぐには寝てくれないでしょう。
寝かしつけをスムーズにするためにも、
規則正しい生活を意識することが大切ですね。
寝かしつけの方法は、抱っこして寝せる方法、
添い寝やネントレなどさまざまです。
では、寝かしつけの詳細についてお伝えしていきますね。
赤ちゃんを寝かしつけてもすぐ起きる!ぐっすり眠らせる寝かしつけ!
やっと寝てくれたと思ったのに、赤ちゃんは何かささいな刺激で、
すぐ起きることもあるでしょう。
赤ちゃんが眠ったかなと思うタイミングを見極めるのって、
難しいですよね。
ささいな物音で起きてしまったり、ぐずり出したりと、
寝かしつけに苦労はつきものです。
そこで、すぐ起きるとお悩みのママに、
赤ちゃんをぐっすり眠らせる寝かしつけについて、お伝えしますね。
まず、抱っこしたまま寝かしつけると、寝せた際、
ハッと気づいて起きてしまうことが多いです。
そのため、赤ちゃんを寝せるときには、
お布団に入ったまま寝かしつけを行うことが理想ですね。
それに、1~2歳頃になると体重も増えるので、
抱っこでの寝かしつけは正直難しいでしょう。
コツは、ママも隣で一緒にお布団に入るようにすることです。
ママがすぐ側にいることで赤ちゃんは安心しますよね。
そのときの状況にもよりますが、赤ちゃんが熟睡できるまでには、
20~30分くらいの時間が必要です。
寝たと思ってもそんなに時間が経っていない場合は、
まだ熟睡できていない可能性が高いです。
少し長めに一緒にお布団に入って、
余裕をもって様子をみることがポイントですね。
また、1~2歳になると、外遊びも可能になります。
日中はお散歩をしたり、公園に行って砂場遊びをしたり、
体を動かすことも心掛けましょう。
日中走り回ったりお友達との遊びに夢中になることで疲れ、
夜も早めにぐっすりと眠れるでしょう。
赤ちゃんの寝かしつけは添い寝のみ!おすすめネントレ添い寝方法!
寝る時は、赤ちゃんを抱いて寝てからベッドや布団に移す、
というママも多いかと思います。
しかし、移動させたら泣いてしまうことも多く、
その方法は実は難しいのかもしれません。
そんな時は、添い寝のみで寝かしつけをするというネントレ方法が、
おすすめですよ!
添い寝のみで寝かしつけをするというネントレ方法
①寝る時間になったら寝室の照明を消し、真っ暗にします。
②電気を消したらママが添い寝し、赤ちゃんの手を握ります。
③赤ちゃんによって熟睡できる時間は個人差がありますが、
だいたい20~30分くらいは、一緒にいてあげると確実です。
④寝たのを確認したら、そっと手を放して寝室から出ましょう。
添い寝ネントレのポイントは、部屋を真っ暗にすることと、
赤ちゃんの手を握ってあげることです。
そして、慣れさせるために夜だけでなく、
お昼寝タイムもカーテンを閉め、部屋を暗くします。
夜同様、昼寝の際にも赤ちゃんの手を握ってあげましょう。
こうして寝る時は部屋を暗くし、
ママが手を握るという習慣をつけることで、
赤ちゃんは安心してスッと寝ることができますよ。
赤ちゃんの寝かしつけが大変!毎晩ママの寝たふり耐久戦!今夜は何分!?
ママにとって赤ちゃんの寝かしつけは耐久戦です。
すぐに寝てくれる日もあれば、
何時間もかかる日もありますよね。
寝たかと思ったら何度も起きて泣いたり…。
そんな夜が続けば、さすがにママもしんどいでしょう。
寝かしつけがしんどくなったときには、
ママの寝たふり大作戦がおすすめです。
ママが寝たふりをすることで、
赤ちゃんも気付けば寝ているという方法です。
①寝る時間になったら、赤ちゃんとママは一緒に眠る体勢を整えます。
赤ちゃんの布団の隣で一緒に添い寝してもOKです。
②そして目を閉じ、赤ちゃんの寝息に合わせて、
「スースー」と赤ちゃんの耳元でささやきます。
優しく「スースー」としばらくの間ささやいてみてください。
こうすることで、赤ちゃんはゆっくりと眠りに入っていくでしょう。
最初は大変かもしれませんが毎日繰り返すことでトレーニングになり、
眠れるようになっていきますよ。
ママはライラせず、ゆったりした気持ちでいることが大切です。
リラックスして赤ちゃんに接すれば、
安心して眠りにつくことができるでしょう。
赤ちゃんが寝ない!寝かしつけにおすすめベビーハンモックって!?
赤ちゃんが寝ないとき、ママやパパはあの手この手で寝かしつけようと頑張りますよね。
そんな寝かしつけに困った夜におすすめのアイテムがあります。
それは『ベビーハンモック』です。
ハンモックといえば、木にくくり付けてのんびりユラユラとお昼寝できるイメージがありますよね。
ベビーハンモックは名前のとおり、
赤ちゃん用のハンモックのことです。
ベビーハンモックは木にくくり付けるものではなく、
ベビーベッドに取り付けることができるタイプや、
組み立てて作るタイプなどがあります。
基本的にどれも胎内環境に似た構造になっているので、
柔らかく優しく赤ちゃんを包み込んでくれますよ。
ぴったりフィットしたように包み込むので、
赤ちゃんは胎内に居た頃を思い出し、
安心して眠りにつくことができます。
安心感を得られるので、なかなか眠れない子でも、
心地よい眠りにつくことができるでしょう。
寝かしつけにはピッタリのアイテムです。
ほとんどのベビーハンモックは、
新生児期から1歳頃まで使用可能です。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、
海外では自宅以外でも、託児所や病院などで使われていることが多いんですよ。
ハンモックは寝かしつけだけでなく、夜中目が覚めてしまっても、
赤ちゃんが動けばユラユラと揺れるので、
再び自然に眠りにつけるという効果もあります。
夜泣き対策にもピッタリですね。
適度な揺れは赤ちゃんにとって心地よく、
悩める寝かしつけもスムーズに行えるでしょう。
赤ちゃんが寝てくれない時!寝かしつけの前にライトで照明を調整!
赤ちゃんがなかなか寝てくれない時は、
室内環境にも注目してみましょう。
部屋の温度や湿度なども大切ですが、
照明の明るさも寝かしつけ時には重要なポイントになります。
そのため、寝かしつけの前にはライトで照明を調整しましょう。
照明はさまざまな色合い、そして機能付きタイプがありますよね。
色合いを調整できるタイプのシーリングライトが特におすすめです。
ライトの色はオレンジっぽい暖色系、
蛍光灯のような寒色系など、明るさもさまざまです。
寝る前にはライトの色を暖色系に変えた方がリラックスできます。
そのため、寝る30分くらい前から、明るさに調整しておきましょう。
蛍光灯のような寒色系の明るさのライトは、
作業や集中したい時に適したカラーです。
暖色系の明るさで暗めのライトが、
赤ちゃんもリラックスできるでしょう。
照明を消して手を握っての添い寝をする時は、
突然真っ暗な状態になると、赤ちゃんも驚きますよね。
そのため、寝る少し前から、ライトは暖色系に替え、
少しずつ暗くしていくのがベストですね。
照明によっては3~5段階くらいでライトを調整できる機能が付いているタイプもありますが、
特にない場合は常夜灯(豆電球)を付けておいてもいいでしょう。
ライトを調整することで、リラックスした雰囲気になれます。
赤ちゃんもゆったりした気持ちになって、
寝かしつけもスムーズにできるようになりますよ。
赤ちゃんの寝かしつけにピッタリ!バスタオルで赤ちゃんもぐっすり入眠!
赤ちゃんが寝ない時、ママはさまざまな方法を使って寝かしつけをしますよね。
上手くいかず困った時には、
バスタオルを使った寝かしつけがおすすめですよ!
もし抱っこしたまま寝てしまって、ベッドや布団に赤ちゃんを移動しても、
セットしたバスタオルの上に寝せれば、
起きる心配がないくらい、ぐっすり入眠できるんですよ。
では、バスタオルのセットの仕方をご説明していきますね。
用意するもの
・バスタオル3枚
バスタオルのセットの仕方
①バスタオル1枚を縦長にくるくると丸めた状態にして、
円を作ります。
円のつなぎ目部分を上にして、
赤ちゃんの頭が乗る感じにセットします。
②円になったバスタオルの上を、もう1枚のバスタオルを使って、
包み込んでいきます。
円を重ねてくるんでいくイメージです。
③頭を置く部分の外側に、3枚目のバスタオルをセットしていきます。
3枚目のバスタオルを、頭の部分の大きさに合わせて折り、
頭の部分の外側を補強するように、カーブに沿ってセットします。
円の上側に赤ちゃんの頭を乗せ、お尻は円の中に、
足は円の下側に乗るような形で寝せます。
体が自然に丸くなり、ママに抱っこされているように感じる体勢になるため、
赤ちゃんは安心できるんですね。
寝かしつけに困った夜は、
バスタオルを使った方法も試してみてくださいね。
赤ちゃんの寝かしつけがパパだと泣く理由は!?パパの悲痛な叫び!
赤ちゃんが大きくなってくると、
パパも寝かしつけをすることもあるでしょう。
しかし、パパが寝かしつけを行うと、
赤ちゃんが泣くこともありますよね。
パパは我が子に泣かれると悲しくなってしまいますが、
なぜパパだと泣くのでしょうか。
赤ちゃんはママとお腹の中にいる頃からずっと一緒ですよね。
生まれてからはだっこや授乳など、
ママがほとんどお世話をしながら接しています。
そのため、ママと赤ちゃんの絆は深く、
赤ちゃんはママに対して一番信頼し、安心しています。
だからといってパパのことが嫌いなわけではなく、
いつもお世話をしているママ以外の家族が寝かしつけをしようとすると、
嫌がって泣くのです。
解消するには、日頃から赤ちゃんとコミュニケーションを取ることが一番ですね。
抱っこしたり遊んだり、ママも含めてスキンシップを取ると効果的です。
そのうち慣れてくると、
パパの寝かしつけも泣かずに眠るようになりますよ。
まとめ
赤ちゃんの寝かしつけは、工夫することでママも楽になります。
大事なポイントは、朝起きて夜寝るという生活リズムを整えることです。
途中起きずにぐっすり眠るには、ママも添い寝をしつつ、
赤ちゃんが熟睡するまでの20~30分は側を離れないことです。
部屋を暗くして手を握る、添い寝ネントレもおすすめです。
また、寝たふりをして耳元でスースーささやく方法もあります。
頑張って毎日行えば赤ちゃんも慣れてきますよ!
寝かしつけアイテムのおすすめは、『ベビーハンモック』です。
ユラユラと心地よく、途中起きても自然に寝ていくでしょう。
寝る前はライトで照明を調整し、
暖色系のリラックスできる色にしておきましょう。
バスタオルを円にセットして赤ちゃんを寝せると、
抱っこされている感覚で入眠できます。
パパが寝かしつけると泣くのは、嫌いというわけでなく、
ママ以外の人がお世話をするのが嫌だからです。
日頃からスキンシップを取れば解消できますよ!