気づいたときにはもう遅い!?
そんな疑問から、情報をまとめてみました!
やってイイこと、ダメなことがありますので、
間違えずに尿石落としに挑戦しましょう!
トイレ掃除における厄介者、尿石!
毎日頑張ってお掃除しているのにどうして…
とガッカリするのがトイレにつく黄ばみですよね。
これは尿の成分が石化したもので、
文字通りの「石」である尿石と呼ばれるアルカリ性のものです。
普段からお手入れをしていても、
ある程度はついてしまうので、
まさに「敵!」と言っていいでしょう。
急な来客の時にあせって掃除しても、
すぐに落ちません。
おまけに一度ついてしまうとなかなか取れない、
頑固な汚れですよね。
この厄介な尿石を効果的に落とす方法には、
どんなものがあるのでしょうか?
トイレにこびりついてた尿石の落とし方!ゴシゴシではダメ?
もしかして、キチンとお掃除しているのに憎い~!
とばかりにトイレ用ブラシでただゴシゴシとこすっていませんか?
気持ちはわかりますが、
普通にブラシでこするだけでは、
こびりついた尿石は落ちてくれません。
こする場合には便利アイテムがあるのです。
- 耐水性サンドペーパー
- 陶器用研磨パッド
- 鍋用のコゲ・汚れ落としのナイロン不織布たわし
などがあります。
これらはほとんどが100円均一や、
ホームセンターで手に入れることができます。
サンドペーパーの注意点は、
必ず「耐水性」であることです。
普通のタイプでは、水に濡れてポロポロになり、
詰まりの原因になってしまいます。
目の細かさを○○○○番と表記しているので、
大体1000~2000番くらいを目安にして選んでください。
陶器用研磨パッドは、
サンドペーパーよりもやさしいので、
さらにオススメです。
どれを使ってもオーケーですが、
重要なことは絶対に力を入れすぎないことです。
トイレは陶器製品なので、傷がついてしまいます。
こびりついた尿石がとれた時点で、
すぐにやめましょう。
これらのこすって落とすやり方は、
洗剤等で落ちなかった場合の最終手段と考えましょう。
最初からは、やらない方がいいです。
ちなみにマイナスドライバーなど、
金属製工具を使ってけずる人もいらっしゃるようですが、
傷のつきやすさがかなり高いのでオススメはしません。
トイレにこびりついてた尿石はクエン酸と重曹コンビが有効
クエン酸と重曹は、キッチン周りの油汚れや、
家具、衣類など幅広く使える便利なお掃除アイテムとして有名ですよね。
実は、この2つをコンビで使うことで、
尿石にまで効果があることがわかりました。
作業中はゴム手袋とマスク必須で、
換気を十分におこなってください。
気分が悪くなったら、すぐに作業をやめてください。
用意するもの
- クエン酸
- 重曹
- 水
- 空のスプレーボトル
- トイレ用ブラシ
- 使っていない灯油ポンプと捨てていい雑巾
「クエン酸水」を作ります。
(目安は水100ミリリットルに対してクエン酸小さじ1杯くらいで)
出来上がったらスプレーボトルに入れておくと便利ですよ。
作業手順
トイレから水を抜く。
元栓を閉めましょう。
尿石は見えずらい水たまり部分にもついています。
抜くために、灯油用のポンプを使ったりできます。
(ポンプはトイレ専用として使ってください)
吸い上げきれない水は雑巾で吸ってしまいましょう。
尿石が付着している汚れ部分に、
作ったクエン酸水をスプレーして、
その上に重曹を粉末のままで、まぶします。
化学反応が起こってシュワシュワと発泡します。
このまましばらく置いておくだけでオーケー。
時間をおいたら、
泡の上からトイレ用ブラシでこすります。
固まっていた尿石は、
泡でやわらかくなっているので落ちます。
最後はしっかり水で洗い流しましょう
もしも落ちが悪いと感じたなら、
こすった後さらに数時間置いてみてください。
クエン酸と重曹の量を増やすことも効果があります。
まとめ
こびりついたしつこい尿石の汚れは、
クエン酸と重曹のコンビ技が効果的です。
この時は必ず換気を十分にしましょう。
トイレによっては、排泄物が流れやすいように、
便器の中にかなり傾斜のある、デザインのものがありますよね。
その場合、粉末状のままの重曹では、
うまくかけられないかもしれません。
そんな時は、
少しの水で重曹を溶かしてペースト状にすると便利ですよ。
それでも落ちない頑固な汚れは、耐水性サンドペーパーや、
陶器用研磨パッドなどで、こすってみましょう。
サンドペーパーを選ぶ時は、目の細かさに注意です。
力を入れすぎると便器に傷がつきますので気をつけてくださいね。
さて、どうだったでしょうか。
市販の強酸性洗剤は強すぎて使いたくないという人でも、
あまり抵抗感なく試してみることができるのではないでしょうか。
最後に、頑固な尿石の汚れを防ぐために、
できることがいくつかあります。
尿の成分が石化したものが尿石なので、
使用後はなるべく便器内にのこらないように、適量の水で流しましょう。
基本ですが、頻繫な掃除に勝るものなしです。
便器の中だけでも、ささっと洗剤をかけて、
ちょっとブラシをかける習慣が大事です。
床や壁の尿ハネを防ぐためにも、
男性にも便座に座って用をたしてもらうようお願いした方が、
掃除の手間が減ります。