【飯坂けんか祭り2024】日程・駐車場・交通規制・歴史・屋台まとめ

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今年度の飯坂けんか祭りの開催日程は、
2024年10月4日(金)~6日(日)です。

 

今年度の飯坂けんか祭りの詳細は下記のとおりです。

大会名
飯坂八幡神社例大祭 (飯坂けんか祭り)
開催日時
2023年10月6日(金)~8日(日)
開催場所
福島県福島市飯坂町八幡
アクセス
〇公共交通機関利用の場合
JR福島駅より福島交通飯坂線
飯坂温泉駅より徒歩約5分
〇自家用車利用の場合
東北自動車道 福島飯坂ICから車で約15分
駐車場
専用駐車場は無し
トイレ
あり(飯坂温泉駅鯖湖湯旧堀切邸他)

 

開催時刻はそれぞれの日程で異なり、

10月4日(金)

11:00~「例大祭式典」
17:20~「移御式」

10月5日(土)

8:30~「神輿渡御」「神幸祭」
19:15~「宮入り」

10月6日(日)

10:30~「後鎮祭」

の予定になっています。

 

詳細については、公式HPをご覧ください。

 

この飯坂けんか祭りは、

  • 大阪・岸和田の「地車祭り
  • 秋田・角館の「飾山ばやし

と合わせて、
日本三大けんか祭りと呼ばれています。

 

けんか祭りと呼ばれる由来となっているのは、
祭りのクライマックス「宮入り」で、
大勢の若者たちが担いだ6台の太鼓屋台が互いに激しくぶつかり合いながら、
神輿が宮入りするのを阻止し、祭りが終わってしまうのを拒む、まさに迫力満点の光景です。

 

アクセスについては、
公共交通機関を利用される場合は、
JR福島駅で下車後、
福島交通飯坂線に乗車し、飯坂温泉駅へ。
そこからは徒歩約5分で到着します。

自家用車を利用する場合は、
東北自動車道 福島飯坂ICから通常時なら車で約15分で到着します。

 

こちらのお祭りに、専用の駐車場は準備されませんので、
周辺の渋滞も考慮すると、公共交通機関のご利用をおススメします。

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【飯坂けんか祭り】駐車場

日本三大けんか祭りの一つともなると、
全国からたくさんの見物人が飯坂を訪れます。

しかし、お祭り専用の駐車場用意されないので、
遠方から車で来られるかたは、自身でコインパーキング等を見つけるか、
少し離れた所に停めて、公共交通機関を利用する方法を取らなければなりません。

 

参考までに、周辺の駐車場をいくつかご紹介しておきますで、
チェックしておいてください。

下記にご紹介するのは無料の駐車場になっています。

台数も限られる上に、確実に争奪戦になりますので、
空いていればラッキーといったところですね。

 

早めの行動が鍵を握りそうです。

飯坂町若葉町公共駐車場

旧飯坂支所駐車場

パルセ飯坂無料駐車場

 

有料の駐車場は、周辺にいくつか存在しますが、
台数の少ない所が多いので、無料有料どちらにしても、
早めの場所取りをしてしまいましょう!

 

宿泊を考えておられる方は、宿の駐車場を利用して、
歩くなり公共交通機関を利用するなりした方が賢いと思います。

【飯坂けんか祭り】交通規制・渋滞

例年、会場周辺の道路交通規制が行われます。

今年度の詳細については、公式HPで発表されており、
規制が行われるのは、本祭である10月5日(土)宮入り前後の時間帯です。

 

公式HPを参照すると、区域によって時間帯が違います

早い所では18:00頃から規制がかかり、
全ての規制が解除されるのは22:10となっています。

 

こちらのURLより今年のパンフレットが見られます。↓
https://iizaka.com/2024104to6d/

 

詳しいタイムスケジュールや、交通規制マップが掲載されていますので、
参考にされてみてはいかがでしょうか?

 

今年度の詳細は、福島市の総合観光情報ナビのHPに更新されていく予定ですので、
こまめにチェックしてみてくださいね。

 

交通規制のある2日目はもちろんのこと、
お祭り期間の3日間は、観光客や帰省客などで交通量が増え、
大規模な渋滞が予測されます。

 

時間に余裕を持って計画を立てておきましょう。

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【飯坂けんか祭り】歴史・由来

今となっては、日本三大けんか祭りで有名な、この飯坂けんか祭りですが、
実はさかのぼる事300年以上の古い歴史を持つお祭りなんです。

 

福島県福島市飯坂にある八幡神社の例大祭で、
五穀豊穣の感謝をして、また次の一年間の安泰を神様に祈願するお祭りです。

 

神輿は、祭り期間中に街中を練り歩き、
最後は6つの町内の太鼓屋台を従えて、神社へと戻ります。

 

6つの太鼓屋台は、神輿の邪魔をし、
お祭りが終わってしまうのを阻もうと、
それぞれをぶつけ合います。

その様子の激しさから、「けんか祭り」と言われるようになりました。

 

では、そもそも飯坂けんか祭りがどのように始まったのか、
その起源をご紹介しましょう。

 

12世紀頃に佐藤庄司基治という人が、
飯坂町の舘山の中腹に創建した八幡寺という寺院で行われたのが起源となっています。

その八幡寺は約400年前に火事で焼失してしまい、
その後もう一度八幡神社の社地内に再建されました。

この頃は2年ごとにお祭りを行っていました。

文政13年(1830)、寺院周辺の宮元と呼ばれる上町地区が、
お祭りに太鼓を打ち鳴らし、屋台を出して神輿と一緒に街中を練り歩いたのが、
現在の祭り形の原点だと伝えられています。

 

明治時代になると、政府から神仏分離令というものが出され、
祭りの主催が八幡神社に移されました。

この頃をきっかけとして、神社の例大祭として毎年行われるようになりました。

 

大正15年(1926)には、
屋台が神輿と一緒に神社に入る、「宮入り」が初めて行われ、
昭和2年(1927)からは上町以外の町内もこぞって屋台を出して、
参加するようになりました。

その数が増え、現在の6台の太鼓屋台となっています。

 

それでは、一体いつから、「けんか祭り」などと呼ばれるようになったのでしょうか?

 

ぶつかり合いの始まりは、昭和8年(1933年)の宮入りの時に、
境内の神輿殿の中に神輿がおさまると祭りの終了を意味するので、
それを阻もうとした2つの屋台同士がぶつかってしまったのがきっかけでした。

 

その後、戦時中はお祭り自体が自粛されていましたが、
終戦後に再開されると、戦争中のお祭りの分を取り戻すかのように、
屋台のぶつかり合いがどんどん激しさを増していきました。

時には、神輿を壊してしまったり、
たくさんの怪我人が出てしまったりする年もあったようです。

その様な状態を見たとある新聞記者が、
“これはまさしくけんか祭りだ”
と記事に書いたのをきっかけに、
「けんか祭り」という呼び名で親しまれるようになりました。

 

危険を伴うので、賛否両論あり、
引き屋台に変更になった時期もありましたが、
ぶつかり合いの起きない祭りは、

飯坂けんか祭りではない!

という声が多く上がり、
2002年より、担ぎ屋台でのけんか祭りは復活し、
現在にいたります。

 

よりたくさんの方々に、見に来ていただけるように、
2004年に飯坂けんか祭り例大祭事務局が発足し、
自主ルールを作り、境内の警備を強化するなどの対策をすることで、
安全でなおかつ、勇壮な部分を見られる工夫がなされています。

【飯坂けんか祭り】屋台情報

「けんか祭り」とは呼ばれていますが、神社のお祭りなので、
子どもたちのお楽しみ、出店や露店も、神社にはたくさん並びます。

お祭りの醍醐味とも言える、出店は、
密かな楽しみの一つでもありますよね。

 

ただ、こちらのお祭りは、宮入りがあまりにも注目されているので、
今年の屋台情報まではまだ発表されていません。

例年通りであれば、かき氷たこ焼きなど、
屋台の定番が一通り出そろう事は間違いないでしょう。

 

宮入りが行われるすぐ側に出店していますので、
小さなお子さんを連れて参加されている方は、
早めに屋台で飲食物を調達して、少し離れた安全な場所で見ることをおすすめします。

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