初詣は午後でもいいのか気になりますよね。
結論から言うと、初詣は夕方に参拝しても問題ありません。
ですが、神社によっては閉門するので、あらかじめ閉門時間は確認しておいてくださいね。
昔は、日が落ちてきた夕方は縁起が悪いという説がありました。
昔、日が落ちてきた頃は逢魔が時(おうまがとき)と呼ばれ、
魔物や妖怪が住む世界との境界が曖昧になる時間だと考えられていました。
この曖昧な時間に、神様にお願いをすることは、良くないとされていました。
現在は、午後に初詣に行っても問題ないですが、午後は混雑していておすすめできません。
元日は家でゆっくりと過ごして、午後からのんびりと初詣に出かける人が多いです。
混雑を避けたいなら、おすすめの時間は午前8時頃です。
この時間帯は人も少なく、落ち着いた気持ちで参拝できると思いますよ。
朝早く初詣に出かけて、午後は買い物など他の事を楽しむのもありだと思います。
初詣は夕方に参拝しても問題ないですが、
神社によっては閉門時間がありますので、あらかじめ閉門時間を確認して参拝しましょう。
初詣は午前中・午後どっちがいい?午前が良いのは日が昇るのと同様に運気が上がるから!
初詣は午前中・午後どっちがいいのか気になりますよね。
陰陽の考えでは、午前中は陽の気に満ちているので、縁起が良いとされています。
午前が良いのは日が昇るのと同様に運気が上がるからです。
日本には、地球上すべてのものは、陽と陰に分けられるとした陰陽の考え方があります。
午前中は陽で、日の出とともに活動のエネルギーが高まると考えられています。
一方、午後は陰で、夜に向かって活動のエネルギーが弱まっていくと考えられています。
しかし、陽が良いもので、陰が悪いもの、という訳ではなく、
陰と陽はお互い常にバランスを保ちながら存在しています。
また、参拝したいという気持ちが一番大事なので、午後はダメという訳ではありません。
午前中の参拝が良いとされる理由は、他にもあります。
午前中は、人に疲れや穢れがたまっていないとされ、
神様にご挨拶に行っても失礼がなく、神様に願いが届きやすいと考えられていたからです。
一方、午後になると、人には穢れや疲れがたまります。
なので、午後の参拝は神様に願いが届きにくいと考えられていました。
初詣は前日12月31日にしても問題ない!?その場合は初詣でなく「除夜詣」と呼ばれる!
初詣は前日12月31日にしても、特に問題ありません。
しかし、その場合は初詣でなく「除夜詣」と呼ばれます!
古くは、12月31日の夜に参拝する除夜詣(じょやもうで)と、
元旦に参拝する元日詣(がんじつもうで)がありました。
初詣の歴史は古く、平安時代の年籠り(としごもり)に由来すると言われています。
年籠りは、大晦日から元旦にかけ氏神様の神社にこもり、
新年の豊作と安全を夜通し祈願するものでした。
やがて、年籠りは大晦日に参拝する除夜詣と、
元旦に参拝する元日詣の2つに分かれていきました。
その後、元日詣は恵方詣と呼ばれ、その年の恵方の神社を参拝する形になっていきました。
現在の大晦日の深夜から神社に出向き、除夜の鐘を聞きながら新年を迎える形は、
除夜詣と元日詣を一緒にしているようなものです。
初詣は前日12月31日にしても問題ないですが、
その場合は初詣でなく「除夜詣」と呼ばれます!
初詣で六曜は気にするべき?六曜の運勢は神社とは無関係で縁起の良い・悪いはない!
初詣で六曜は気にするべきなのでしょうか。
六曜の運勢は神社とは無関係で縁起の良い・悪いはないです!
古い歴史に基づいて作られたものなので宗教とは関係ありません。
六曜の歴史は古く、日にちの吉凶や運勢を、干支や陰陽道を基に占うもので、
中国で生まれ14世紀頃に日本に伝えられました。
六曜には、仏滅や友引など、仏教との関連を思わせる言葉が使われていますが、
宗教との関係はありません。
なので、初詣は仏滅を避ける必要はないのです。
でも中には、仏滅は縁起が悪いと気になる人もいると思います。
仏滅は縁起が悪いと気になるのであれば、
仏滅は避け大安や友引に参拝してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、初詣は午後でもいいのかについて紹介しました。
初詣は夕方に参拝しても問題ないですが、
午後は混雑しているのであまりおすすめできません。
混雑を避けたいなら、おすすめの時間は午前8時頃です。
夕方は足元が見えにくくなるので、
転んでケガをすることもあります。
新年早々、転んでケガをしてしまうのは避けたいですね。
また、夕方は不審者がいる可能性もありますので、
身の安全を守るためにもあまり暗くならないうちに参拝することをおすすめします。
初詣において1番大事なのは、参拝したいという気持ちで、
行ける時に行って大丈夫なんだと安心できました。