【石岡のお祭り2022】すごい歴史とは?見どころは幌獅子と山車の大行列!

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関東の三大祭の一つに数えられる「石岡のお祭り」をご存知でしょうか?

 

東京からも電車に乗って二時間ほどで行けるので、毎年多くの人が訪れ、
その数はなんと40万人にもなるとても人気のあるお祭りです。

 

ここでは2022年の「石岡のお祭り」の開催日程と時間、
そして一番の見どころである2日目の様子などを解説していきます。

2022年の石岡のお祭りの日程と開催時間は?

石岡のお祭りは敬老の日(9月第三月曜日)を含む土日月の三連休で行われるので、
今年は9月17日〜19日の3日間になります

 

3日間の主な内容を簡単に説明すると、

一日目(9月17日)「神興祭」

14時  本殿から大みこしが仮殿に向けて出発

二日目(9月18日)「奉祝祭」

午前 奉納相撲
午後 巫女舞、染谷の十二座神楽
15時 幌獅子(ほろじし)パレード
18時45分 山車(だし)パレード
20時30分 仮殿祭

三日目(9月19日)「還幸祭」

14時 仮殿から大みこしが本殿に向けて出発
16時 神事、来年への引き継ぎ

 

という感じになります。

 

観光でお祭りを見に行くのなら、
やはり一番イベントが多く盛り上がる二日目が絶対おすすめです。

 

でも、お祭りの歴史や見どころをよく知らずに見ても、
本当の意味でお祭りを楽しめないのではないでしょうか?

 

そこで石岡のお祭りの歴史や見どころをちょっとだけ解説してみます。

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正式名は常陸國總社宮例大祭!石岡のお祭りのすごい歴史が知りたい!

石岡のお祭は正式には「常陸國總社宮例大祭(ひたちのくにそうしゃぐうれいたいさい)」と言います。

 

總社=総社(そうしゃ)とは、かつて常陸国と言われていた茨城一帯の神様を、
まとめて祀ることができるという、とても由緒ある神社なのです。

 

なんと奈良時代に建てられてから千年以上の歴史があると言われています。

 

例大祭とはその神社でもっとも重要なお祭りのことですが、
長い歴史の中で様々な内容が加えられていきながら発展し、
現在の「石岡のお祭り」という形になりました。

 

石岡のお祭りを支えているのは石岡市内を中心とする地域の町内です。

パレードでは町ごとにちがった幌獅子や山車が登場し、
お祭りを盛り上げていきます。

 

地元の人達にとっては「正月やお盆には帰省しなくても、お祭りには帰る」
というほどの思い入れがある一大イベントなので、
その力の入れようはすごいものがあります。

 

15の町が毎年交代で「年番町」というおまつりを取り仕切る担当を努めます。

年番町を務める町内には仮殿(おかりや)と呼ばれる、
神様をお迎えするための場所が設置されます。

お祭りの間中神様がそこにとどまられるので、
ぜひお参りしておきたいものです。

 

ちなみに2019年は国分町が年番町となっていますので、
お祭りに行かれる方は覚えておきましょう。

石岡のお祭りの見どころは何?幌獅子と山車の大行列は要チェック!

石岡のお祭りの一番の見どころはなんと言っても、
二日目の午後に行われる幌獅子と山車の豪華なパレードです。

 

お祭りに参加する町ごとに、それぞれ趣向をこらした幌獅子や山車を披露し、
踊り手さんたちが石岡囃子(いしおかばやし)のリズムにのって舞い踊る姿は、
お祭りの雰囲気を一気に盛り上げます!

勇壮な幌獅子(ほろじし)の舞とは?

 

二日目の午後3時から、駅前の通りを中心に、
お祭りのメインイベントの一つである幌獅子のパレードが行われます。

 

幌獅子とはいわゆる獅子舞のことですが、石岡の場合少し違います。

 

獅子の頭の部分に人が入って踊るのは同じですが、
胴体部分は人が乗れる小屋になっていて、
これは他にはない珍しいものだそうです。

 

小屋は大型の荷車に乗せてあり、上には大きな布(幌)をかけています。

そして中には笛や太鼓を持った人たちが乗って演奏しているのです。

 

つまり、幌獅子の中から音楽が聞こえてきて、
その曲に合わせて獅子が舞い踊るということです。

 

また、幌獅子は町ごとにそれぞれ顔の形や幌の色に個性があり、
その数約30種類!

 

踊りの達人たちが、30キロもある獅子の頭を自在にあやつり、
お囃子の音楽にのって勇壮な舞を披露する姿は必見です。

はなやかな山車(だし)に注目!

二日目の夕方6時45分からは、もう一つのメインイベントである、
おまつりの夜を彩るはなやかな山車のパレードが駅前通りで行われます。

 

石岡の山車は2〜3層の作りになっており、屋根はありません。

 

一番上には日本の神話や歴史上の人物などの、
2メートルもある人形が飾られています。

 

山車はきらびやかに飾られており、
その側面には上の人形の人物にまつわる物語が、
彫刻としてはめこまれています。

 

下の層には踊りをする人やお囃子を演奏する人たちが乗り、
音楽に合わせて踊りを披露しながら市中を練り歩くのです。

 

なんとこの山車の上の台座は回転式になっており、
回転する台座の上で伝統的な衣装を着た踊り手たちが、
お囃子に合わせて舞を舞う姿は実に見ごたえがあります!

 

12の町内がそれぞれ独特の山車を披露すると、
おまつりはクライマックスを迎えます。

 

多くの人出で大混雑になりますが、
石岡のお祭りの雰囲気をもっとも感じさせてくれる、
二日目の幌獅子と山車のパレードは絶対チェックしておきましょう。

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石岡のお祭りって駐車場あるの?

毎年40万人もの人出で賑わう石岡のお祭りですが、
地元だけでなく東京や首都圏から車で来られる方も多いと思います。

 

お祭り会場では、駐車場や交通規制はどうなっているのでしょうか?

 

石岡のお祭りでは例年交通規制がされています。

 

總社宮から石岡駅までの一帯が、かなり広い範囲で車両通行止めになります。

 

交通規制の時間帯は例年、
17日〜19日の3日間とも、13時〜21時となっています。

時間帯によっては一部通れる区間や、
大型車は通行止めなどの区間もあるので、
くわしくは以下の交通規制図をごらんください。

車で来られる方にとっては、
駐車場に止められるのかも気になるところですね。

 

お祭り期間は臨時の駐車場も設置されるので、
以下に紹介する駐車場を参考にしてください。

石岡駅有料駐車場

住所:茨城県石岡市石岡1丁目16-2
収容台数:150台
料金:最初の1時間200円、以後1時間ごとに100円(24時間まで500円)

イベント会場駐車場

場所:石岡駅とスポーツプラザ山新の間
収容台数:300台
料金:協力金必要

スポーツプラザ山新有料駐車場

住所:茨城県石岡市石岡2丁目21-2
収容台数:200台
料金:無料

石岡市役所駐車場

住所:茨城県石岡市石岡1丁目1
収容台数:100台
料金:無料

いしおかイベント広場駐車場

住所:茨城県石岡市若宮3丁目1-1
収容台数:500台
料金:無料

石岡運動公園(会場までバス運行)

住所:茨城県石岡市南台3丁目34-1
収容台数:600台
料金:無料 (石岡駅までバスで170円)

 

総社宮の参拝者用の駐車場も利用できますが、
すぐに満車になることが予想されます。

 

今年から石岡駅近くにイベント会場駐車場が新設されていますが、
利用するには協力金が必要なようです

 

石岡運動公園からはバスでの移動となっています。

 

他にも臨時駐車場が開設されますが、
詳しくは交通規制図でご確認ください。

 

毎年駐車場が足りなくなるほどの来場者があるお祭りですから、
車で来られる方はできるだけ早めに来たほうがよさそうです。

石岡のお祭りのアクセスは?駐車場もあるけど常磐線特急が便利です!

石岡のお祭り会場へはどのようにアクセスするのがいいでしょうか?

 

ここでは主に東京方面からどのようにアクセスするのがいいのか、
車を利用する場合と電車を利用する場合をご紹介します。

車での会場アクセス方法は?

遠方から車でアクセスされる方は、
以下のルートが便利です。

カーナビの目的地は石岡駅に設定するのがいいでしょう。

東京方面の方

[常磐自動車道]
・千代田石岡ICおりて石岡市街へ

水戸方面の方

[常磐自動車道]
・岩間ICおりて県道石岡城里線を通り石岡市街へ
・石岡小美玉スマートIC(ETC搭載車専用)おりて石岡市街へ
※石岡市街地へはこちらが便利

電車でのアクセス方法は?

車で来ても駐車場を探して回るのは大変です。

電車を利用するほうが早くて便利かもしれません。

 

東京から来る場合の電車は常磐線の特急を利用するのが、
一番早くて便利なようです。

特急利用

東京駅からJR常磐線「特急ときわ」に乗車し石岡駅下車。

料金:2490円
時間:約1時間

普通電車利用

東京駅からJR山手線で日暮里まで。

日暮里からJR常磐線に乗り換えて石岡駅下車。

料金:1490円
時間:約2時間

 

特急を利用すれば東京駅から乗換なしで、
わずか1時間で来られるので便利です。

でも時間に余裕のある方は普通電車で、
のんびり来てもいいかもしれませんね。

石岡のお祭りおすすめホテルは?石岡駅近くにあるので早めに予約を!

3日間に渡って繰り広げられる石岡のお祭りを、
宿泊してじっくり堪能してみるのはいかがでしょうか?

 

土曜日からの3連休を利用して、
泊りがけでお祭りを見てみたい方のために、
石岡駅近くのおすすめのホテルを以下に紹介します。

石岡プラザホテル

住所 茨城県石岡市国府1丁目6-33
電話 0299-24-1110
料金 5,500〜12,400円
サービス 全室Wi-Fi対応、禁煙室有り、朝食ワンコインサービス
備考 石岡駅西口から徒歩3分、無料駐車場有り

HOTEL SOSHA

住所 茨城県石岡市府中1丁目10-11
電話 0299-23-5511
料金 5,940〜22,360円
サービス 全室Wi-Fi対応、全室VODシアター見放題、禁煙室有り
備考 石岡駅西口から徒歩8分、無料駐車場有り、EV充電器有り

ホテル橋本楼

住所 茨城県石岡市府中2丁目1-29
電話 0299-22-2021
料金 4,860〜7,230円
サービス 全室Wi-Fi対応、PayPay支払い可、禁煙室有り
備考 石岡駅西口から徒歩7分、駐車場予約制、EV充電器有り

ホテルグランマリアージュ

住所 茨城県石岡市国府1丁目1-1
電話 0299-22-4100
料金 5,400〜21,600円
サービス 全室Wi-Fi対応、朝刊サービス、禁煙室有り
備考 石岡駅西口から徒歩1分、無料駐車場有り

ホテルルートイン石岡

住所 茨城県石岡市石岡1丁目1-10
電話 050-5576-7701
料金 5,400〜21,600円
サービス 朝食無料、全室Wi-Fi対応、WOWWOW視聴無料、
禁煙室有り、大浴場(ラジウム人工温泉)
備考 石岡駅から徒歩10分、無料駐車場有り

2018年11月オープンの新しいホテルです。

割烹旅館 いづみ荘

住所 茨城県石岡市高浜735
電話 0299-26-3232
料金 5,100〜12,000円
サービス 朝食ワンコインサービス
備考 石岡駅へ送迎バス有り(要予約)、高浜駅から徒歩5分、
無料駐車場有り

 

お祭り期間は多くの観光客で、
ホテルもすぐにいっぱいになることが予想されます。

 

宿泊を考えている方は早めにホテルを予約して、
ゆっくりお祭りを楽しんでください。

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