【京都時代祭2024】行列のコース・経路は?交通規制は行列に合わせて?

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京都・時代祭は京都三大祭りのひとつで、平安神宮の大祭です。

 

京都三大祭りとは、葵祭、祇園祭、時代祭の3つで、時代祭は毎年10月に開催され、
国内だけでなく海外からも多くの人が訪れるお祭りです。

 

今年の京都・時代祭の開催は、
2024年10月22日(火)
となっています。

 

雨天順延となっており、10月22日が雨だった場合は神幸祭以下の行事が順延となります。

順延や中止の判断はお祭り当日の早朝に行われます。

詳しくは京都観光Naviホームページ、または、京都市観光協会公式SNSをご覧下さい。

 

京都・時代祭は、毎年10月22日に行われます。

ちなみに2019年10月22日は、
皇居・宮殿で新天皇即位の中心儀式「即位礼正殿の儀」が行われたため、
2019年の京都・時代祭は10月26日に延期されました。

 

2024年の京都・時代祭祭事スケジュールは以下のようになっています。

10月21日(月) 時代祭前日祭
10月22日(火) 時代祭本殿祭・時代風俗行列(雨天順延)
10月23日(水) 時代祭後日祭

 

今年は火曜日の開催となりますが、
京都・時代祭は、毎年多くの来場者で賑わいます。

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京都・時代祭行列のコース・経路は?じっくり見る派は有料席で見よ!

京都・時代祭のいちばんの見どころである、
時代行列の気になるコース・経路をご紹介します。

 

時代行列は、お祭り当日の12:15に京都御所(堺町御門)を出発し、
14:30平安神宮に到着予定となっています。

 

出発時刻、到着時刻は先頭の時間になりますので、
行列の最後尾が平安神宮に到着するのは、もっと後ということになります。

 

では、時代行列のコースを詳しくご紹介します。

堺町御門
→烏丸丸太町
→烏丸御池
→河原町御池
→河原町三条
→三条大橋
→三条神宮道
→平安神宮

 

時代行列のコースの詳しいマップは以下の通りです。

時代行列を先頭から最後尾まで見ようと思うと2時間以上かかります。

じっくりと時代行列を見たい方は、有料観覧席で見ることをおすすめします

有料観覧席の場所

有料観覧席の設置は全部で3か所あります。

京都御苑席

先頭の通過時刻は12:00頃になります。

御池通席

先頭の通過時刻は12:50頃になります。

平安神宮道席

先頭の通過時刻は14:20頃になります。

 

有料観覧席では、時代行列を座って見ることが出来るので、
周りを気にすることなく見ることができますよ。

京都・時代祭の交通規制は行列に合わせて?通貨予定時間に注目を!

時代行列の通過に伴い、交通規制がかかります。

京都・時代祭当日、時代行列のコース周辺を通行予定の方は、注意が必要です。

 

とくに注意しなければいけないのが、行列の通行中や通行後です

行列通行中はもちろん車両通行止めになりますが、
通行後に規制が解除されても道路が混雑してなかなか通行することができません。

 

時代祭に車でお出かけの方や、時代祭当日に周辺を通行する方は、
時間に余裕を持って行動したほうがよさそうです。

 

では、時代行列の通行時間を詳しく見ていきましょう。

堺町御門…12:15
烏丸丸太町…12:30
烏丸御池…12:50
河原町御池…13:20
河原町三条…13:30
三条大橋…13:40
三条神宮道…14:10
平安神宮…14:30

 

時間はすべて先頭の通過時刻になり、通過には約2時間~2時間半かかります。

また、当日の状況によっては予定通りに通過できない場合もありますので、注意してください。

 

今年の交通規制に関するマップがありますのでご参考までにご覧になってみてください。

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長時間は厳しい?京都・時代祭の穴場スポットは三条大橋と京都御所!

京都・時代祭の時代行列を、
有料観覧席ではなく無料で見たい!
いい場所で写真に収めたい!
などという方におすすめの穴場スポットをご紹介します。

 

京都三大祭りのひとつである時代祭ですので、やはりどこも多少の混雑はします。

 

しかし、風情のある写真が取れる場所や、少し混雑が緩和される場所もあります。

三条大橋付近

人気のある場所ですが、時代行列を間近で見ることができ、
衣装の豪華さなどを感じることができる場所です

少しでも近くで時代行列を見たいという方にはおすすめのスポットになります。

 

混雑を少しでも避けたい方は、
三条大橋の東側に行くと少しはゆっくり見ることができるようです。

 

三条駅も近いので行くのに便利ではないでしょうか。

京都御所

人が多い場所ではありますが、
時代行列の写真を撮りたい方にはすごくおすすめの場所になります

京都御所は出発地点であり、背景に門が入るように写真を撮れば、
風情のある写真を撮ることができます。

 

ただし、一番前を確保するには大変かもしれません。

ベストポジションをゲットしたい方は、
時間に余裕をもって行くようにしたほうがいいでしょう。

御池通(京都市役所付近)

有料観覧席のある御池通ですが、ここは沿道も広く、長い道路なので、
人が分散して比較的ゆっくり見ることができる場所です

 

しかし、沿道が広い分、時代行列との距離を感じてしまうかもしれません。

こちらも、ベストポジションを確保したい方は、
早めに訪れるようにしたほうがいいかもしれません。

三条神宮道(二条通~応天門の間)

ここでは、室町時代の列の風流踊りが披露されます

衣装も鮮やかでとても見ごたえがあるので、ぜひ見ていただきたいです。

 

時代行列を見るにあたり、とくに混雑するのは駅付近です。

少しでも混雑を避けたい方は、
道幅の広い道路や、駅から少し離れている場所まで行くと、
前方でゆっくりと見ることができる可能性が高いです。

 

ここで紹介した穴場スポットを参考に、時代行列を楽しんでみてくださいね。

行ける時間帯で変わる!?京都・時代祭はどこで見るのがおすすめ?

時代行列では時代ごとの衣装やヘアメイクなどが正確に復元されており、
歴史の変化を楽しんで見ることができます。

 

京都・時代祭の時代行列は毎年多くの見物客が訪れて混雑しますが、
ぜひ見ていただきたいお祭りです。

 

ここでは、京都・時代祭を楽しんでいただくために、
どこで時代行列を見ればいいのか、おすすめのスポットなどをご紹介します。

 

基本的には、コース内であればどこで見ても見ることができます。

見たいと思っている場所に約1時間前に到着していれば、
比較的前方で見ることも可能です

 

出発地点である京都御所から、
行列の到着地点である平安神宮までずっと追っかけて行くこともできます。

非常に混雑している場所もありますので、追っかけるには大変なところもありますが…

 

行列がスタートする12:15より前に行くことができるのであれば、
京都御所で見るのがおすすめです

スタート地点であり、風情のある場所で見ることができるので混雑する場所ではありますが、
行列に参加している人たちがまだ元気でシャキっとした姿の行列を見ることができます。

 

また、スタート地点では運がよければ、
行列のスタートを待っている参加者と写真を撮れる可能性もあります

各時代の衣装を身にまとった参加者と写真を撮れるいい機会ですので、
一緒に写真を撮りたい方はスタート時間より前に行って、
お願いしてみるのもいいかもしれません。

 

行列を京都御所でずっと見ているのもいいですが、
到着地点である平安神宮でも見たいという方は、地下鉄での移動をおすすめします。

烏丸丸太町駅から乗車し、烏丸御池駅で東西線に乗り換えて東山駅で降りましょう。

ちなみに、行列の先頭が平安神宮に到着するのは、14:30頃の予定になっています。

 

行列を長く見ていたいという方は、御池通がおすすめです

道が長く、ポジションがよければ行列を見渡すこともできます。

沿道も広いので、比較的ゆっくり見ることができるでしょう。

 

また、烏丸御池付近では辻回しで列が止まります
行列をゆっくりとしっかり見たいという方にはおすすめの場所です。

烏丸御池付近に行列の先頭が到着するのは、12:50に予定になっています。

 

時代行列をもっと深く楽しみたいという方は、パンフレットを購入しましょう。

各時代の衣装についてや、時代背景など詳しく掲載されているので、
より行列を楽しむことができるのではないでしょうか。

パンフレットの入手方法ですが、
有料席を利用する方に配られるほか、沿道でも800円で販売されています。

京都・時代祭有料席の申し込み方法は?京都市観光協会とネットでも?

京都・時代祭の時代行列は、
先頭から最後尾までみようと思うと約2時間~2時間半かかります。

 

時代行列のコース内であればどこからでも見ることはできますが、
おすすめなのは、時代行列を座ってゆっくりと見ることができる「有料観覧席」です。

 

有料観覧席の設置は全部で3か所あります

  • 京都御苑席(12:00頃)
  • 御池通席(12:50頃)
  • 平安神宮道席(14:20頃)

 

時間は行列の先頭通過予定時刻になります。

有料観覧席で観覧したい場合は、あらかじめどこの席から見たいのか決めておきましょう。

 

有料観覧席は全席指定で、パンフレット・観覧記念符付きになります。

有料観覧席の値段

一般席

最前列 1席6,000円(税込)

2列目以降 1席4,000円(税込)

時代祭まなび席

平安神宮道観覧席のみで、ガイド無線機(要返却)が付いています。

最前列 1席9,500円(税込)

2列目以降 1席7,500円

購入方法

購入方法については以下の通りになります。

一般席

●インターネット
  • チケットピア
  • イープラス
  • ローソンチケット
●コンビニなど
  • ローソン(Loppiで取扱)
  • セブン-イレブン(マルチコピー機で取扱)
  • チケットぴあ(店頭で取扱)
  • ファミリーマート(店内設置の端末で取扱)
●旅行会社
  • JTB店頭
  • 近畿日本ツーリスト店頭
  • 日本旅行店頭
●観光案内所
  • 京都総合観光案内所(京ナビ)
  • 京都市河原町三条観光情報コーナー

時代祭まなび席

●インターネット
  • チケットピア
  • イープラス
  • ローソンチケット
●コンビニ
  • セブン-イレブン(マルチコピー機で取扱)
  • ファミリーマート(店内設置の端末で取扱)
  • ローソン(Loppiで取扱)
●観光案内所
  • 京都市河原町三条観光情報コーナー

 

インターネットやコンビニなどで購入・発券の場合、手数料がかかることがあります。

 

有料観覧席に関するお問い合わせ先は、
京都市観光協会
TEL:075-213-1717
になります。

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京都・時代祭は屋台(出店)が全く出ない!厳かさと時代観からなの?

お祭りといえば屋台!という方もいるでしょうが、京都・時代祭では屋台はでません

 

京都・時代祭はワイワイと騒ぐお祭りというよりは、
京都の歴史に触れ、学ぶための機会と考えるのがいいのかもしれません。

 

また、時代行列を見ようとたくさんの観覧者がいますので、
沿道に屋台が並ぶと、通行の妨げになったり、思わぬ事故にも繋がりかねません。

 

お祭りということで屋台を楽しみにしていた方は少し残念に思うかもしれませんが、
京都の街には雰囲気のあるお店や、オシャレなお店も多いです。

時代祭を楽しんだあとに、京都の街で美味しいものを食べるのもおすすめですよ。

京都・時代祭の由来・歴史教えます!平安遷都1100年紀念が発祥?

京都・時代祭は、平安遷都1100年を記念して1895年(明治28年)に始まりました。

 

初めての京都・時代祭は、1895年10月25日に、
建設されたばかりの平安神宮への参拝として行われています。

 

のちに、毎年10月22日の開催となったのですが、
この日は日本の第50代天皇である桓武天皇が長岡京からの都を移して新しい都に入った日、
京都の誕生日にあたります

 

お祭りは時代行列と呼ばれる、
時代風俗の変遷を表現する行列を見ることが出来るのですが、
当時の行列は6列でした。

大正から昭和にかけて列は徐々に増えていき、
現在では18列、約2000人の行列になっています。

 

京都三大祭りである葵祭、祇園祭比べ、京都・時代祭は歴史は浅いものの、
積み重ねてきた歴史を見ることが出来るお祭りなのです。

京都・時代祭の見どころは「動く歴史風俗絵巻」と言われる時代行列!

京都・時代祭の見どころは、2000人の市民が各時代の衣装を身にまとい、
京都の街を練り歩く「時代行列」です。

 

行列の長さは2kmあり、
約2時間かけて明治維新時代から延暦時代まで1,000年を振り返ることができます。

 

行列に参加するのは、歴史の教科書に登場するような有名な人物から、
「白川女」や「大原女」と言われる職業集団など、
その時代に活躍した女性たちも行列に登場します。

 

では、どんな人物が登場するのか、行列の内容などについて詳しくご紹介します。

名誉奉行

  • 京都府知事
  • 京都市長
  • 京都市会正副議長
  • 時代祭協賛会会長
  • 京都商工会議所会頭
  • 時代祭旗
  • 総奉行

明治維新時代

維新勤王隊列

鼓笛隊が列の先頭を務めます。

衣装に注目してご覧になってみてください。

幕末志士列

この時代に活躍した人物が登場します

  • 桂小五郎
  • 西郷吉之助
  • 坂本龍馬
  • 中岡慎太郎
  • 高杉晋作
  • 吉田松陰
  • 吉村寅太郎
  • 来三樹三郎
  • 梅田雲浜
  • 橋本左内
  • 近衛忠煕
  • 姉小路公知
  • 三條実萬
  • 中山忠能
  • 平野国臣

七卿落

1863年8月18日の政変で、倒幕計画に破れた7人の公卿が京都から追放された事件です。

7人の公卿と2人の志士が登場し、
公卿が志士に護られながら長州に落ち延びた様子を表します。

江戸時代

徳川城使上洛列

徳川幕府は朝廷の儀式などには城使を上洛させていました。

掛け声やパフォーマンスが見どころです。

江戸時代婦人列

当時の女性のファッションに注目してご覧になってみてください。

  • 和宮
  • 太田垣蓮月
  • 中村内蔵助の妻
  • 玉瀾
  • 吉野太夫
  • 出雲阿国

安土桃山時代

豊公参朝列

豊臣家の朝廷参上の、1596年5月の秀頼の初参内と、
1597年9月の元服時の参内の様相を表しています。

織田公上洛列

  • 織田信長
  • 羽柴秀吉
  • 丹羽長秀
  • 滝川一益
  • 柴田勝家

室町時代

室町幕府執政列

足利将軍は鎧兜をつけないで、鳥帽子に金襴の衣装を着た軽装で登場します。

また、ほかの列には見られない、公家・法中・御博士・医師なども登場します。

室町洛中風俗列

町衆のよって盛んに行われていた「風流踊り」を再現します。

江戸時代以降の盆踊りの原型になっているとも言われています。

吉野時代

楠公上洛列

煌びやかな甲冑や武具に注目してご覧になってみてください。

中世婦人列

  • 淀君
  • 藤原為家の室
  • 静御前
  • 大原女
  • 桂女

鎌倉時代

城南流鏑馬列

流鏑馬は平安朝から行われた騎射の技で、武士のたしなみとして行われていました。

藤原時代

藤原公卿参朝列

夏服を身にまとい列に登場します。

平安時代婦人列

  • 巴御前
  • 横笛
  • 常盤御前
  • 紫式部
  • 清少納言
  • 紀貫之の女
  • 小野小町
  • 和気広虫
  • 百済王明信

延暦時代

延暦武官行進列

大将である坂上田村麻呂が、東征を終え平安京に凱旋する様子を表します。

 

延暦文官参朝列

それぞれの朝服を身にまとい、
延暦時代の公卿諸臣が朝廷に参上する様子を再現しています。

神饌講社列

前列

神幸列

白川女献花列

平安時代から御所に花を届けていたと言われており、
列では神前にお供えする花を頭に乗せています。

弓前組列

源頼政に従い弓矢の技に優れた人の子孫によって作られた人たちの列です。

 

時代行列に登場する人物や時代背景を知っているのと知らないのとでは、
行列を見る際の見方も変わってくると思います。

ぜひ、これらを知ったうえで、行列を楽しんでみてください。

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