1歳を過ぎた頃の離乳食完了期はパクパク期とも呼ばれ、
ほとんど大人と同じようなものが食べられるようになります。
食事も1日3食なので、忙しい毎日のために作り置きをしておくと、
時間がない日は便利ですよ!
作り置きレシピは、冷凍してストックしておけるものが多いです。
冷凍保存は長ければ1〜2週間ほど日持ちするので、
まとめて作っておけば、温めてすぐに使えるので助かりますよ。
では、離乳食完了期におすすめの、
作り置きレシピをご紹介しますね!
ブリと葱のカレー煮
<材料> ※小分け容器約6個分
・ブリ(刺身の切身)…10切れ
・長葱…1/2本
・小エビ(サラダ用のボイルされたもの)…約60g
・カレーの王子様…1袋
・水…200cc
・にんにく…耳掻き約1杯
<作り方>
①長葱は半月切り、小エビはあらみじん切り、
ぶりは血合いを取ってから一口サイズに切ります。
②水200㏄とカレーの王子様1袋を鍋に入れて火にかけ、
カレースープを作っておきます。
③フライパンを熱しブリにこんがり焼き目を付けます。
フライパンの空いてるスペースで、
ボイル小エビと長葱も炒めます。
④材料にしっかりと焼き目が付いたら、カレースープ、
ブリの臭みを取るためのにんにくを入れ、一煮立ちさせます。
⑤粗熱が取れたら小分け容器に入れて、冷凍保存します。
冷凍後は3〜4日を目安に使い切りましょう。
離乳食完了期のポトフは「和光堂手作り応援コンソメ」でおいしく作れる!
離乳食完了期のスープメニューでは、ポトフも人気です。
ポトフは野菜や肉を煮込んで簡単に作れるでしょう。
一品で栄養もたくさん吸収できて、体もポカポカ温まりますよね。
離乳食完了期のポトフ作りには、
和光堂の「手作り応援コンソメ」がおすすめです。
こちらは、国産の野菜とチキンをじっくり煮込んだスープから作られた、
赤ちゃん用のコンソメです。
安心して離乳食に使える調味料ですよ。
便利なスティクタイプの個包装が、1箱に10包入っています。
さっとお湯で溶ける顆粒なので使いやすさもポイントです。
では、この「和光堂の手作り応援コンソメ」を使った、
離乳食完了期にぴったりのポトフのレシピをご紹介しますね。
ポトフ
<材料> ※1回分
・和光堂手作り応援コンソメ…1包(2.3g)
・じゃがいも…30g
・にんじん…10g
・玉ねぎ…10g
・ブロッコリー…5g
・かぶ…20g
・ウインナー…10g
・塩…少々
<作り方>
①じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、かぶは、
食べやすい大きさにカットします。
②鍋にひたひたになるくらいの水と、①でカットした野菜、
ウインナー、「手作り応援コンソメ」を加え、
やわらかくなるまで煮て、塩を少々振って味付けをします。
③ブロッコリーは別の鍋で柔らかく茹でましょう。
ウインナーは鍋から取り出して皮を剥き、
食べやすい大きさにカットします。
④全ての材料を器に盛り付けたら完成です。
離乳食完了期のミネストローネ…角切り野菜と粉末洋風だしで超簡単!
離乳食完了期の洋風メニューをお考えなら、
ミネストローネもおすすめです。
ミネストローネはトマトを中心に煮込んだ、
イタリアの野菜スープです。
赤いトマト色をしたスープが特徴ですよね。
一見作り方が複雑そうに見えますが、
角切り野菜と粉末洋風だしで、簡単に作ることができますよ!
小鍋一つで野菜たっぷりの、栄養満点なミネストローネが作れます。
では、離乳食完了期におすすめの、
ミネストローネのレシピをご紹介していきますね。
野菜がたっぷりミネストローネ
<材料> ※1回分
・じゃがいも…10g
・にんじん…10g
・玉ねぎ…10g
・白菜…10g
・ミニトマト…10g
・水…適量
・粉末洋風だし…適量
・塩…少々
<作り方>
①小鍋に6~8mm角にカットしたにんじん、
水(鍋の底から2〜3㎝ほど)、粉末洋風だしを入れて火にかけます。
沸騰したら中火寄りの弱火にしてください。
②ミニトマトは湯むきして皮と種を取り除いておきます。
じゃがいも、玉ねぎ、白菜、ミニトマトを、
6~8mm角にカットし、鍋に加えて煮込みます。
③火が通って野菜が噛めるほどの柔らかさになったら、
塩をほんの少量振りかけ、味を整えれば完成です。
離乳食完了期にミートボール?ケチャップ味でもソースなしが良いらしい!
子どもに人気のミートボールは、お弁当の定番おかずでもあります。
柔らかくてジューシーで、パクパク食べやすいミートボールですが、
離乳食完了期にも食べられるメニューです。
そこでおすすめの、ふわふわな食感のミートボールレシピをご紹介しますね!
ケチャップ味でもソースなしなら食べやすいので、
離乳食完了期の手づかみ食べにもぴったりです。
ふわふわミートボール
<材料> ※約15個分
・豚ひき肉…100g
・絹ごし豆腐…50g
・玉ねぎ…1/4個
・トマトケチャップ…大さじ1
・片栗粉…大さじ1と1/2
・水…適量
<作り方>
①玉ねぎをみじん切りにしたら、ボウルに全ての材料を入れ、
粘りが出るまでしっかりと混ぜ合わせます。
②鍋に水を入れて火にかけ沸騰させます。
③混ぜ合わせた材料をスプーンですくい、
一口で食べられる丸形サイズに整えてからお湯に落とし、
中に火が通るまで茹でます。
15個ほど作りましょう。
④中まで火が通ったのを確認したら、
お湯からすくい上げて完成です。
ミートボールは余ったら冷凍保存も可能です。
密封袋に重ならないように入れて冷凍すればOKです。
解凍の仕方は、ラップをしてレンジで温めるだけと簡単です。
2週間を目安に使い切りましょう。
離乳食完了期に豚バラとミックスベジタブル・大根で子供用豚バラ大根!
離乳食完了期になると、肉類も食べられる種類が増えてくるので、
豚バラ肉も完了期からOKになります。
豚バラは柔らかくて食べやすく、煮物にも炒め物にも最適ですよね。
離乳食完了期でおすすめの、子供が食べてもおいしい、
豚バラを使ったレシピをご紹介しましょう!
豚バラと大根の組み合わせがマッチした、
柔らかく食べやすい人気レシピです。
子供用豚バラ大根
<材料> ※1〜2回分
・豚バラ肉…2〜3枚
・大根…3㎝ほど
・ミックスベジタブル…適量
・ごま油…少量
・しょうゆ…小さじ1/3
・砂糖…小さじ1/2
・みりん…小さじ1/3
・水…100ccほど
・粉末だし…3つまみ
<作り方>
①豚バラと大根を一口サイズにカットします。
②カットした大根は下茹でし、透明になるくらいまで茹でます。
③フライパンを熱しごま油を引き、豚バラ肉を炒めます。
④豚バラ肉の色が変わったら、大根とミックスベジタブルを入れ、
よく炒めます。
⑤しょうゆ・砂糖・みりん・粉末だしを加え、水を入れます。
⑥水分がなくなるまで煮詰めたら完成です。
大人にも人気のメニュー「豚バラ大根」を、
離乳食完了期の子でもおいしく食べられるように、
アレンジしたレシピです。
ミックスベジタブルを入れることで彩りもよく、
完了期の子も食べやすくなるでしょう。
余ったら残りは冷凍保存も可能です。
離乳食完了期におすすめ!和風だしで煮るベーコンとナスの炒め煮!
ベーコンは洋食にも和食にも合い、
さまざまなレシピに使われる万能食材です。
炒める、煮る、焼くといった、
さまざまな調理法に対応できるのもポイントです。
ベーコンは豚バラ肉を塩漬けにして燻製したものなので、
味付けなしでも使うことができるのでとても便利ですよね。
そんなベーコンは離乳食完了期から取り入れることができます。
使うことでおいしいだしも出るんですよ。
ベーコンを使った、離乳食完了期におすすめのレシピをご紹介しますね!
ベーコンとナスの炒め煮
<材料> ※作りやすい量で
・ベーコン…30gほど
・ナス…50gほど
・和風のだし汁…50~100ml
・こしょう…ごく少量
・オリーブオイル…小さじ1/2
<作り方>
①ベーコンは粗めのみじん切りにします。
②ナスは皮を剥いてから粗めのみじん切りにします。
③フライパンにオリーブオイルを熱し、ベーコンを入れて、
軽く焼き色が付くまで炒めます。
④ベーコンを炒めたらナスを加えて、
全体にオリーブオイルが回るように炒めます。
⑤ベーコンとナスを炒めたらだし汁とごく少量のこしょうを加えて、
ナスが柔らかくなるまで弱火で煮込みます。
⑥水分がなくなるまで煮詰めたら完成です。
ベーコンの塩気とだしのみで、味付けの調味料は不要です。
炒めてから煮ることで、ナスも柔らかくなって食べやすいですよ!
離乳食完了期のデザートも作り置き?卵・小麦不使用ふんわり米粉マフィン!
離乳食完了期なると、おやつやデザートなど、
食事以外にも手作りする機会が増えますよね。
デザートはオーブンで焼いたり、冷蔵庫で冷やしたりと、
種類によっては調理に時間がかかるものもあります。
なので、時間があるときに作り置きしておけば、
後からゆっくり食べることができますよ。
離乳食完了期におすすめのデザートレシピをご紹介しますね。
卵・小麦が不使用なので、アレルギーがある子でも安心して食べられますよ!
ふんわり米粉マフィン
<材料> ※マフィン型3〜4個分
・米粉…150g
・砂糖…50g
・ベーキングパウダー…小さじ2
・豆乳または牛乳…150cc
・サラダ油…50cc
<作り方>
①ボウルに、米粉・砂糖・ベーキングパウダーを入れて、
混ぜ合わせます。
②混ぜ合わせたら中央にくぼみを作り、
豆乳または牛乳とサラダ油を加え、なめらかになるように、
練り込んで混ぜていきます。
③混ぜた材料をマフィン型に入れ、
180度に余熱したオーブンで約20分焼きます。
マフィン型の大きさや深さによって、
焼き時間は調整してください。
④竹串でマフィンを刺してみて、中まで焼けていたら完成です。
牛乳アレルギーがある子の場合は豆乳を使ってください。
きなこやいちご牛乳(豆乳)などを入れると、
違った味も楽しめますよ!
離乳食完了期レシピ1週間…たんぱく・ビタミン・炭水化物をバランス良く!
離乳食完了期は生活リズムが整い、
大人と一緒に食事が取れるようになってきます。
食べられる量や種類もだいぶ増えてきますよね。
離乳食完了期の1週間のレシピの基本は、
「たんぱく質・ビタミン・炭水化物」を、
バランス良く摂れるようにすることです。
毎食違う食材を食べさせた方がいいのか気になりますが、
1週間のレシピを考えるポイントは次のようになります。
1週間のレシピを考えるポイント
●「たんぱく質・ビタミンやミネラル・炭水化物」といった、
3つの栄養素が入った食材を、1回の食事に摂り入れます。
●もし3つの栄養素が入った食材を、
1回の食事に摂り入れられなかった場合は、
1日3回の食事の中で摂り入れるようにします。
●食材の種類については、毎食違うものを考えなくても、
1週間を通してさまざまな食材を摂れるようにすれば大丈夫です。
完了期1食分の栄養素と食材の目安量は次のようになります。
これらを参考にすれば、バランス良く、
1週間分のレシピを考えることができるでしょう。
完了期1食分の栄養素と食材の目安量
炭水化物
・ごはん(軟飯)の場合…約80g
・パンの場合…30〜50g
・うどんの場合…90〜130g
ビタミン・ミネラル類
・野菜と果物合わせて…40〜50g
たんぱく質
・肉、魚の場合…15〜20g
・豆腐の場合…50〜55g
・卵(全卵)の場合…1/2〜2/3個
・乳製品(ヨーグルト)の場合…100g
まとめ
離乳食完了期の作り置きレシピのおすすめは、
カレーの王子様を使用した、「ブリと葱のカレー煮」です。
野菜たっぷりのポトフは、
安心の「和光堂手作り応援コンソメ」を使えばおいしく作れます。
角切り野菜と粉末洋風だしで、簡単にミネストローネが作れます。
洋風メニューをお考えの方におすすめです。
完了期にはミートボールが食べられます。
ケチャップ味でもソースなしなら食べやすいので、
手づかみ食べもできちゃいます!
豚バラ、大根、ミックスベジタブルを使った、
「子供用豚バラ大根」は柔らかくておいしいです。
ベーコンと和風だしで煮る「ベーコンとナスの炒め煮」も、
味わい深くておすすめです。
作り置きデザートには「ふんわり米粉マフィン」がおすすめです。
卵と小麦を使わないので、アレルギーの子も安心して食べられます。
完了期の1週間レシピは、
「たんぱく質・ビタミン・炭水化物」の3つの栄養素を、
バランス良く摂れるように考えることが大切です。