離乳食後期になると食べられる食材も増え、
1日3食と食事回数も増えますよね。
赤ちゃんがもぐもぐと美味しそうに食べる姿を見るのは、
成長を感じられ、ママやパパにとっては嬉しいことでしょう。
しかし、毎日の離乳食作りは大変です。
「今日のご飯はどうしよう…」なんて、献立に悩む日もありますよね。
忙しい日や体調が優れない日は、
時短で簡単な献立を考えたいものです。
そんな離乳食後期の献立に悩んでいるママへ、
時短の簡単オススメメニューをご紹介しましょう!
まずは、「焼きうどん」です。
タンパク質、野菜、炭水化物が一度に摂れる、
まさに時短で簡単なオススメメニューですよ。
そして、「鮭クリームシチュー」です。
こちらも野菜と鮭を使った簡単メニューです。
ほかにもケチャップを使った「ケチャップライス」や、
炊飯器を使って作る、「チキンライス」もオススメです。
ごはんにぴったりの「手作りふりかけ」は、
手軽に栄養を摂れて常備も可能なので助かりますよ。
主食にもおかずにもなる簡単メニューは、
「パプリカと鶏ミンチのピラフ」、「二食ご飯」です。
それでは、離乳食後期の簡単メニューを詳しくみていきましょう!
離乳食後期の調理が面倒!そんな時はベビーフードに頼っても大丈夫!?
離乳食後期になって食事の回数が増えると、
毎回調理するのが面倒に感じることもあるでしょう。
離乳食後期を毎回調理するのが面倒と感じた時に頼りになるのが、
「ベビーフード」です。
ベビーフードは外出の際に便利ですが、
自宅でもおかずが足りない時などに活用できますよ!
ベビーフードを上手に活用することで、
離乳食作りのストレスも解消できるでしょう。
離乳食後期におすすめのベビーフードをご紹介しますね!
ピジョン 管理栄養士のこだわりレシピ 鯛の釜めし
調理なしで温めたらそのまま食べられる簡単な、
ピジョンのベビーフードです。
9ヶ月頃から食べられる鯛と野菜が入った釜めしですよ。
栄養バランスや月齢に合った柔らかさを意識して作られているので、
ママも安心ですね。
袋のままお湯で温めるか、器に入れて電子レンジで加熱も可能です。
キユーピー すまいるカップ
野菜とまぐろの炊き込みごはん 120g
9ヶ月頃から食べられる、まぐろと野菜の、
やさしい味わいの炊き込みご飯です。
こちらはカップをそのまま温めて食べることができます。
自宅でも外出先でも器いらずで、
電子レンジがあればそのまま加熱し、簡単に食べられるので、
とても便利なベビーフードですよ!
離乳食後期に突入!前半を乗り越える簡単時短オススメレシピはこれ!
離乳食後期に突入したら、いよいよ、
1日3回の離乳食作りが本格的に始まりますね。
特に前半は、どんなレシピにしようかと、
悩める日々が続くかもしれません。
1日3回の離乳食作りに慣れるまで、
少し時間がかかるママも多いようです。
そんな離乳食後期前半を乗り越えるには、
簡単に作れて時短になるレシピがオススメです。
なるべく一度にたくさん栄養が取れるレシピが便利ですよ。
材料は時間がある時に、下処理して冷凍しておきます。
冷凍した食材を使うことで、更に時短になります!
では、離乳食後期前半にオススメの、
簡単時短レシピをご紹介しますね!
焼きうどん
<材料> ※1食分
・うどん…1/6玉
・鶏胸肉…15g
・キャベツ…20g
・にんじん…20g
・かつおぶし…2つまみ
・サラダ油…少々
材料はそれぞれ細かく刻み、冷凍保存していたものを使います。
<作り方>
①冷凍保存しておいた材料を解凍します。
②フライパンを温めサラダ油を薄く引き、
キッチンペーパーで余分な油を拭き取ります。
③解凍した材料を全て入れて炒め、
かつおぶしが馴染んだら完成です。
味付けをしたい場合は、かつおぶしの代わりに、
しょうゆを2〜3滴垂らしてもOKですよ。
鮭クリームシチュー
<材料> ※1食分
・鮭…15g
・にんじん…10g
・玉ねぎ…10g
・マカロニ…15g
・枝豆…3粒
・粉ミルク…40ml
にんじん、玉ねぎ、マカロニは細かく刻み、
冷凍保存したものを使います。
<作り方>
①鮭は焼くか、電子レンジ800Wで1分30秒加熱し、
骨と皮を取り除いてほぐします。
②冷凍保存しておいた、にんじんと玉ねぎは、
電子レンジで加熱するか茹でて解凍し、
解凍後玉ねぎはあめ色になるまで炒めます。
③枝豆は茹でて皮から取り出し、薄皮を剥き、1/4に切ります。
④マカロニは柔らかめに茹でましょう。
⑤器に粉ミルクを入れてお湯で溶かしたら、材料を全て入れ、
よく混ぜたら完成です。
離乳食後期になったら簡単でも美味しいケチャップライスが人気!
人気の調味料の一つである「ケチャップ」は、
炒め物や煮物などにも使える万能調味料です。
ケチャップは、調味料がOKになる離乳食後期から、
少しずつ使えるようになります。
離乳食後期のケチャップを使ったメニューでは、
「ケチャップライス」が人気です。
離乳食後期なのでご飯の代わりにおかゆを使いますが、
美味しくできますよ。
作り方も簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
では、ケチャップライスの作り方をご紹介していきましょう。
ケチャップライス
<材料> ※1食分
・おかゆ…100g
・にんじん…20g
・ピーマン…10g
・鶏胸肉…20g
・ケチャップ…小さじ1
・オリーブオイル…少量
<作り方>
①にんじんとピーマンは柔らかく茹でて、
食べやすい大きさにカットします。
②鶏胸肉は細かくカットし、フライパンを熱して、
オリーブオイル少量引いてから炒めます。
③鶏胸肉に火が通ったら、にんじん、ピーマン、おかゆ、
ケチャップを混ぜ合わせて完成です。
離乳食後期でもケチャップは大丈夫!?少量か手作りケチャップが安心!
先ほどもお伝えしましたが、離乳食後期からは、
人気の調味料である「ケチャップ」を使えるようになります。
ケチャップを使えるようになると、洋風レシピの幅が広がりますよ!
離乳食後期のケチャップ使ったメニューは、
ケチャップライスやチキンライスなどが特に人気ですね。
しかし、市販のケチャップは、トマトだけでなく、玉ねぎやにんにく、
塩や砂糖、添加物なども含まれています。
塩分や糖分が含まれているので、離乳食に使いすぎはNGです。
なので、ケチャップを使う際には、量に気をつけなければいけません。
離乳食後期頃にOKなケチャップの量は、1食あたり0.5gまでです。
味付けとしてではなく、風味付けといった感じで使用しましょう。
それでも市販のケチャップが心配であれば、
安心の手作りケチャップがおすすめです。
では、手作りケチャップのレシピをご紹介しますね!
手作りケチャップ
<材料>
・トマト…200g
・玉ねぎ…1/8個
・塩…小さじ1/8
・砂糖…小さじ1/4
・米酢…小さじ1/4
<作り方>
①トマトを湯むきして種を取り除いてからミキサーにかけます。
②玉ねぎをすり下ろし、小鍋にミキサーにかけたトマト、塩、
砂糖、米酢を入れ、弱火で煮詰めたら完成です。
手作りケチャップは市販のものに比べたら日持ちはしません。
なので、冷蔵庫で保存し、2〜3日を目安に使い切りましょう。
余ったらにんにくなどを入れて味を整え、
大人用に変化させることもできますよ。
離乳食後期の我が子が食べるチキンライスは炊飯器で簡単楽ちん!
離乳食後期になると献立作りに苦労しているママも多いです。
そんな時に、先ほどからお伝えしている、
ケチャップを使ったメニューがおすすめです。
子どもが大好きなメニューの「チキンライス」は、
離乳食後期から簡単に作ることができます。
なかでも、炒めなくても炊飯器を使って作れる、
簡単楽ちんなチキンライスがオススメですよ。
それでは、炊飯器で作るチキンライスのレシピをご紹介しますね!
炊飯器で簡単チキンライス
<材料> ※お米1合分
・ささみ…1本~2本
・玉ねぎ…1/2個
・にんじん…1/4個
・ピーマン…少々
・ケチャップ…大さじ3
・米…1合
・水…普段炊く水の量より1.5倍多くしてください。
・青のり…少々
<作り方>
①玉ねぎ、にんじん、ピーマンをフードプロセッサーに入れて、
細かくします。
②細かくなったら電子レンジで約2分加熱します。
③ささみをフードプロセッサーに入れて細かくします。
④米をといだら、炊飯器に米と水を入れ、
細かくした具材を全て入れて、最後にケチャップを入れたら、
炊飯器のスイッチを押します。
⑤炊き上がったら完成です。
余った分は冷めてから1食分ずつ分け、
冷凍保存しておけば便利ですよ!
離乳食後期の我が子に安心な手作りふりかけ!簡単に作れるオススメレシピ!
子どもから大人まで、ご飯のお供にはふりかけが人気ですよね。
味気ないご飯も、ふりかけがあれば、簡単にもりもり食べられます。
離乳食後期もふりかけがあれば便利ですよ。
離乳食後期の赤ちゃんには、安心の手作りふりかけがおすすめです。
そこで、簡単に作れる鉄分やカルシウムたっぷりの、
オススメふりかけレシピをご紹介していきますね!
しらすひじきのふりかけ
<材料>
・しらすかじゃこ(塩抜きしたもの)…50g
・ひじき(水で戻したもの)…20g
・にんじん…1/2本
・白ごま…大さじ1
・薄削りかつお節…大さじ1
・しょうゆ…小さじ1/2
・ごま油かサラダ油…少々
<作り方>
①しらす(またはじゃこ)は熱湯をかけて塩抜きし、
ひじきは水で戻します。
②にんじんはみじん切りにします。
③フライパンを熱し、ごま油(またはサラダ油)で、
しらす(またはじゃこ)を少し色づくまで炒めます。
④続いてひじきとにんじんを加えて炒めます。
⑤にんじんがしんなりしてきたら、白ごま、薄削かつお節、
しょうゆをいれて、香ばしい匂いがするまで炒めたら完成です。
冷蔵は2〜3日を目安に、冷凍は10日ほどを目安に保存できますよ!
離乳食後期の食事は主食兼おかずが簡単!米を使った簡単メニュー!
離乳食後期になるとお粥以外にもパンやうどん、パスタなども、
主食として食べる機会が増えるでしょう。
しかし、やっぱりお米を使ったメニューは欠かせません。
ほかの食材をプラスすれば、主食兼おかずとしても、
栄養を摂ることができます。
そんなお米を使った離乳食後期にオススメの、
簡単メニューをご紹介しましょう!
パプリカと鶏ミンチのピラフ
<材料> ※8食分
・鶏ミンチ…大さじ4
・玉ねぎ…適量
・しめじ…適量
・パプリカ…適量
・にんじん…適量
・いんげん豆…適量
・野菜スープ…おたま2杯分
・ご飯どんぶり…1杯
・バター…少量
<作り方>
①玉ねぎとしめじはフードプロセッサーでみじん切りにし、
パプリカ、にんじん、いんげん豆は細かくカットし柔らかく煮ます。
②鶏ミンチは色が変わるまで炒め、玉ねぎとしめじを入れて、
更に炒めます。
③続いて、パプリカ、にんじん、いんげん豆、ご飯、
野菜スープを入れて水分を飛ばすように炒めます。
④最後にバターを少量入れ、香り付けたら完成です。
冷凍保存も可能ですよ!
二食ご飯
<材料> ※1食分
・卵…1/2個
・鶏ひき肉…小さじ2
・しょうゆ…1滴
・砂糖…少々
・水…小さじ1
・お粥…約80g
・サラダ油…少々
<作り方>
①フライパンを熱して薄くサラダ油を引き、
卵を炒めて炒り卵を作ります。
②炒り卵を取り出し鶏ひき肉を炒め、火が通ったら、
しょうゆ、砂糖、水を加えて炒めたら完成です。
ご飯の上に2食きれいに盛り付けましょう。
まとめ
離乳食の献立作りに頭を悩ませる日もありますよね。
時短の簡単メニューを覚えると、離乳食作りも楽になりますよ!
時にはベビーフードに頼ってもOKです。
外出するときだけでなく、自宅でもおかずが足りない時にも助かります。
離乳食後期前半を乗り越える簡単時短レシピは、
「焼きうどん」、「鮭クリームシチュー」です。
冷凍保存した材料を使えば、更に時短になりますよ。
簡単で美味しい「ケチャップライス」もおすすめです。
離乳食後期に使うケチャップの量は、1食あたり、0.5gまでです。
心配な方は、手作りケチャップがおすすめです。
離乳食にも人気のチキンライスは、炊飯器を使えば簡単にできますよ!
離乳食にぴったりのふりかけは、
カルシウムや鉄分など栄養たっぷりの、
手作り「しらすひじきのふりかけ」がオススメです。
お米を使った簡単メニューは、「パプリカと鶏ミンチのピラフ」、
「二食ご飯」がオススメです。
時短で作れて主食兼おかずにもなりますよ。