岐阜の美濃まつりは、毎年4月第2土曜日と日曜日に開催されます。
2020年の開催日程は、4月11日と12日ですね。
スケジュールは以下の通りです。
11日
8時30分~15時:花みこし(市街地)
12時30分~:総練り(広岡町交差点)
夕方:美濃流し「仁輪加(にわか)」(市街地)
12日
13時~:山車・練り物(八幡神社)
夕方:美濃流し「仁輪加」(市街地)
雨天時には出発時間や日程の変更、中止の場合があるので、気を付けてくださいね。
【岐阜・美濃まつり 基本情報】
会場:岐阜県美濃市 八幡神社、うだつのあがる町並み周辺
電話:0575-35-3660(美濃市観光協会)
岐阜県の伝統行事!岐阜・美濃まつりは「山車」と「練り物」のお祭り!
岐阜県の伝統行事の美濃まつりは、山車と練り物のお祭りです。
美濃まつりは2日間の開催となっていますが、
山車と練り物が見られるのは2日目です。
この日に引き回される6輌の山車は、江戸時代に作られた歴史的に貴重なもので、
県の重要文化財に指定されています。
美濃まつりで登場する山車は、以下の通りです。
- 常磐町→靭車(うつぼぐるま)…市内最大の山車
- 相生町→舟山車
- 殿町→三輪車
- 新町→聖王車
- 泉町→浦島車
- 吉川町→布袋車
これらの山車にはからくり人形が乗っていて、
人形によるパフォーマンスも見どころの1つですよ!
見られるからくり人形は、以下の通りです。
- 靭車→童子姿のサル
- 舟山車→神功皇后と竹内宿祢(たけうちすくね)
- 三輪車→巫女
- 聖王車→聖王
- 浦島車→浦島太郎
- 布袋車→布袋和尚
さらにそれぞれの山車の間には、さまざまな練り物も登場します。
練り物は8つの町から出されていて、
- 加治屋町→笹渡
- 永重町→傘鉾
- 港町→金神輿
- 俵町→乙姫と浦島太郎
- 魚屋町→鞍馬天狗
- 広岡町→花咲か爺さん
- 米屋町→桃太郎
- 本住町→七福神
というように、昔話の登場人物をはじめとした練り物を見ることができます。
ちなみに本住町の七福神は江戸時代中期から行われている歴史的な練り物で、
市の文化財に指定されているんですよ。
豪華絢爛!岐阜・美濃まつりの花みこし!
岐阜の美濃まつりの見どころといえば、なんといっても花みこしです!
花みこしというのは、桜色に染めた美濃和紙を使って作られたおみこしのことで、
町内にごとに毎年作られているものです。
豪華な桜のような花みこしには、100万枚ほどの和紙が使われていて、
1枚1枚手作業でつけられているんですよ。
花みこしの起源は江戸時代ごろの美濃まつりで、
雨乞い行事の際に町内でいろんなものを作って若い衆がそれを担ぎ上げたことから始まっています。
そこから明治時代に花みこしが作られるようになり、
昭和の初めごろに現在のような花みこしが誕生しました。
うだつのある古風な町並みと、
大小合わせて30基もの鮮やかな花みこしの組み合わせは美しくて圧巻の一言と、
思わず写真に収めたくなってしまうほどです。
花みこしは基本的に男性が担ぐものですが、
女性が担ぐ「女みこし(め組)」や、子供たちが担ぐ「子供みこし」もありますよ。
花みこしは八幡神社でお清めされてから市街地をめぐりますが、
お昼ごろに広岡町交差点に集まると、最大の見どころである「総練り」が始まります。
担ぎ手たちがそれぞれの花みこしの華やかさや鮮やかさを、
声をあげながら競い合う様子が見られます。
豪華な花みこしと、担ぎ手たちの迫力ある声に、思わず体が震えて圧倒されますよ。
まるで違う世界に来たような気分になり、見ている側も気分が高まっていきます!
岐阜・美濃祭りでおすすめの駐車場はどこ?
岐阜の美濃まつりでは無料駐車場や民間の駐車場を使うことができます。
●美濃市役所
こちらは無料で使える駐車場です。
収容台数もあるので、1番おすすめの駐車場です。
ただ、その分人気も高いので、早めに訪れておくようにしたほうが良いですよ。
住所:岐阜県美濃市1350
電話:0575-33-1122
料金:無料
収容台数:200台
●殿町市営駐車場
旧今井家住宅の近くにある駐車場です。
利用時間2時間まで無料です。
住所:岐阜県美濃市殿町55-1-2
電話:0575-33-1122
料金:無料(利用時間は2時間まで)
収容台数:36台
営業時間:24時間
●以安寺市営駐車場
こちらも殿町市営駐車場と同じく、2時間まで利用料が無料の駐車場です。
住所:岐阜県美濃市米屋町2658
電話:0575-33-1122
料金:無料(利用時間は2時間まで)
収容台数:30台
営業時間:24時間
●観光ふれあい広場駐車場
こちらは美濃まつり公式からおすすめされている駐車場です。
有料ではありますが、1日100円で使うことができます。
住所:岐阜県美濃市常磐町2423-1
電話:0575-33-1122
料金:1日100円
収容台数:200台
営業時間:24時間
この他にも、美濃市には駐車場が点在していますが、
代表的なのは以上の4か所です。
まず最初に市役所の駐車場にとめるようにし、
次の候補として観光ふれあい広場駐車場にとめるようにするのがおすすめですね。
殿町市営駐車場や以安寺市営駐車場も無料で使えるのですが、
2時間という制限時間がついてしまうので、ゆっくり美濃まつりを楽しむとするのなら、
市役所と観光ふれあい広場駐車場のどちらかにしましょう。