水分補給に最適の麦茶は、赤ちゃんから飲めます。
特に汗をかいて喉が渇いた時には欠かせませんよね。
赤ちゃんに飲ませる時は、常温が適温とされています。
しかし、いざ麦茶を飲ませようと思っても、
常温ってどれくらいなのか、温度調整が意外と難しかったりします。
特に麦茶パックを使って煮出して作った場合は、
作りたてはかなり熱くなっていますよね。
煮出してから常温にするためには、どうすればいいのでしょうか。
沸騰させて煮出した麦茶は、作り立ては相当熱くなっています。
なので、そのまま冷蔵庫へ入れるのはNGです。
早めに粗熱を取ることがポイントです。
粗熱を取ったら容器などに移し替え、冷蔵庫で保存します。
冷蔵庫で保存してから常温に戻す場合は、
レンジで温めるか、ゆざましを足して常温に戻しましょう。
すぐに飲むときは、赤ちゃんが飲む分だけマグなどに移してから、
湯冷ましで調整してもいいですね。
残った分は容器に移して冷蔵庫で保存しましょう。
では、常温への戻し方など更に詳しく見ていきましょう。
赤ちゃんの麦茶用にお湯を沸かす日々!常温に戻るにはどれくらいかかる!?
赤ちゃんが飲むための麦茶は、煮出して作るのが基本です。
水出しはとても楽に作れますが、
赤ちゃんにとって水道水はお腹に負担がかかるため、
しっかり煮出して安全な麦茶を飲ませましょう。
お湯を沸かす日々が続いてママは大変ですよね。
それに、問題は煮出したものを、
さらに常温に戻さなければいけません。
赤ちゃんにあげる麦茶は保存期限が冷蔵で1日ほどと、
とても短いです。
お湯を沸かすのが毎日となれば大変ですが、
熱い麦茶を飲ませることはできないので、冷ます必要があります。
冒頭でもお伝えしましたが、早めに粗熱を取ることがポイントです。
では、まずどうやって粗熱を取って常温に戻すのか、
方法をお伝えしていきますね。
大きなボウルに水と氷、保冷剤を入れ、
そこに麦茶が入ったやかんや鍋を入れます。
一気に冷やす感じですね。
そうすると、そのまま置いておくよりも、
早めに粗熱を取ることができます。
麦茶の量にもよりますが、20~30分くらいで常温に戻るでしょう。
様子を見ながら調整してみてくださいね。
そのまま常温で放置しておくのは避けましょう。
なぜなら、冷ましている間に雑菌が繁殖しやすいためです。
細菌が好む温度は30~40℃で、常温で冷ましている時間が長いほど、
菌が増えやすくなるのです。
そのような理由から、なるべく早めに冷やした方が、
菌が繁殖しにくくなります。
急いで冷ましてから、冷蔵庫で保存しましょう。
麦茶を急速冷却するためにも、日頃から氷や保冷材を、
ストックしておいた方がスムーズにいきますよ。
また、あまり量を多く作りすぎても、冷めるまで時間がかかります。
赤ちゃんがその日のうちに飲める量を考えて作ることも、
早く常温に戻すことができるポイントですよ。
赤ちゃんのためにも、安心安全で美味しい麦茶を作りたいですね。
赤ちゃんが飲む麦茶のポット保存方法!常温で保存しても大丈夫!?
煮出して作った麦茶は、冷蔵庫に保存して冷やすのが基本です。
冷蔵庫に入れるには、まず麦茶を容器に移し替えなければいけません。
一般的に麦茶を作ったら、煮出し・水出し共に、
麦茶ポットに入れて冷蔵庫で保存しますよね。
赤ちゃんのも同じようにポットに入れて保存します。
先ほどお伝えしたように、煮出した後は素早く粗熱を取り、
常温に戻してポットに移し替えます。
しかし、ポットのまま常温で保存しておくことはNGです。
やかんや鍋での常温保存もNGですが、
ポットに移し替えた後の常温保存も同じく避けましょう。
雑菌が繁殖する原因になってしまいます。
ポットのまま放置せずに、必ず冷蔵庫で冷やしましょう。
余った場合は冷凍保存もいいですね。
また、保存するポットにも注意が必要です。
なるべく耐熱性のガラスポットがおすすめです。
プラスチック製と違って傷が付きにくいため、
菌が繁殖しにくいというメリットがあります。
プラスチック製で傷が付いた場合、そこに菌が入り込んで繁殖し、
麦茶が傷みやすくなってしまうのです。
そして麦茶を移し替える前に、
ポットは必ず熱湯消毒しておきましょう。
きちんと清潔にして、赤ちゃんに安全な麦茶をあげましょう。
赤ちゃんの麦茶は難しい!マスターすれば便秘予防や水分補給に最適!
赤ちゃんがスムーズに麦茶を飲めるようになるまで、
人によっては長い道のりかもしれません。
最初は嫌がって飲んでくれない日々が続くこともあるでしょう。
しかし、うまくマスターすれば、いいことはたくさんあります。
麦茶は水分補給になることはもちろん、
便秘予防にも最適なんですよ!
赤ちゃんでも便秘になることはありますよね。
一度便秘になったら、お腹をマッサージしたり、
浣腸をしたりと便が出るまで気になりますよね。
特に便秘がちな赤ちゃんは、
日頃から麦茶を飲む習慣をつけておけば、
スムーズな排便が期待できますよ。
そして離乳食を食べるようになってくると、
水分不足になりがちです。
ミルクの量が減ってくるためです。
腸を刺激し、動きを活発にする効果がある水分が足りなければ、
便秘になりやすいのです。
そのため、水分補給として麦茶は最適なんですよ。
ノンカフェインでミネラル豊富なので、
安心して飲ませられますよね。
汗をかいた後、お風呂上りや食事の後など、
こまめに麦茶を飲ませるようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんが飲む麦茶は常温が基本です。
煮出した後は氷水などで、
やかん・鍋ごと急いで冷やしましょう。
そのまま常温保存では傷みやすくなります。
ポットに移した後の常温保存も、
細菌が繁殖しやすくなるためNGです。
すぐに冷蔵庫に入れましょう。
飲ませる時には、レンジで温めるなどして常温に戻します。
赤ちゃんは最初、麦茶をスムーズに飲まないかもしれませんが、
マスターすることで、水分補給や便秘解消にも繋がりますよ!