母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんがついに離乳食へ。
ママにとって赤ちゃんの成長を感じられるのは嬉しいですよね。
しかしこの離乳食、スムーズに進まないことも多いんです。
特に、離乳食初期に赤ちゃんが食事を嫌がることは、
よくあるお悩みといえるでしょう。
赤ちゃんが食事を嫌がる日々が続けば、
ママとしては「このまま食べてくれなかったらどうしよう…。」、
なんて不安になってしまいますよね。
そこで、離乳食初期の赤ちゃんが食事を嫌がる理由と、
対処法についてお伝えしていきます!
離乳食初期の場合は、単純にまだ時期が早かったことが考えられます。
ほかには、味の濃さ、食材の固さ、食事の雰囲気が嫌、
といった理由も考えられますね。
また、離乳食を始めた頃は、まだ舌を上手に動かせないため、
食材を飲み込めないことが多いです。
舌の動きに慣れていないため、
スプーンを口に入れても拒否してしまうこともあります。
このようなことが続くと、離乳食を食べること自体、
赤ちゃんは嫌がるようになってしまいます。
対処法としては、嫌がったら無理に食べさせず、
少し時間を置いてみるのもアリでしょう。
また、離乳食初期はまだ母乳・ミルクが必要なので、
嫌がって食べない時は、母乳・ミルクをあげてもいいですね。
モグモグして飲み込むというステップに入る前に、
まずは食材の味を覚えるためと考え、
スプーンを口に付けるだけでもかまいません。
焦っていては赤ちゃんもママもストレスが溜まってしまいますよね。
嫌がったら無理せず、赤ちゃんのペースに合わせながら進めていきましょう。
ずっとモグモグ…離乳食の悩み!初期の我が子が飲み込まない理由!
離乳食初期は「ゴックン期」といわれ、
飲み込む練習の時期と考えられています。
しかし、口に入れても飲み込まないという赤ちゃんも多いんです。
ずっとお口の中でモグモグして飲み込まない…。
こちらは離乳食初期に多いお悩みの一つです。
なぜ赤ちゃんは飲み込まないのか、
理由についてお伝えしていきたいと思います。
大人にとって飲み込むことは簡単ですが、
赤ちゃんが上手に飲み込めるようになるには、
1ヶ月ほど時間がかかります。
そして赤ちゃんは、母乳・ミルクを飲んでいるので、
噛むという習慣がありません。
そのため、食材を口の中に入れても噛まずに、
そのまま口の中に溜め込んでしまうのです。
また、個人差があるので、飲み込むのが上手な子もいれば、
苦手な子もいます。
飲み込むのが苦手な子の場合、離乳食を食べることを嫌がります。
ママが頑張って少しでも食べさせようとすると、
更に嫌がるようになり、それが悪循環になってしまうんですね。
飲み込みやすくするためには、離乳食の形状もポイントです。
サラサラの離乳食はむせやすくなってしまうためNGですね。
離乳食が口に入ってからゆっくりと移動するには、
適度なとろみも必要です。
トロっとした状態で、粒が入っていないことを確認してからあげましょう。
10倍がゆは粒がご飯の粒が無いか、
赤ちゃんにあげる前にチェックしてみてください。
粒が少しでもあると、吐き出してしまうこともあります。
野菜なら煮込むだけでなく、片栗粉を使ってとろみをつけてあげると、
食べやすく飲み込みやすくなりますよ。
離乳食初期の我が子!先輩ママもオススメ口を開けない時の対処法!
離乳食は大人が食べさせてあげますが、
「あーん」とスプーンを赤ちゃんの口元に持っていっても、
口を開けない時があります。
口を開けないと食べさせることができないため、
ママも困ってしまいますよね。
そこで先輩ママもオススメの対処法をお伝えしていきます。
スプーンを換えてみる
赤ちゃんはスプーンの素材や形状、
感触が嫌で口を開けないこともあります。
プラスチックやステンレス、木製などスプーンもさまざまな材質があります。
また先端部分の形状もスプーンによって異なるので、
赤ちゃんの口に合っていないものを使用していると、
食べづらいため嫌がって拒否することもあるでしょう。
離乳食初期は先端が小さなタイプがオススメです。
一度思い切ってスプーンを換えてみるのもアリですよ。
焦らない
口を開けないと離乳食を食べられないので、
ママはあの手この手で頑張ってしまいますよね。
しかし離乳食初期は上手く進まないことが多い時期です。
焦らず赤ちゃんが嫌がったら、一度ストップしてみましょう。
時間や日数が経てば、案外すんなり口を開けてくれることもありますよ!
ママも右往左往…離乳食初期に最適なご飯の総量をグラムで解説!
離乳食初期は疑問や不安なことも多く、
ママも右往左往することがあるでしょう。
離乳食初期は10倍がゆや野菜をあげますが、
ご飯の量は総量でどれくらいがいいのかなど、
よく分からないことも多いでしょう。
そこで離乳食初期に最適なご飯の量について、
グラムでお伝えしていきたいと思います。
小さじ1杯5グラムと考えます。
離乳食を開始して1ヶ月は小さじ1杯から始めていきますよね。
14日目で、10倍がゆ小さじ5~6杯ほど(約25~30グラム)、
野菜小さじ3~4杯ほど(約15~20グラム)が、
1回分の離乳食の目安になります。
離乳食初期の後半(6ヶ月頃)になると、1日2回食になります。
目安は10倍がゆ30~40グラム、野菜15~20グラム、
豆腐だけの場合は25グラム、魚だけの場合は5~10グラムになります。
豆腐と魚を一緒に使う場合は、豆腐15グラム、
魚10グラムなどにし、あげる量を調整しましょう。
離乳食の目安が分からない!初期の我が子が食べないのはあげすぎが原因!?
離乳食はメニューや作り方だけでなく、量や食べさせ方など、
赤ちゃんへのさまざまな配慮が必要です。
食べることに慣れていない赤ちゃんも初めは戸惑いますが、
ママにとっても初めてのことだらけですよね。
初期は赤ちゃんが離乳食を食べない悩みが特に多いでしょう。
実はそれってあげすぎが原因なのかもしれません。
離乳食初期は食べてくれない赤ちゃんが多いですが、
順調に食べてくれる赤ちゃんもいます。
毎日順調に離乳食が進められたらママも嬉しいですよね。
そしてもっと食べたい素振りを見せる赤ちゃんに、
ついついあげてしまうこともあるかもしれません。
そんな離乳食のあげすぎが原因で体調を崩し、
食べなくなることもあるのです。
食欲があって食べ過ぎた場合、赤ちゃんの胃腸が慣れていないので、
お腹を壊すことがあります。
赤ちゃんは生まれてから母乳・ミルクだけを飲んで栄養を摂ってきたので、
新しい食材は予想よりも胃腸に負担がかかってしまいます。
なので、離乳食のあげすぎも、食べない原因の一つに挙げられます。
赤ちゃんが必要以上に食べたがっても、
目安以上の量をあげるのは止めた方がいいですね。
赤ちゃんの体重が急に増えたり、嘔吐や下痢をしてお腹を壊したり、
反対に便秘になったりしたら、それは食べ過ぎのサインの可能性があるので気を付けましょう。
先ほどもお伝えしたように、初期後半は、
10倍がゆは30~40g、野菜は15~20g、豆腐だけなら25g、
魚だけなら5~10g、といった量を目安にしてみてください。
大人には分からない!離乳食初期はどの硬さが正解!?先輩ママが解説!
離乳食は時期によって食べ物の硬さも異なります。
普段大人が食べるものとは違って、赤ちゃんが食べる物は、
基本的に柔らかいものでなければいけません。
では離乳食初期はどの硬さが正解なのでしょうか。
先輩ママが解説していきましょう!
離乳食初期の基本となる食べ物は10倍がゆです。
10倍がゆはお米が1で、お水が10の割合で作る、
かなり柔らかいおかゆです。
最初は作ったらそのままあげるのではなく、
ごはん粒が残らないように裏ごしし、滑らかにしてからあげます。
このように、離乳食初期の硬さは、ポタージュ状、
もしくはヨーグルト状が基本になります。
離乳食を始めて最初の1ヶ月はしっかり裏ごしし、
とろとろのポタージュ状にしましょう。
2ヶ月経った頃からは、少しつぶつぶが残ってもOKです。
野菜や豆腐、白身魚なども同様に作ります。
柔らかく茹でたり加熱して、すりつぶして裏ごしし、
お湯やミルクで伸ばし、ポタージュ状やヨーグルト状にします。
白身魚などパサパサしている感じが残ったら、
片栗粉でとろみを付ければ赤ちゃんも食べやすくなるでしょう。
初期は赤ちゃんが食べ物の味を覚えたり、
ゴックンと飲み込めることが目標なので、
かなり柔らかめの形状になります。
このように離乳食初期はポタージュのような、
大人にとっては飲み物のような食事ですよね。
なんだか気になる我が子の食べ方!離乳食初期の食べる姿勢の正解!
離乳食初期の赤ちゃんは生後半年前後ですよね。
その頃はまだお座りが安定していないことが多いです。
離乳食初期の食べる姿勢も気になりますよね。
どんな姿勢が正解なのでしょうか。
赤ちゃん用椅子もまだ姿勢が不安定なので、ママが抱っこをしたり、
バウンサーの利用がおすすめです。
ママが抱っこをする場合は、赤ちゃんを膝の上に乗せ、
前を向かせて座らせます。
片手で赤ちゃんをしっかり支えながら離乳食が入った食器を持ち、
片手でスプーンを持って赤ちゃんに食べさせる姿勢ですね。
この時、赤ちゃんの上半身は少し後ろに傾けた姿勢にし、
舌と床が平行になるようにするのがポイントです。
こうすることで、食べ物を飲み込みやすくなるでしょう。
バウンサーなどに座らせる場合は、
赤ちゃんが食べやすい姿勢になれるよう角度を調整しましょう。
また、落ちないようにベルトをもしっかり固定してくださいね。
使い慣れているバウンサーなら、
赤ちゃんも安心して座っていられるでしょう。
飽きないか心配!離乳食初期は何品食べさせるの!?
離乳食初期は10倍がゆからスタートしますが、
少しずつ食材も増やしていきます。
おかゆがメインだと飽きないか心配になるママも多いですよね。
また、離乳食初期はほかに何品食べさせたらいいのかなど、
最初はよく分からないことも多いでしょう。
そこで、離乳食初期は何品食べさせるのか、
詳しくお伝えしていきますね。
まず離乳食を始めて1週目はおかゆだけにしましょう。
順調に進んで2週目になったら野菜もプラスできますよ。
なので、2週目はおかゆと野菜の2品になります。
3週目はおかゆと野菜のほかに、
豆腐や白身魚のタンパク質が多い食材をプラスします。
おかゆ・野菜・豆腐か白身魚の3品になります。
もしくはおかゆや野菜に白身魚を混ぜたりしてもいいですね。
4週目もおかゆ・野菜・豆腐か白身魚の3品でOKですが、
野菜の種類を増やしてもいいでしょう。
5週目からはデザートとしてフルーツをプラスしてもOKですよ。
初めてあげる時は、りんごやいちごなどをペースト状にし、
お湯を加えてからあげてみましょう。
離乳食を始めて1ヶ月を過ぎた頃から1日2回食になるので、
おかゆ・野菜・豆腐か魚・デザートの、4品まで食べさせてもいいでしょう。
食べない時は無理に食べさせなくてもいいでしょう。
焦らず赤ちゃんの様子をみながら進めてみてくださいね。
まとめ
離乳食初期に赤ちゃんが嫌がる理由はさまざまですが、
対処法は時間を置いたり、無理に食べさせないのもありでしょう。
赤ちゃんはまだ食べ物を上手く飲み込めません。
食材にとろみをつけてあげるといいでしょう。
口を開けない時の対処法は、スプーンを換えてみる、
または焦らず時間を置いてみましょう。
離乳食初期後半のご飯の量はグラムで、
10倍がゆ30~40g、野菜15~20g、豆腐だけで25g、
魚だけで5~15gが目安です。
離乳食のあげすぎも嫌いになる原因に繋がります。
食べ過ぎて体調を崩すこともあるので、
決められた量を守りましょう。
初期の硬さはポタージュ状、ヨーグルト状が基本です。
後半はつぶつぶが多少残ってもOKですよ。
椅子はまだ不安定なので、赤ちゃんが食べる姿勢はママの抱っこか、
バウンサーに乗せるのが基本です。
離乳食初期は時間をかけて1品ずつ増やします。
後半はおかゆ・野菜・豆腐・魚・果物の、
3~4品のメニューが食べられるようになるでしょう。