無事に出産を終え、我が子と感動的な対面をしたら、
いよいよ育児がスタートします。
なかでも何しても泣き止まないことは、
新米ママ共通の悩みといえるでしょう。
ママになったら誰しもが経験することですね。
初めての出産・育児でいっぱいいっぱいなのに、
何しても泣き止まないなんて、どうすればいいのでしょうか。
そこでまずやるべき対処法は、新生児が何をして欲しいのかを、
知ることが大切です。
赤ちゃんがして欲しいことを確かめてみましょう。
まず、おしっこやうんちでオムツが濡れていませんか?
オムツが濡れているのに取り替えてもらえない時、
赤ちゃんはとても不快に感じています。
オムツを確かめてみましょう。
そしてお腹がすいたり、喉が渇いたりしているかもしれません。
そういう場合は、おっぱいやミルクをあげてみてください。
お腹いっぱいになると、泣き止んで眠ってしまうことが多いです。
ほかには、不安に思っていて、ママに甘えたいと感じている可能性もあります。
抱っこして声掛けをし、安心させてあげましょう。
また、暑い・寒いなどと感じていることも考えられます。
汗をかいていないか、手足が冷たくないかなどを確認しましょう。
このように、思いつくこと全てを確かめてみましょう。
それでも泣き止まない場合は、
胎内にいた頃と同じ状態にしてあげる方法もおすすめです。
おくるみでくるんだり、胎内音を流したり、
ビニール袋をガサガサと音を立ててみたり…。
このような胎内と同じ状態を作ることで、
安心していつの間にか泣き止むこともありますよ。
天使の新生児!退院後に待ち受ける泣き止まない我が子!その原因は!?
入院中であれば、分からないことがあった時や不安な時は、
助産師さんや看護師さんに相談できます。
でも退院してからは自宅で子育てが始まります。
初めての子育ては楽しみな反面、不安なことも多いですよね。
そして新生児は、病院ではあまり泣かなかったのに、
退院後、自宅に帰ったら泣き止まないこともあります。
ママは、「やっと家に帰ってきたと思ったのに、
泣き止まないなんてどうして?!」なんて思いますよね。
なぜ退院後に泣き止まないのか、
どんな原因が考えられるのでしょうか。
最も考えられる原因は、環境の変化に戸惑っていることです。
今まで過ごした病院の中とは違って、
自宅は赤ちゃんにとっては初めて来る場所です。
新生児は環境の変化に敏感なので、いつもと違う環境に、
少し戸惑っているのかもしれません。
自宅のベビーベッドやベビー布団は、
病院のベビーベッドとは当然違いますので、
赤ちゃんにとっては寝心地も違うでしょう。
そんな感じで、まだ自宅という場所に、
違和感を感じているのかもしれません。
そのうちだんだん環境には慣れてくるので、心配はいりませんよ。
ここが自分の家だと認識できるようになります。
部屋の温度や湿度を調整したり、
灯りがまぶし過ぎないようにするなど、
赤ちゃんが過ごしやすい環境を整えてあげましょう。
抱っこするときや寝せるときは、
おくるみやタオルで包んであげると安心できますよ。
退院後は環境の変化に戸惑って泣いていた赤ちゃんも、
数日経てば自宅に慣れてくるでしょう。
赤ちゃんは泣いて当たり前だと思って、
ゆったりとした気持ちで接してあげるといいですね。
新生児が泣き止まないのは空腹泣き!?泣く度ミルクを飲ませていい!?
新生児は泣くのが仕事といわれているくらい、よく泣きます。
それでも泣き止まないと、ママにとっては辛いものです。
空腹泣きが原因で泣き止まない場合は、ミルクをあげますよね。
新生児はミルクを飲み始めると、ほとんどの場合泣き止みます。
しかし、泣く度にミルクを飲ませてもいいのでしょうか。
基本的に泣く度にミルクを与えるのはNGです。
まず、空腹泣きなのか、泣いている原因がほかにあるのかを、
見極めることが大切です。
もし、空腹以外のことが原因で泣いているのであれば、
ミルクを飲んだことによって、
空腹と満腹のリズムが乱れてしまいます。
そのようにリズムが乱れた状態では、離乳食が始まったとき、
思うように進まないことが考えられるのです。
それに、満腹なのにミルクを与え続けると、
肥満に繋がる可能性も考えられます。
そのため、ミルクは一日に決められた量を飲ませ、
泣く度に与えることはやめましょう。
新生児はデリケート!泣き止まないのは授乳後の気持ち悪さかも!?
新生児にとって授乳は、栄養補給の大切な時間です。
そして満足して寝てしまうことが多いでしょう。
しかし授乳後に泣き止まないこともあります。
もしかしておっぱいが足りてないのかと、
ママは心配するかもしれません。
そして赤ちゃんが泣き止まない場合は、
もっと飲ませようとするかもしれませんね。
しかし、泣き止まないのは、
飲みすぎて気持ち悪いと訴えているのかもしれません。
新生児はデリケートなので、おっぱいを飲みすぎると、
お腹が張って苦しくなってしまいます。
それが気持ち悪くて不快に感じ、授乳後に泣いてしまうのです。
授乳後に泣かれると、まだ飲み足りないのでは?と、
考えてしまいますよね。
しかし、それとは逆に満腹で気持ち悪いと訴え、
泣き止まないこともあるんですね。
飲みすぎた場合は吐き戻す可能性があります。
また、赤ちゃんのお腹が膨らんでいないか、
チェックしてみることも大切です。
新生児ママ必見!満腹でも泣き止まない時上手にゲップを出す3つのコツ!
新生児はおっぱいやミルクを飲んで、
満腹なのに泣き止まないこともあります。
お腹が苦しいときは早く対処し、
赤ちゃんを楽にさせてあげたいですよね。
満腹で泣き止まない時は、ゲップが上手く出ていないため、
お腹が張って苦しいのです。
そこでゲップを出してあげることで、
新生児赤ちゃんはスッキリして泣き止むでしょう。
では、上手にゲップを出す3つのコツをお伝えしていきますね。
①縦抱きにする
赤ちゃんとママの顔の位置が同じくらいになるように抱っこします。
その際、赤ちゃんは後ろを向かせ、顔がママの肩に乗る感じです。
片方の手で赤ちゃんのお尻を支え、
もう片方の手で背中をトントンするか、
背中の下から上へ向かってさすります。
ゲップの勢いでミルクを吐き出すこともありますので、
ママの肩にガーゼを掛けておくといいでしょう。
②横抱きにする
赤ちゃんをママの太ももの上に座らせる抱き方です。
片法の手で赤ちゃんの背中辺りを支え、
もう片方の手で赤ちゃんのアゴを支えます。
背中を優しくトントンするか、下から上へ向かってさすります。
赤ちゃんの姿勢はなるべく真っすぐにしたほうが、
空気が胃から出やすくなりますよ。
③うつ伏せにする
ママの太ももに赤ちゃんをうつ伏せにする方法です。
赤ちゃんの胸辺りを支え、もう片方の手で背中をトントンする、
もしくは下から上へとさすります。
うつ伏せにすることで体重で胃が圧迫され、
空気が出やすくなりますよ。
ゲップが出ない時はいずれかの方法を試してみてください。
抱っこしたり寝かせたりと動いている間に、
出てくることもありますよ。
生まれたばかりの新生児!泣き止まない時おくるみが良いって本当!?
新生児赤ちゃんが泣き止まない時には、
頼りになるアイテムの一つに『おくるみ』があります。
特に生まれて間もない新生児には効果的ですよ。
おくるみがなぜいいのか…、
それは赤ちゃんが胎内にいる頃を思い出し、
安心感を得られるからです。
普通にくるむのではなく、ピッタリとくるむことで、
胎内にいた頃の包まれたような感覚を思い出します。
そして安心したら泣き止んだり、眠ってしまうことが多いのです。
反対に体に何も触れていないと、赤ちゃんは不安に感じます。
また、くるんであげることで、
泣いて暴れる赤ちゃんの手足を安定させることができます。
暴れた際に自分の手で顔や目を、ひっかいてしまう危険もあります。
そんなときのためにも、おくるみでくるんであげると安心です。
おくるみでピッタリとくるむ巻き方は、
日本では「おひな巻き」といいます。
海外でも有名な巻き方で、多くのママが試しています。
ポイントはゆったりくるむのではなく、
苦しくない程度にピッタリと巻きます。
見た目は窮屈そうに見えますが、
赤ちゃんにとっては心地良いんですね。
おくるみ以外でもガーゼやタオルを使用しても大丈夫です。
新生児が泣き止まないとお悩みの方は、
ぜひ試してみてくださいね。
泣かないと可愛いのに…泣き止まない我が子にしてあげたい抱っこの方法!
新生児は基本的に、ママの抱っこが大好きです。
何よりもママに寄り添ってもらうことが最も安心できるのです。
泣き止まないと頭を悩ませているママはたくさんいますが、
抱っこの方法を変えるだけで、ピタリと泣き止むことがあります。
赤ちゃんが泣き止まないとお悩みの方に、
おすすめの抱っこの方法をお伝えしていきますね。
抱っこの基本は、優しくふわっと包み込むように抱くことです。
不安定だからといって強く抱きすぎては、
赤ちゃんに緊張が伝わってしまいます。
そんな状態では赤ちゃんもリラックスできませんよね。
力を入れすぎず、ふんわりと包み込むように抱っこしましょう。
また、抱っこするときの位置もポイントです。
ママの心臓の音が聞こえる位置に、
赤ちゃんの耳が来るようにすることがポイントです。
心音を聞かせながらお尻を優しくトントンすると、
赤ちゃんもだんだんと落ち着き始めるでしょう。
新生児は胎内に近い環境が落ち着くので、
胎内で聞いていたママの心音を聞くことで、
安心感を得られ泣き止みます。
赤ちゃんをあやすときには、
ゆっくり揺らしてあげることもポイントです。
優しく声を掛けながら抱っこしましょう。
部屋の中をゆっくりと歩き回るのもいいですね。
心地よい振動は赤ちゃんを眠りに誘います。
ママの優しい声と心地よい振動で、
いつの間にかスヤスヤ眠っているでしょう。
新生児の育児…我が子の泣き止まない姿が辛い!先輩ママのアドバイス!
新生児は泣くのが当たり前ですが、
泣き止まない姿を見ているとママは辛いものです。
そこで先輩ママからのアドバイスをお伝えしていきますね。
まず、ほとんどの先輩ママが、
我が子が泣き止まず困ったという経験をしています。
何をしても泣き止まない新生児赤ちゃんに、
もうお手上げと思った経験があるママはたくさんいます。
そんなとき、「赤ちゃんは泣くのが仕事と思い、
神経質になりすぎないようにした。」という声がとても多いです。
考え方をちょっと前向きに変えただけで、だいぶ違いますよ。
そして、「一人で抱え込まず、家族に協力してもらった。」、
という意見も聞かれます。
新生児のお世話は一人では限界があります。
特に初めての育児は、次々に心配事も出てくるもの…。
辛いときはパパやおばあちゃんなどにも協力してもらって、
適度に気分転換することも大切ですね。
まとめ
新生児が何をしても泣き止まないときの対処法は、
まず何をして欲しいのか確かめることです。
退院後は、自宅で泣き止まないことがあります。
環境の違いに戸惑っているのです。
そのうち慣れてくるでしょう。
空腹以外で泣いているときにミルクをあげるのはNGです。
空腹と満腹のリズムが乱れたり、肥満の心配もあります。
授乳後泣き止まないのは、飲み足りないのではなく、
飲みすぎて気持ち悪くなったことが考えられます。
満腹でも泣き止まない時は、ゲップをさせましょう。
コツは、縦抱き・横抱き・うつ伏せにすることです。
おくるみでピッタリくるむと、胎内にいた頃を思い出し、
安心して泣き止むでしょう。
抱っこのコツは優しくふわっと抱き、心音を聴かせ、
優しく揺らしてあげることです。
我が子が泣き止まないのは辛いものですが、
赤ちゃんは泣くのが仕事と割り切ることも大切です。
辛い時は一人で抱え込まず、家族に協力してもらい、
気分転換しましょうね。