20代後半にもなると、徐々に周りが結婚し始めます。
そして、中には早いうちからローンを組んで家を買ったり建てるという人もいます。
そうなると、やっぱりお祝いを渡すような場面も出てきます。
しかし、新築祝いは何を贈ればいいのか、
経験がなく分からないこともあるでしょう。
いったい、何を贈るのがいいのでしょうか。
新築祝いの金額の相場は、友達であればだいたい5,000円~1万円と言われています。
また、プレゼントを贈るのであれば、時計やタオルなどの実用品が定番です。
誰に何を買う?新築祝いの友達へのプレゼント何が最適?
新築祝いでプレゼントを贈る場合、「何か新居で使えるものを」と考えがちです。
この考えは間違ってはいないのですが、
モノによっては相手の迷惑になってしまうこともあり得ます。
せっかく新居に住むことになったので、
家具やインテリアの類は自分達で決めたいと思う場合が多いと思います。
趣味やセンスが合わないと、もらっても困ってしまいます。
そのため、相手がほしいと言っていたものでなければ、
避けるか、あらかじめ相手にほしいものを聞いてからにした方が良いでしょう。
それでは、何が喜ばれるのかというと、
実用的なものが喜ばれる傾向にあるようです。
例えば、家電。
冷蔵庫や洗濯機などは寸法の問題もあるでしょうが、
掃除ロボットのルンバやコーヒーメーカーなど、
「あると便利だけど機会がないと買わない」ようなものは、
プレゼントには適しているでしょう。
また、タオルなども喜ばれるものの1つです。
使っているうちにボロボロになってしまうものでもありますし、
突然誰かが泊まりに来た時などにあると便利です。
このように「モノ」をプレゼントするのも良いのですが、
実はもらって嬉しかったものとして上位にあがるのは、
カタログや商品券だったりもします。
モノは好みもありますし、自分で好きなものを選びたい!という人もいます。
それに、引っ越してきたばかりなので、
余計なものがあると邪魔と感じることもあるようです。
そういった時には、受け取った友達自身が好きなものを選べる、
カタログギフトをプレゼントすれば、相手を不快な気持ちにさせることもありません。
ギフトの種類もグルメや旅行、雑貨など様々ですし、
金額も数千円のものから10万円以上するものまであります。
同じように、商品券やギフトカードをプレゼントすれば、
友達が自分で好きなものを買うことができますし、
場所をとることもありません。
商品券なんて味気ない…と思うかもしれませんが、
実用性を考えれば、十分喜んでもらえます。
ただし、一般的に贈ってはいけないものもあります。
それは、火を連想させるもの(例:赤いもの、灰皿、ライターなど)や、
壁に穴をあける必要があるものです。
ついつい「かわいいから」と選んでしまわないように気を付けましょう。
新築祝いの相場は?友達だったらいくらまで?金額一挙公開!
では、実際のところ、友達に新築祝いを贈る場合はどのくらいが相場なのでしょうか?
それは、一般的には5,000円~1万円が相場だと言われています。
親しい仲であれば希望を聞いても問題ありません。
また、仲の良いグループがあるのであれば、
複数人でお金を出し合って1つのものを贈るというのも喜ばれるでしょう。
新築祝いというのは基本的には「お返し」はなく、
新居に招待された時のおもてなしがお返しの代わりとなるので、
相手に気を遣わせないよう高額なお祝いは避けた方が良いでしょう。
どこで線引きする?新築祝いをあげた方がいい友達と必要な知識
そもそも「友達」といっても、
どこまでの間柄の友達まで新築祝いを贈るべきなのでしょうか?
線引きの基準としては、「家に招待するほどの間柄かどうか」という点になってきます。
というのも、先ほど述べたように、
新築祝いというのは基本的には「お返し」はなく、
新居に招待された時のおもてなしがお返しの代わりとなる場合が多いからです。
また、もし新居に招待されたとしても、
落ち着くまではお邪魔するのは避けましょう。
引っ越したばかりだとまだそろっていない家具があったり、
ドタバタして休みの日も片づけに追われているということもあります。
そうなると相手の負担になってしまうので、
引っ越してから1~2ヶ月後を目安に考えましょう。
まとめ
家を新築するということは、多くの人にとって人生でもかなり大きなイベントになります。
これまで計画を立て、業者さんとの打ち合わせを重ね、
将来ずっと過ごしていく理想の家を手に入れたわけです。
周りが考えている以上におめでたいことと言えるかもしれません。
一方で、大変なこともたくさんあります。
引越しはただでさえ大変ですが、
自分が建てた家となるといっそう神経質になることもあるでしょう。
新築祝いはもらう方にとって嬉しいものではありますが、
せっかくの幸せな気持ちを台無しにしてしまうことがないよう、
贈るタイミングやプレゼントなどは慎重に選びましょう。