結婚式は、愛する人と新しい船出をする特別な日。
特に女性にとっては、
自分の花嫁姿は両親、親戚、そして友人に必ず見てもらいたい、
人生の中でトップ5に入る晴れ姿ですよね。
最近は色んな凝った演出の結婚式や披露宴がある中、
やはり最も人気が高いのは、チャペルでの挙式と、ホテルでの披露宴です。
では、挙式から披露宴までのオーソドックスな流れとは、
具体的にどんなものでしょうか?
一般的には、結婚式は新郎の待つ教会へ、
新婦がバージンロードを歩いてやって来ます(主に、新婦の父親と共に入場します)。
そして、参列者の見守る中、神の前で愛を誓い合い、
指輪の交換と口づけを交わして終了です。
どちらかというと披露宴の方が盛り上がり、
家族、親戚、友人の座る前に新郎新婦が入場し、
挨拶と乾杯、ウェディングケーキの入刀があって、
みんなで料理を食べ始めます。
その後、頃合いを見ながら各ゲストのスピーチや、
新郎新婦もしくはゲスト達が考案した様々なプログラムをこなし、
新郎新婦のお色直しとキャンドルサービスがあって、
新婦の両親への手紙などを経て宴もたけなわへと運んでゆきます。
ゲストの退場を新郎新婦が見送るところまで含めて、
披露宴は平均3時間弱というケースが多いようです。
これらはサービスを頼んだ業者さんと、
新郎新婦による事前の綿密な打ち合わせの元に成り立っています。
せっかくの晴れやかな式と披露宴を、
ゲストの皆さまにも楽しんで頂きたいですもんね。
それでは、それぞれの詳細や工夫するポイントをご紹介してゆきましょう。
挙式後の受付から披露宴までゲストをお待たせしない最適な順番は?
多くの場合、結婚式の二次会、披露宴には、
式よりも多く、場合によっては100人近くのゲストが出席します。
披露宴の開始は必ずゲストが入りきってから行わなければなりませんし、
また、会場は時間制でレンタルになっているため、
ゲストの数が多ければ多いほど、受付にかける時間もスムーズでなければいけません。
受付に時間をかけてしまうと、
先に会場に入られたゲストの方達を待たせてしまうことにもなります。
ここでゲストを待たせない、
時間を無駄にしないスムーズに受付の流れをご紹介します。
式から参加している人はもちろんですが、披露宴の受付から参加する人も、
開始の1時間くらい早めに会場入りして受付の準備を始めましょう。
テーブルやウェルカムボードの飾り付けを行い、
ペンや会費を入れる箱などを用意します。
会費は大きなお札で払われる方もいるので、
お釣のために小銭を多めに用意しておくと良いでしょう。
準備をしながら、披露宴の間の動きの役割分担などを打ち合わせておくと、
披露宴もスムーズに運ぶことが出来ます。
披露宴の開始30分前にはゲストの入場を開始します。
会場によっては、食事やドリンクの形式がビュッフェやスタッフに注文など様々なので、
そのあたりも受付の際にお伝えしておくと良いでしょう。
テーブルが指定されている場合は、ゲストを席まで誘導する係を決めておくと、
スムーズに運べます。
受付をしている方も新郎新婦のご友人や親類の方。
新郎新婦の晴れ姿を見たい気持ちもあるでしょうが、
披露宴が開始したあとも、遅れて来るゲストもいらっしゃいます。
なので、開始後30分くらいは受付を続けましょう。
ただし、披露宴はお色直しやキャンドルサービスなどで出入りが多いので、
頃合いを見て受付はクローズしても大丈夫です。
以上が披露宴開始までの、スムーズな流れのために必要なポイントです。
よりスムーズに運ぶためのポイントとしては、
名簿を新郎側、新婦側、男女、新郎新婦との間柄などが分かるように分別しておくと、
引き出物や祝儀のチェックに役立ちます。
相場はどう?挙式と披露宴って別費用?パックはないの?
結婚式は、なんといっても新郎新婦の晴れ舞台。
出来るだけ豪華で綺麗な姿を、両親や友達に見せたいものですよね。
でも、本音を言えば、出来るだけ安く済ませたいというのも事実。
世間一般の、挙式と披露宴の費用の相場を見ると、
最も多いのが300万円〜350万円という方が多いようです。
次いで、約400万円〜500万円と、少し贅沢な式をする人がほとんど。
300万円以下、500万円以上など、安さや高さに極端な人はごく少数でした。
少し現実的な話になりますが、お呼びするゲストの数は60〜70名が多く、
費用に関してはご祝儀で少しまかなったと言う人が多いです。
これらを踏まえて、実質的な新郎新婦の負担は、
平均で100万円〜150万が最も多い数字でした。
また、なるべく費用を抑えたいという方に、
パックの挙式プランというものもあります。
挙式、披露宴、コース料理などが一つにまとまって、
平均150万円前後という、かなり割安なプランとなっています。
ただし、ゲストの人数や料理の内容、演出などに新郎新婦の融通がきかなかったりと、
自由度は低めです。
挙式や披露宴についてはスタッフの方が親身になって相談に乗ってくれるので、
自分達のやりたい内容や予算の問題など、なんでも相談してみると良いでしょう。
挙式を欠席して披露宴には出席する人の一番多い理由は?
結婚式の招待状には、
式からの参加、披露宴からの参加、そして欠席など、
いくつかの選択肢があります。
親族を除いては、この中で一番多いのは披露宴からの参加とういこと。
では、なぜ挙式には欠席して、披露宴にだけ出席する人が多いのでしょうか?
その理由で最も多いのは、「披露宴の方が新郎新婦を直接お祝い出来るから」。
披露宴では新郎新婦と直接お話ができたり、写真を撮れたりと、
新郎新婦の晴れ姿をお祝いしたいゲストとしては自由に出来る時間。
また、新郎新婦にとっても、披露宴は自分達やゲストが楽しめるように、
スタッフの方々と打ち合わせしたのちに行うもの。
つまり、新郎新婦のご友人にとっては、
披露宴こそ祝福出来るチャンスなのです。
また、披露宴は食事時を想定して行われるため、
挙式はそれより早い時間に行われることが多いようです。
特に披露宴が昼間から行われる際は、挙式は午前中早い時間からの入場となるため、
ゲストには少し厳しい時間帯になります。
ですので、新郎新婦を直接お祝いできたり、
自由に写真を撮ったりできる披露宴からの参加の方が、
ゲストにとっては都合がいいのですね。
もちろん、結婚式にゲストが参加出来るケースも最近増えています。
特に花嫁にとっては、
ベール付きのウェディングドレスで入場するなど見せ場が満載なので、
友達に見てほしい!という人も多いようです。
まとめ
いかがでしょうか。
結婚式や披露宴は、新郎新婦やご親族はもちろん、
ご友人にとっても特別な時間。
出来ればトラブルなく、楽しくすごしたいですよね。
今回ご紹介したポイントをおさえて、
ぜひとも有意義な結婚式と披露宴にしてください。