車は定期的なメンテナンスとして2~3年に一度、
車検をすることが国で定められています。
検査した受けた印として、『車検証』が発行されますよね。
車検や車を売却する際に必要となる大切な書類です。
基本的に車検証は車に置いておかなければいけません。
もし紛失してしまったら、再発行の手続きが必要です。
では、どこで手続きが行えるのでしょうか?
普通車の場合は、管轄する運輸支局で再発行ができます。
どこの運輸支局に行けばいいんだろう?と思うかもしれませんが、
ご自分の車のナンバープレートを見てみましょう。
そこに書かれている地域の運輸支局が管轄になります。
東京であれば、品川・足立など、
神奈川であれば横浜・川崎などですね。
運輸支局の場所などは、ネットで調べておきましょう。
再発行に必要な書類は次のとおりです。
・理由書
・免許証などの身分証明証
・印鑑
・手数料納付書(※当日窓口で入手します。)
・再交付申請書(※当日窓口で入手します。)
自分で用意するものの一つに『理由書』がありますが、
一体どんな書類なのか、疑問に思うかもしれませんね。
名前のとおり車検証を失くした、または盗難によって、
車検証を持っていない理由が書かれた書類です。
忘れずに持参しましょう。
ほかに、手数料も必要になります。
手続きは次のような流れになります。
車検証の再発行手続きの流れ
①管轄の運輸支局の受付窓口に行きます。
②手続きに必要な書類を提出します。
③再発行手続きが完了して、かかった手数料を支払ったら終了です。
手続き自体はとても簡単なので、迷うことなく行えるでしょう。
ちなみに軽自動車の方はどこで手続きが行えるかといいますと、
管轄の軽自動車検査協会になります。
運輸支局とは異なるので注意してくださいね。
車検証再発行にかかる時間は申請して30分ほど!平日16時まで!
車検証再発行にはいつ行けばいいのか、
どれくらい時間がかかるのかも気になりますよね。
何となく時間がかかりそうなイメージがありますが、
窓口に申請してから、30分ほどで終了します。
ただし、手続きする時間帯は決まっていますので、
受付時間に間に合うように向かいましょう。
車検証再発行の手続きは平日のみ行えます。
土日祝日や年末年始はお休みなので注意してくださいね。
受付時間は次のとおりです。
◎午前:8時45分~11時45分
◎午後:13時~16時
お昼休みは受付ができませんのでご注意ください。
16時を過ぎたら窓口が閉まりますので、ギリギリではなく、
余裕をもって行くことをおすすめします。
普段は手続き自体が約30分で終了しますが、
月末は業者の方が多く訪れるので、混み合う場合もあります。
混雑時には1時間以上待ち時間が発生することもありますので、
待ちたくない方は、月末の利用は避けた方がいいでしょう。
また、特に混雑するといわれているのが3月末です。
長ければ半日~丸1日かかってしまうこともあります。
できれば3月末の利用は、避けた方がいいかもしれませんね。
運輸支局は土日祝日は営業していませんので、
平日は仕事が休めないという方は、
ディーラーなどの業者に依頼してみましょう。
車検証の再発行は再交付手数料300円!ディーラーでは代行料あり!
車検証の再発行の手続きは自分でも行えますが、
手数料がかかります。
再交付申請手数料は300円です。
ほかにも申請書の用紙代が1枚約100円かかります。
合わせるとだいたい400~500円になるでしょう。
それほど高くはありませんね。
運輸支局は土日祝日はお休みなので、
平日仕事が休めないという方は、
ディーラーさんにお願いするのも一つの方法です。
ディーラーさんにお願いする場合は、別途代行料がかかります。
代行料はディーラーさんによって異なりますが、
だいたい4,000円~5,000円が相場と言われています。
ただし、少し日にちがかかってしまうことが多いようです。
ディーラーさんにお願いする場合は、
1週間ほどかかると頭に入れておきましょう。
代行料が少しプラスされますが、車を引き取りに来てくれて、
車検証の再発行の手続きを終えてから、
自宅まで持ってきてもらえるのはラクですよね。
もし車検や点検などの時期と重なっていたら、
一緒に車検証の再発の行手続きもお願いしてみましょう。
代行料をサービスしてもらえるかもしれません。
車検証の再発行…平日行けない人はディーラーさんに代行依頼を!
先ほどもお伝えしたように、仕事が忙しく、
車検証の再発行をしに運輸支局になかなか出向けない場合は、
ディーラーさんに代行で依頼をしてみましょう。
ディーラーさんに依頼した場合も、手続きの流れは基本的に同じです。
ディーラーさんに依頼した場合は、委任状が必要となります。
本人が代理人にお願いしたことを示す書類ですね。
委任状の形式は特に指定がなく自由です。
そしてディーラーさんにお願いした場合は、
別途代行手数料がかかります。
どれくらいの料金なのかはディーラーさんによって異なりますので、
お願いする前によく確認しておきましょう。
ディーラーさんはプロのですので、
車検証の再発行手続きなどには慣れていることでしょう。
安心してお任せできますよ。
それに手続きをお願いしたついでに、
車のメンテナンスや清掃サービスを行ってくれるかもしれません。
お馴染みのディーラーさんであれば、安心してお任せできますし、
快く引き受けてくれる場合がほとんどでしょう。
車検証再発行で理由書必要なのは車検証を紛失・盗難で返納不可の時!
車検証の再発行の手続きには、必要書類が何点かありますが、
『理由書』が必要な場合もあります。
車検証が紛失した場合や、盗難によって返納が不可能なケースであれば、
理由書も必要です。
理由書には、返納できない理由などを記入します。
紛失したのであれば、
いつどこで紛失したのかといった内容を記入します。
盗難に遭ったことが理由であれば、盗難届を出した警察署、
届出をした日付、受理番号などを記入しなければいけません。
そのため、盗難に遭った場合は、
すぐに最寄りの警察署に届出を出しましょう。
理由書がなければ、車検証の再発行の手続きが行えないこともあります。
事前に用意しておきましょう。
では理由書はどのように用意したらいいのか、ということですが、
ネットで無料でダウンロードが可能です。
もちろん、自分で作成できる方であれば、
自分で用意してもいいでしょう。
特に決められた様式はなく、A4用紙1枚に収まる形でOKです。
理由書に記載すべき内容は次のとおりです。
理由書に記載すべき内容
①申請を出す運輸支局名
②自動車登録番号や車両番号(ナンバー)
③車台番号
④理由書を提出する理由(紛失・盗難など)
※盗難の場合は、盗難に遭った日付、届出た警察署名、
届出年月日、受理番号
⑤紛失や盗難の詳しい状況や理由など
⑥理由書を提出する年月日
⑦申請する本人の住所、氏名、認印
記入する際には黒のペンやボールペンなど、
消えないものを使用しましょう。
もし字を間違えてしまった場合は、間違えた箇所に二重線を引き、
申請する本人の訂正印を押してください。
車検証再発行の委任状は使用者本人が申請する場合は省略できる!
車検証の再発行は、本人が行えない場合は、
代理人でも手続きすることができます。
ディーラーさんなどにお願いする方もいらっしゃいますよね。
そういった場合は、『委任状』の提出も必要になります。
委任状は、代理人が手続きをする際に必要な提出書類なので、
車の使用者本人が申請する場合は必要ありません。
委任状って何?と疑問に思う方もいるかもしれませんね。
委任状は本人が手続きを行えない場合に、
本人指定の代理人に権限を委任することを証明した書類です。
このような理由から、本人が自分で車検証の再発行を申請する場合は、
代理人が必要ないので、委任状も省略することができます。
代理人にお願いする場合は、委任状で指定した代理人が、
手続きを行わなければなりません。
委任状に指定した代理人と、手続きを行う代理人が別人であれば、
認められません。
代理人は委任されたことを証明するために、
身分証明書の掲示を求められます。
運転免許証などを用意しておきましょう。
このように、本人が申請した場合と、
ディーラーなどの代理人にお願いした場合では、
必要書類も異なります。
代理人にお願いする場合は、
委任状の用意も忘れずに準備しましょう。
車検証再発行に必要な書類って?本人が申請すれば理由書も省略可!
車検証の再発行を行うには、
事前に用意しておかなければならない書類等があります。
申請手続きの必要書類は次のとおりです。
申請手続きの必要書類
①申請書(第3号様式)
②手数料納付書
③身分証明書
④理由書
⑤委任状 ※代理人が申請する方のみ
①申請書(第3号様式)
まず①申請書についてですが、こちらは、
運輸支局に用意されています。
1枚100円ほどですね。
本人が申請する場合は、
申請書に紛失や盗難理由を記載する欄があるので、記入しましょう。
理由書と同じ内容になるので、本人が申請する場合に限って、
理由書を省略することも可能です。
②手数料納付書
②手数料納付書は、運輸支局でもらうことができます。
300円の検査登録印紙代を貼って提出します。
③身分証明書
③身分証明書は、運転免許証を提出する方がほとんどですね。
ほかには、健康保険証やパスポートなどもOKです。
④理由書
④理由書は先ほどもお伝えしたように、
紛失や盗難にあった場合の詳細を記入した書類です。
本人が申請する場合は省略することもできますが、
代理人が申請する場合は必要になりますのでお忘れなく。
⑤委任状
⑤委任状も先ほどお伝えしたように、
代理人が申請する場合に必要な書類です。
本人が申請する場合は不要です。
車検証の再発行は本人が手続きする場合と代理人の場合で、
必要書類も異なります。
事前にきちんと持ち物を確認し、
当日は忘れ物が無いように気を付けましょう。
車検証の再発行…法人の場合は代表者印の押印が必要&他はほぼ同じ!
個人での車検証の再発行についてお伝えしてきましたが、
法人の場合はどんな流れになるのでしょうか。
法人の場合も、基本的に手続きの流れは同じです。
必要書類もほとんど個人での申請の場合と変わりませんが、
一つ注意しておくべき点もあります。
それは、代表者印の押印が必要になることです。
委任状が必要な場合は、代表者印の押印がされてなければいけません。
車の使用者本人が申請する場合は、委任状はいりませんが、
代表者印が必要になります。
忘れずに持参しましょう。
ほかの必要書類については、先ほどお伝えした内容と同じになります。
まとめますと、本人が申請する場合は代表者印、
代理人が申請する場合は、代表者印を押印してある委任状、
以上がプラスされます。
法人の場合の車検証の再発行の手続きに必要な書類等は、
『代表者印』がポイントですね。
まとめ
車検証の再発行は普通車の場合、
管轄の運輸支局で手続きできます。
紛失や盗難が原因なら、『理由書』も用意しましょう。
再発行にかかる時間は、申請してから約30分です。
平日の16時までに行いましょう。
再発行の手続きには、再交付手数料が300円、
用紙代100円ほどがかかります。
平日営業時間内に手続きに行けない方は、
お馴染みのディーラーさんにお願いしてみましょう。
代行料はプラスされますが、安心して任せられるでしょう。
理由書は車検証の紛失や盗難に遭い、
返納できないときに必要な書類です。
本人が手続きをする場合は、委任状は省略できます。
また、本人が手続きすれば、申請書に紛失や盗難の理由が記入できるので、理由書も省略可能です。
法人の場合は『代表者印』がポイントです。
本人が手続きするなら代表者印を、
代理人の場合は代表者印が押してある委任状が必要です。
事前に手続きに必要な書類を用意し、
当日は忘れ物がないようにしましょう。