結婚式も一段落して、少し落ち着くと結婚祝いのお返しをしなければなりません。
結婚式場のウェディングプランのなかに組み込まれているときもありますが、
せっかくならば感謝の気持ちが伝わるお返しを送りたいと思う人は多いはず。
特に友人には自分らしいものを送りたい…
しかし、いざ探そうとしてもなかなかみつからないものです。
ひかれたらどうしよう、考えて抜いて結局無難なものになった。
という人もいるのではないでしょうか?
結婚祝いのお返しについて知っておきたいこと
まずは、結婚祝いのお返しの一般的な知識を紹介します。
基本
結婚祝いお返し(内祝い)は、
結婚式に参加できなかった人から頂いた結婚祝い対してお返しをすること。
日本独特の文化。
時期
結婚式が終わった後から一ヶ月以内に送るのが一般的です。
あまり遅すぎると送った人が無事に届いたか心配になってしまい、
速すぎると事務的感じてしまうので、
結婚式が終わって少し落ち着いてから準備しましょう。
金額
頂いた結婚祝いお返しの半額を目安に。
低すぎても高すぎてもだめです。
マナー
結婚祝いお返しは、もので送るのが良いでしょう。
また、品物と一緒に手紙を添えるのが一般的です。
特に友人には手書きの手紙のほうが気持ちが伝わりやすいです。
品物には熨斗を付けて一目で内祝いと分かるものにして、
名前は新郎新婦の連名(新しい姓)にしましょう。
結婚祝いのお返しの金額は高すぎてもダメって本当?
上記でも紹介しましたが、
結婚祝いお返しの相場は頂いた結婚祝いの半額を目安に品物を選びましょう。
ここで少し注意しなければいけないことをアドバイス。
いわゆる割れ物は避けるべき。
お皿やカップセットなど割れる(分かれる)を暗示するのは止めましょう。
また、新郎新婦の名前入りのものや写真が入ったものは、
送らない方が無難です。
もらった側は使いずらい上に、
少しひかれてしまう可能性も。
次に、相手側の状況に合わせた品物選びが大切です。
一人暮らしの友人に大量の食べ物や大きすぎるものは、
食べきれない、置き場所に困るなどの問題がでてきます。
このように考えると、
結婚祝いお返しを送る側は相手の配慮をしなければいけません。
逆の立場に立ってもらってうれしい品物選びが大切です。
失敗したくない!結婚祝いのお返しにおすすめな物は?
今まで、結婚祝いお返しの基本を学んできましたが、
結局どんな物がいいんだと思いますよね。
みんなはどんなものを送っているのでしょうか?
ここで失敗したくない結婚祝いお返しにおすすめの品物をご紹介しましょう。
やはり定番スイーツ
結婚祝いお返しといえばスイーツを送る人が多いです。
ケーキや和菓子など貰っても邪魔にならず、彩りもきれい。
女子に人気のブランドを贈れば間違いなし。
結婚祝いの金額が1万円とすると、
5000円程度品物が良いでしょう。
あっても困らないタオル
家のクローゼットの奥に未開封のタオルがたくさんみつかった。
そんな経験をした人はいると思いますが、
それだけ何かのお返しにタオルを送る人が多いです。
生活に必要な物ですし、使わなければずっととって置いておける。
つまりずっと家に置いていても邪魔にならないタオルは、
お返しにうってつけです。
お茶やコーヒーセット
少し年配の方にはお茶やコーヒー、紅茶セットはいかがですか?
これもあってもかさばりませんし、
少し高めのものは、普段中々飲む機会がないので、喜ばれるでしょう。
結婚祝いのお返しはどんなものが多い?
デパートや百貨店に行くと、
内祝い用の品物がたくさん置いていますが、
今人気があるのはカタログギフト。
予算が決めやすい上に、
何を贈っていいか分からない人に対して、
逆にカタログの中から選んでもらうので、
贈る側からしたら失敗が少ない物の一つです。
今のカタログギフトは、
それぞれのシーンに合わせて金額や種類が選べるので、
例えば、
- 旅行好きの友人には、温泉旅館や旅先が載っている物、
- グルメ好きには各地の特産品が選べる物、
- お子様がいる家庭なら文房具が載っている物
などバリエーションは豊富です。
また、本一冊のサイズなので、置き場所に困ることもないですし、
好きな物を選ぶ楽しみもあります。
個人的には、カタログギフトが無難な選択のように思います。
しかし、仲が良かった友人には少し素っ気ない感じもあるかも?
そんな時はカタログギフトと一緒に手紙や写真などを添えると、
想いが伝わるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
誰しもが迷ってしまう友人への結婚祝いのお返しの基本とマナー、
人気の商品を紹介してきましたが、
参考になりましたか?
誰でも一生のうちに何度もない結婚式だから、
友達には特別な物を贈りたいと思うかもしれませんが、
結婚祝いのお返しは相手を配慮をすることが一番大切なことです。
どうしても物以上に想いを伝えたかったら、
手紙や電話をしてみましょう。
また、いくら友だちでもマナーを守ることが必要です。
大人の一般常識を守った上で、
友達に感謝の想いを伝える方法を考えてみると楽しいですよね。