新生児はママに抱っこされて過ごすことが多いです。
抱っこされていると、赤ちゃんはママの温もりに包まれ、
安心して眠りにつきます。
「眠ったから布団にそっと移そう」、
そう思って移動すると目を覚まして泣いてしまう…、
こんな経験誰もがあることでしょう。
抱っこしないと寝ない…、そんなことが続けば、
ママも疲れてしまいますよね。
ではなぜ抱っこしないと寝ないのでしょうか?
それは布団が原因の場合もあります。
布団に寝ることを不快に感じているのです。
なぜ不快なのか…、それは暑いと感じているからです。
布団のかけすぎて暑くて汗をかき、寝心地が悪く、
それを不快に感じているのかもしれません。
そんな時は汗対策が必要です。
ベビー布団の素材は、ポリエステルでできているものが多いです。
新生児は一日の大半を寝て過ごすので、
汗をたくさんかきますよね。
大人でも寝ている間は汗をかきますが、
赤ちゃんは大人よりも汗っかきです。
そして大人でも汗で汚れた布団に寝るのは不快ですよね。
小さな赤ちゃんもそれは同じです。
敷布団の上にタオルやガーゼの敷きパッドを敷く、
あまり布団をかけすぎない、といった汗対策をしてみましょう。
暑さや汗が原因の場合は、このように汗対策をすることで、
だいぶ改善されますよ。
それでも布団を嫌がったら、薄手の毛布や布団に変えてみるなど、
布団そのものを変えてみるのもありでしょう。
新生児が寝ない…発達障害の子は睡眠に問題が?3歳までに治るか注目!
なかなか寝てくれない新生児のお世話は、
ママもパワーがいるものです。
新生児なのにあまりにも寝ないとママは心配になりますよね。
寝ない原因はさまざま考えられますが、
発達障害の子は睡眠自体に問題を抱えていることがあります。
二次障害として、睡眠障害が起こるというケースも。
なぜそうなるのか、はっきりとした原因は解明されていませんが、
発達障害の多くの子が、睡眠トラブルを経験しているといわれています。
しかし、新生児の場合はまだ生活リズムが整っていません。
まだまだ眠りも未熟で浅く、夜中に起きたり泣いたり、
なんてことはよくありますよね。
それに寝るのに手がかからない赤ちゃんもいれば、
なかなか寝ないタイプの赤ちゃんもいます。
成長と同じで睡眠に関しても個人差があります。
そのため寝ないことについては、
まだそれほど気にしなくてもいいでしょう。
睡眠リズムは乳児期から3歳頃までに出来上がるといわれています。
そのため、3歳頃までは様子を見ても大丈夫でしょう。
睡眠リズムがうまく取れないことが長く続いてしまうと、
日常生活にも影響が出てきます。
3歳を過ぎてもなかなか寝ない、
といった睡眠トラブルが続くようであれば、
小児科の先生に相談してみましょう。
新生児はまだまだ睡眠リズムも不安定なので、
それほど神経質にならなくても大丈夫ですよ。
成長と共に少しずつ生活リズムが整ってくるでしょう。
新生児の三週間目はとにかく寝ない魔の3週目?昼夜リズムが付く時期!
新生児はほとんど一日を寝て過ごしますが、
睡眠時間は短く、新米ママはお世話に大変です。
まとまった睡眠が取れないので、
ママは睡眠不足になってしまいますよね。
特に新生児の生後三週間目は、とにかく寝ないといわれています。
いわゆる『魔の3週目』という時期ですね。
生後三週間目といえば、退院してから二週間くらいでしょうか。
ママは必死に赤ちゃんのお世話をしているかと思います。
赤ちゃんはとっても可愛いけど、授乳におむつ替えにと、
今まで経験したことがないことだらけで、
大変な毎日を過ごしている頃でしょう。
魔の3週目といわれる時期は、赤ちゃんがぐずることが多く、
寝ない時期ともいわれています。
しばらくは、寝かしつけに苦労することがあるかもしれません。
なぜぐずることが増えてなかなか寝ないのか…。
それは赤ちゃんが少しずつ環境に慣れ、
周りのことがわかってくる時期だからです。
いわゆる昼夜のリズムが付く時期なんですよ。
ママのお腹で守られていた頃との環境の変化に気付き、
ぐずったり寝なかったりするわけです。
けれどそれも一つの成長です。
誰もが経験する時期です。
朝起きて夜に寝るという生活リズムが付く前の、
大切な時期と考えて乗り切りましょう。
新生児が暗いと寝ないが…夜も明るいとメラトニン分泌がうまくいかなくなる!
大人は寝るときに部屋の電気を消して、
真っ暗にしても寝ることができますよね。
しかし赤ちゃんや子どもは真っ暗な環境を嫌がります。
暗いと怖いと感じ眠れなくなってしまいます。
新生児も寝るときに部屋が暗いと寝ないんですね。
電気を消したら泣き出したり、
寝そうだったのにまた起きてしまうことも。
でもだからといって明るい電気を付けて寝るのは、
睡眠リズムを乱してしまいます。
人は朝起きて太陽の光を浴びることによって、
メラトニンという物質が分泌されて、夜になると眠くなります。
夜寝るときに部屋が明るければ、
メラトニンの分泌がうまくいかなくなってしまいます。
寝ないで昼夜逆転してしまうことも。
そのため、部屋の灯りも豆電球レベルにするなどして、
薄暗い環境に整えましょう。
新生児はまだ生活リズムが整わず、体内時計も未発達です。
そのためなるべく朝は光を浴び、夜になると眠る、
という環境を意識して生活することが大切ですね。
新生児が固い布団で寝ない…寝返りで窒息の心配があるのでそのままで!
一般的に赤ちゃんはベビー布団で寝ることが多いでしょう。
そしてベビー布団は敷布団の固さも特徴ですね。
マットレスのような固さのベビー布団ですが、
新生児の場合、嫌がって寝ないこともあります。
固い布団が寝づらくてかわいそうなので、
柔らかい布団に変えた方がいいのでは…、
思わずそう考えてしまいますよね。
しかし、柔らかい布団に新生児を寝かせることはNGです。
まず、布団が柔らかすぎては、寝返りをしたときに、
窒息の心配があります。
寝返りを打ったときに顔が沈み込んで、
気付かないうちに窒息してしまうことが考えられます。
固い布団の場合は寝返りを打っても、
顔と布団の間に隙間ができますので、窒息の心配がありません。
そのため、新生児は固い布団の方が安全です。
なかなか寝ないと心配かもしれませんが、安全のことを考慮すれば、
そのまま固い布団でも大丈夫です。
また、これから成長していく新生児にとって、
正しい寝具を選ぶことが重要です。
柔らかすぎる布団は赤ちゃんの体が沈み込んでしまいます。
そのため、血流が悪くなったり、体が曲がってしまうことが考えられます。
それに、体が沈み込むことによって隙間がなくなるので、
汗をかきやすくなり、それが原因で寝苦しくなってしまいます。
こういった理由から、ベビー布団には適度な固さも必要なんですね。
赤ちゃんの安全を考え、成長を妨げないためにも、
柔らかすぎる布団は避け、適度な固さがあるものを選びましょう。
暑さが気になるのであれば、先ほどもお伝えしたように、
ガーゼや汗を吸収する敷きパッドを敷くなどして、
汗対策をしてみましょう。
新生児が深夜に寝ないのは昼と夜の区別がついていないことが一因?
新生児はまだ生まれて間もないため、
生活のリズムが整っていません。
そのため、ほとんど一日を寝て過ごし、
睡眠サイクルもまだ昼夜関係ないといった感じですよね。
ママは2~3時間おきに授乳をしなければならないため、
睡眠不足で体力的にもキツイものです。
こういった理由から、赤ちゃんは寝ないで深夜に起きていることもあります。
深夜なのに寝ないでいいの?と心配されるかもしれませんが、
新生児はまだ、体内時計のサイクルも整っていないため、
昼と夜の区別がほとんどついていません。
そのため、深夜でも寝ないで起きていることもあります。
個人差もありますが、だいたい生後4カ月頃から、
睡眠リズムは少しずつ整ってくるといわれています。
新生児のうちから、少しずつ昼と夜の区別を付けられるようにしていくことも大切です。
朝起きたら光を浴び、夜寝るときは薄暗い照明にする、
といったことを繰り返していくうちに、
自然に体内時計も整っていくでしょう。
赤ちゃんの寝る時間が近づいたら、テレビを消したり、
部屋の温度を調整したりすることも大切です。
部屋の電気が明るく、テレビの音量がうるさいなどの環境では、
赤ちゃんも興奮してますます眠れなくなってしまいます。
夜は眠る時間、といった環境づくりをしていけば、
赤ちゃんの睡眠リズムが少しずつ整ってくるでしょう。
新生児が寝ないですぐ起きる…不快感や痛み・かゆみ・空腹・便秘から?
新生児が寝ないことは、子育ての悩みの一つでもありますよね。
寝ない原因はさまざまありますが、
すぐ起きる場合はどんなことが考えられるでしょうか?
まず、何か不快感や痛み、かゆみなどが原因の場合もあります。
オムツが濡れていたり、肌着が汗で汚れていたりすると、
気になって眠れませんよね。
同時にオムツや肌着がきつくて痛い、もしくはかゆい、
といったことも考えられるでしょう。
また、すぐに起きる原因は、単純にお腹が空いている場合もあります。
オムツや肌着が濡れていないかをチェックしたら、
母乳かミルクをあげてみましょう。
お腹いっぱいになったら眠くなることでしょう。
また、便秘でお腹が苦しくて不快感がある場合も、
なかなか寝付けないことがあります。
便の回数、もしくはお腹が張っていないか、
といったことを確認してみましょう。
便が出ていないようであれば、
お腹を優しくマッサージしてあげたり、
ベビーオイルを付けた綿棒で肛門を少し刺激してみてもいいですね。
新生児なので便秘は心配…と気になる方は、
小児科を受診してみましょう。
新生児が寝ない…対処法の基本は不安の解消!胎内と同じ環境を作る?
赤ちゃんが寝ないと、ママもだんだん疲れてきますよね。
対処法としては、基本的に不安を解消してあげることです。
まずママに抱っこしてもらうと安心して眠るでしょう。
抱っこしてあげると、ママの心音を聴くことができます。
胎内にいたときに聞いていたママの心音を聴くことで、
赤ちゃんは胎内にいたときを思い出し、安心できるのです。
このように、胎内と同じ環境を作ることが、
なかなか寝ない赤ちゃんへの対処法の一つです。
ママが抱っこする以外にも、胎内環境を作ることはできます。
おくるみにくるんであげることで、
安心して眠りにつけることがあります。
そして、胎内にいた頃に聴いていた音に近い音を再現する方法もありますよ。
それはビニール袋やレジ袋をカサカサさせた音を聴かせることです。
なかなか寝ないと困っているママは、
このように胎内環境を再現した対処法を、
ぜひ試してみてください。
まとめ
抱っこしないとなかなか寝てくれない新生児は、
布団を不快に感じているのかもしれません。
汗対策行うことで改善されるでしょう。
発達障害の子は睡眠に問題を抱えていることがあります。
新生児は睡眠リズムが不安定なので、
3歳頃まで様子を見ても大丈夫です。
生後三週目頃から昼夜のリズムが付き初め、
なかなか寝ないこともあります。
真っ暗だと寝てくれませんが、
明るすぎてもメラトニン分泌がうまくいきません。
ベビー布団は固いので、それが原因で赤ちゃんが寝ないこともあります。
しかし、柔らかい布団は窒息の心配もあるのでNGです。
新生児はまだ生活リズムが整ってないので、
昼夜の区別がつかず、深夜に寝ないこともあります。
すぐ起きてしまう場合は、不快感や痛み、
空腹や便秘といったことも考えられます。
寝ない時の対処法の基本は、胎内環境を再現してあげることです。
ママが抱っこする、おくるみで包むなどをすれば、
安心して眠りにつけるでしょう。