コロッケや天ぷら、とんかつに魚のフライなど・・・
お総菜もいいけれど、やっぱりサクサク揚げたてが1番!
でも揚げ物は油もたくさん使うし、なにより天ぷら鍋が必要なんじゃ・・・
そんなことはありません!
コツさえつかめば、準備から後片付けまで
鍋を使うより手軽にできちゃうんです!
今回は、そんなフライパンで揚げ物をするコツをご紹介します。
あなたのおかずのレパートリーがぐっと広がること間違いなし!
オススメのフライパンは?
ひとえにフライパンといっても、いろいろな大きさがありますよね?
2~3人分であれば、小型のものがオススメ!
油の量もより減らせて、後処理もラクになります。
大切なのはフライパンの深さ。
最も適しているのは深型のフライパン。
あまり浅すぎると、油がハネてしまうので、
揚げ物をするには、やはりある程度の深さは必要です。
そこまで大量の揚げ物をしないのであれば、
《小型で深型のフライパン》がオススメです!
最大のポイント!フライパンで揚げ物をするときの油の量は!?
揚げ物といえば、深いお鍋にたっぷりと油を・・・
そのイメージ、フライパンで揚げ物をするときにはNGです!
油の量は《フライパンの深さの半分以下!》
これで充分、おいしく揚げることができます。
フライパンで揚げ物をするとき、油がはねるのを防ぐにはどうすれば?
揚げ物の1番の難関が、油ハネ。
コンロに付いたら掃除が面倒ですよね?
お料理中に油がハネて熱い思いをした、という方も
多いのではないでしょうか?
先ほど紹介した、《深型のフライパン》を使って
《フライパンの深さの半分以下》の油の量で揚げる
のに加えて大切なポイント!
それは、《火加減》です!
揚げ物は高温で!というイメージを持たれがち。
でもフライパンの場合はこれもNG!
天ぷら鍋に比べるとフライパンは薄手なため、
油に熱が伝わりやすいのが特徴です。
そのため、油の温度が適温まで上がったら、
弱火~中火にして揚げ始めるのがポイント!
そうすることで、油がハネるのを防ぐのはもちろん、
せっかくの揚げ物を焦がしてしまう心配もなくなります!
油の適温って・・・?
キッチンにあるもので簡単に油の温度がわかる方法は
こちらを参考にしてみてください!
フライパンを使って揚げ物をするときのコツはある!?
以上のことをふまえて、いざ実践!
・・・ちょっと待ってください!
より美味しく、フライパンで揚げ物をするためのコツを、
もう少しご紹介します。
一度にたくさん揚げないで!
小さめのフライパンを使うときは特に重要です。
フライパンいっぱいに食材を入れると、
油の温度が急激に下がってしまうので、
熱の通りかたにムラが出てしまいます。
また、低温の油で揚げるとベチャっとしてしまって、
せっかくの揚げたてサクサクが台無しに・・・
食材は小さめに!
お野菜の天ぷら、特にカボチャやサツマイモなど、
火が通りにくいものは小さめに切るのがポイント!
食材同士がくっつくのも防ぎます。
衣は薄めに!
火の通りをよくするために、衣も薄めに付けましょう。
よりサクッとした仕上がりになりますよ!
大きい食材、イメージは揚げ焼き!
とんかつなど、少し大きめの食材を揚げるときは、
いっぺんに揚げるよりも、両面を揚げ焼きするイメージで作ると、
上手くいきます。
油も食材が半分浸かるくらいの量にすると、
より簡単に、上手に仕上がります!
片面の衣がしっかり固まってきたのを確認してから、
静かにひっくり返しましょう。
油の後処理、便利なのはやっぱり?
揚げ物が終わった油、いくら天ぷら鍋よりも
使う油の量が少ないとはいえ、
キッチンペーパーで吸うには大変すぎる!!
そんなときはやっぱり凝固剤です!
100均などで手軽に購入できます。
固めてポイッ。
あとはいつも通りフライパンを洗うだけ!
天ぷら鍋だと、油ハネ防止など付属品もついていて
洗い物がついつい増えてしまいますし、
フライパンに比べて出番が限られているので
落としきれなかった古い油が染みていて
次に出番が来たときにヌルっと・・・
なんてことも!
フライパンなら日頃使うので、洗う回数も多く
その心配もご無用ですね!
まとめ
最後に、今回の記事の重要ポイントを、
箇条書きでまとめておきます!
- オススメは小型で深型のフライパン!
- 油の量はフライパンの深さの半分以下!
- 火加減は弱火~中火で!
- 食材は小さめに、衣は薄めに!
- 大きな食材は揚げ焼きで!
ついつい敬遠されがちな自宅での揚げ物。
でも手軽に美味しくできたら、
せっかくなら揚げたてを食べたいものですよね?
フライパンで揚げ物ができたら・・・、
いろいろな食材が揚げ物に大変身!
食事だけでなくおやつも作れちゃいます!
今回ご紹介したコツとポイントしっかり押さえて、
素敵な揚げ物ライフを送りましょう。
レパートリーが一気に増えて、
お料理がより楽しくなりそうですね!