寝かしつけは、育児の悩みの中でも大きな一つではないでしょうか。
夜泣きやぐずりなど寝かしつけの苦労は、
ママなら誰でも経験しているでしょう。
1ヶ月経っても慣れない我が子との夜に憂鬱になることも…。
そこで、ママやパパが知りたい、
寝かしつけのコツをお伝えしていきますね!
新生児から3ヵ月頃までの赤ちゃんが、
続けて起きていられる時間は意外と短いんですよ。
新生児期は40分くらい、2~3ヶ月で60~80分くらいです。
このように起きていられる時間の目安を超えると、
赤ちゃんは疲れてくるため、
夜スムーズに寝られなくなってしまいます。
そのため寝かしつけるタイミングは眠くなる前の、
起きていて機嫌がいいときがベストです。
機嫌がいい時に寝かしつけると、
スーッと眠りについてくれるでしょう。
また、新生児期は生活リズムが整っていないため、
昼夜の区別がついていませんよね。
少しずつ昼夜のリズムをつけていくのもポイントです。
朝は起きて夜は寝るものと自然に覚えさせていくのです。
できるだけ同じ時間に起きて同じ時間に眠りにつくことで、
体内時計が整い、夜になったら自然に眠くなっていくでしょう。
そして、赤ちゃんの不快感を取り除くことも大切です。
さあ寝よう!と思ったのにぐずったら、
ミルクを欲しがっていないか、オムツが濡れていないか、
暑さや寒さなどを確認しましょう。
このような不快感が解消されれば、
スーッと眠りにつくこともありますよ。
寝かしつけのコツを掴むことによって、
ママやパパもだいぶ気持ちが楽になるでしょう。
赤ちゃんが寝かしつけてもギャン泣き!寝る気配がない時まずは眠気を誘う!
赤ちゃんのギャン泣きは、ママやパパにとっても辛いものです。
どうして寝ないのか、困ってこっちが泣きたくなりますよね。
ギャン泣きして寝る気配がない時は、
まず眠気を誘うことがポイントです!
寝かしつけのとき、眠気を誘う方法の一つとして、
音楽を流すことがあります。
それも、赤ちゃんへのおすすめは『ホワイトノイズ』です。
ホワイトノイズとは、放送されていないテレビで流れる砂嵐のようなザーッという音のことです。
大人が聞けば心地良くはないホワイトノイズですが、
赤ちゃんにとっては眠気を誘う音の一つなんですよ。
なぜ砂嵐の音が?と不思議に思いますよね。
それは、赤ちゃんがママの胎内に居た頃に聞いていた音に似ているので、
とてもリラックスできるのです。
また、ほかにも波の音や鳥のさえずりなどの自然音、
オルゴールの音色なども眠りを誘ってくれますよ。
同じ音を寝ている間中流すことで心地良くなり、
赤ちゃんは安心して眠りにつくことができるでしょう。
寝かしつけでお悩みのママ・パパは、一度試してみてくださいね。
ギャン泣きする赤ちゃんも、不思議と落ち着いてくるでしょう。
赤ちゃんの寝かしつけでずっと抱っこ!毎晩の恒例行事!いつまで続く!?
寝かしつけが上手くいかないとき、
ママ・パパはさまざまな方法を試してみますよね。
メジャーな寝かしつけに「抱っこ」がありますが、
毎晩の恒例行事になっているご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、寝るまでずっと抱っこしているのはなかなか大変です。
基本的に寝てくれることが多いですが、
赤ちゃんが癖になるのでは?と心配になる、
ママ・パパもいるでしょう。
寝かしつけには特にいつまでという決まった期間はありません。
しかし、赤ちゃんの体重が増えてくると、
寝るまでずっと抱っこしているのも辛いものです。
手首に負担がかかり、腱鞘炎になることもあるんですよ。
そのため、抱っこで寝かしつけをする際は、
抱っこ紐やスリングの活用がおすすめです。
また、抱っこの仕方にもポイントがあります。
赤ちゃんと体をくっつけるようにして、抱きしめてあげましょう。
ママ・パパの温もりが伝わって赤ちゃんは安心します。
また、縦抱きにするとママ・パパの心音を聞けるので、
赤ちゃんは徐々に落ち着いてくるでしょう。
抱っこしつつ、ゆっくりリズムを付けながら、
背中やお尻をトントンするのもおすすめです。
いつまで抱っこできるのか、特に制限はありませんが、
成長と共に徐々に回数を減らし、
ベッドや布団で寝かしつけることを心掛けましょう。
赤ちゃんが寝ない!癖にならない程度の寝かしつけ時の添い乳方法!
代表的な寝かしつけの一つに、添い乳もありますね。
母乳育児をされているママで行っているという方は、
多いのではないでしょうか。
添い乳はいつまでいいのか、明確な期間は決まっていません。
いつから始めてもいつ終わっても基本的にはOKです。
しかし、癖になってしまうのでは?と心配な声も聞かれます。
添い乳をする時のポイントは、飲ませた後赤ちゃんをすぐに寝かせないで、
少し起きていてもらいましょう。
理由は、赤ちゃんは睡眠・起床と、同じ状況でなければ、
不安になってしまうといわれています。
寝かしつけ時におっぱいを飲んだのに、
目が覚めたらおっぱいを飲めない!という状態が、
赤ちゃんにとってはストレスになるのです。
このような理由から、毎晩寝る時に授乳をすると癖になってしまい、
夜泣きに繋がるといわれています。
授乳してからも少しの時間起こしておくように、
習慣にしておけば寝かしつけも上手くいくでしょう。
パパに任せて!赤ちゃんの寝かしつけにスクワットで我が子もぐっすり!
赤ちゃんの寝かしつけの一つに『スクワット』があります。
スクワットで赤ちゃんが本当に寝るの?と疑問に思いますよね。
トレーニングのイメージがあるスクワットですが、
ハードではなく簡単にできますのでご安心ください。
では、寝かしつけスクワットのやり方をお伝えしますね。
寝かしつけスクワットのやり方
①赤ちゃんを縦抱きにします。
ママやパパの肩に赤ちゃんの顔が乗るような体勢です。
左右どちらでも抱きやすい方でOKです。
抱いたとき、ママやパパの片方の腕の肘を曲げた部分に、
赤ちゃんのお尻を座らせるような感じにしましょう。
もう片方の手で赤ちゃんの背中を支えてください。
②しっかりと縦抱きをしたらスクワットを始めます。
軽く膝を曲げて立つ、ということを繰り返しましょう。
膝を深く曲げすぎると、赤ちゃんと共に転倒する恐れがあるので、
軽めに曲げるだけでOKです。
赤ちゃんが眠りにつくまで繰り返しましょう。
たったこれだけで、赤ちゃんはスーッと寝てしまいます。
不思議ですよね。
泣いている赤ちゃんも泣き止むと評判の縦抱きスクワットです。
実は横揺れよりも、「輸送反応」といって、
縦揺れの方が赤ちゃんは落ち着くといわれています。
車や電車など乗り物に乗った時、心地よい振動が伝わりますよね。
それと同じ効果があるのです。
縦揺れの軽い振動は赤ちゃんにとって、
眠気を誘う心地よい揺れに感じるんですよ。
また、寝かしつけスクワットはママだけじゃなく、
パパが行ってもOKです!
ベッドや布団で難しかった寝かしつけも、
スクワットなら赤ちゃんもぐっすり眠りにつけるでしょう。
パパもぜひ一緒に試してみてくださいね。
赤ちゃんの寝かしつけ定番!苦しくない!?おくるみの巻き方を復習!
寝かしつけの定番といえば、やはり『おくるみ』ではないでしょうか。
新生児から使えて、赤ちゃんも安心するお助けアイテムなので、
多くのご家庭で使用されています。
おくるみでぴったり巻くことで、赤ちゃんはママの胎内に居た頃を思い出し、
安心して眠りにつきます。
苦しくないのかな?と不思議に思いますが、
ぴったりと包み込まれる方が、
赤ちゃんにとっては落ち着くんですね。
寝かしつけだけでなく、泣き止まない時もおくるみはおすすめですよ!
では、おくるみの巻き方を復習していきましょう。
おくるみの巻き方
①おくるみを横にして置きます。
②赤ちゃんをおくるみの上に寝かせます。
このとき、赤ちゃんの位置は中央になります。
頭はおくるみから出るようにします。
赤ちゃんの肩とおくるみの上辺の位置を合わせてください。
③赤ちゃんの手は顎の下に来るように肘を曲げておきます。
④おくるみの左上の角→赤ちゃんの右わきへ、
おくるみの右上の角→赤ちゃんの左わきへ、
それぞれ巻き付けます。
⑤赤ちゃんの足の体勢は、両足裏をくっつくようにしてください。
おくるみの左下の角→右肩方向へ、
おくるみの右下の角→左肩方向へ、それぞれ持ち上げます。
⑥持ち上げた布のそれぞれの角を、
赤ちゃんの右肩・左肩の辺りに入れ込んで完成です。
これで、ぎゅっと包み込まれるような体勢になります。
おくるみが無い場合は、バスタオルでも代用できますよ。
また、夏場は暑くなりやすいため、おくるみの素材はガーゼなど、
通気性があるタイプがベストですね。
赤ちゃんの寝かしつけに抱っこ紐が使える!エルゴで寝かしつけるコツ!
効き目がある寝かしつけとして、抱っこをする方法も定番です。
しかし、ずっと抱っこをしていると手が痛くなり、
最悪腱鞘炎になってしまうこともあります。
そんなときは、抱っこ紐を活用して寝かしつけてみましょう。
おすすめ抱っこ紐は『エルゴ』です。
エルゴを使って寝かしつけるコツを覚えておきましょう。
まず赤ちゃんを寝せる前に、布団を暖めておきましょう。
布団が冷たいとひんやりとした感触で、
目が覚めてしまうこともあります。
そして、エルゴを使って寝かしつけをする場合の抱き方は、
基本的に縦抱きにしましょう。
縦抱きの状態からゆっくりとお布団に移動させます。
コツは、背中のバックルを外すときに、赤ちゃんの体を片手で支え、
起きないようにゆっくりと外すことです。
そして赤ちゃんをママやパパの体から離さず、
ピッタリとくっつけておくこともポイントですよ!
赤ちゃんを布団に完全に降ろすまで、
ピッタリ体はくっつけておきましょう。
離れる動作もゆっくりと行えば、気付かず眠っているでしょう。
エルゴ抱っこ紐は公式オンラインショップで購入できます。
母親じゃないとできない訳がない!赤ちゃんの寝かしつけに父親の本領発揮!
赤ちゃんの寝かしつけは母親じゃないとできない、
という訳ではないので、父親が行っても全然大丈夫です。
ママが用事で出掛けるときなど、赤ちゃんはパパとお留守番、
なんてこともありますよね。
そんなとき、赤ちゃんが眠くなったら、
寝かしつけもパパがするというご家庭もあると思います。
そんなときこそ父親の本領を発揮しましょう!
まだ慣れないパパの寝かしつけは、夜の方がいいといわれています。
夜の方が赤ちゃんの体は休む体勢に入っているので、
眠りに落ちやすいからです。
ママと同じように体を優しくトントンしたり声を掛けたりと、
特別なことはしなくてもいいですよ。
パパがこれをやったら赤ちゃんが早く寝てくれる、というような、
パパなりのルーティーンがあれば、積極的に行いましょう。
寝かしつけをマスターすれば、
赤ちゃんとの信頼関係が更にアップできますよ!
まとめ
赤ちゃんの寝かしつけのコツは、
起きていて機嫌がいい時に寝せることです。
また、少しずつ昼夜のリズムを付けると、
夜自然に寝るようになりますよ。
寝る気配がない時は、ホワイトノイズや自然音などを流し、
眠気を誘ってみましょう。
ずっと抱っこをしたままの寝かしつけは辛いものです。
抱き方を工夫して、入眠できる工夫をしましょう。
添い乳をする際は、すぐに寝かしつけず、
少し起こしておくのがポイントです。
赤ちゃんを縦抱きにし、軽いスクワットをすると眠りにおちやすいです。
パパも一緒にやってみましょう!
安定の『おくるみ』も、寝かしつけにおすすめのアイテムです。
巻き方をもう一度復習しましょう。
『エルゴ』抱っこ紐で寝かしつけたら、
赤ちゃんを布団に降ろすまで、体を離さないのがコツです。
寝かしつけはママだけでなく、パパも積極的に行いましょう。
コツをマスターすれば上手くできますし、
赤ちゃんとの信頼関係もアップするでしょう!