柔らかく煮たうどんは食べやすく、
子どもや赤ちゃんにも人気のメニューです。
離乳食では初期の後半頃からスタートできるので、中期頃からは、
本格的にうどんをメニューに加えるご家庭も、
多いのではないでしょうか。
うどんもほかの食材と同じく、ひとさじからスタートします。
離乳食中期に食べる1回の目安量は、25〜55gです。
赤ちゃんの食べ具合や成長によって量は調整していきましょう。
うどんは細かく切ってそのまま煮て食べさせるだけでなく、
アレンジしてみるとマンネリ化を防げるでしょう。
離乳食中期のうどんの、人気アレンジレシピをご紹介しますね!
うどんの人気アレンジレシピ
・キャベツうどん
・うどんのミルククリーム煮
・簡単!煮込みうどん
・おやき風うどん
・鶏ささみと白菜のうどん
・うどんのキャロットスープ煮
・ミートうどん
では、離乳食中期のうどんの量や、
アレンジレシピについて詳しくみていきましょう!
離乳食中期のうどんも冷凍保存でストック!1回あたりの量はどれくらい!?
うどんは離乳食中期頃から取り入れ始めるご家庭が多いです。
離乳食中期には細かくして、大人用よりも長い時間茹で、
柔らかくしてからあげるのが基本です。
茹で時間も長くなるので毎回調理するのは大変ですよね。
そんなときに便利なのが冷凍保存です。
多めに下茹でしておき、冷凍してストックしておけば、
使いたい時にすぐに使えるのでとても便利ですよ!
1食分ずつ小分けしてストックしておき、
使いたい時はだし汁にそのまま入れ、少し煮るだけでOKです。
ほかにも、下茹でしておけば、
様々なアレンジレシピにも利用しやすく、時短にもなりますよ!
気になる離乳食中期のうどんの1回あたりの量は、
だいたい25〜55gです。
離乳食中期といっても前半と後半では食べる量も違ってきます。
なので、前半は25〜30gほど、後半は30〜55gほど、
と考えてもいいでしょう。
赤ちゃんの食べ具合や成長によって個人差もありますので、
様子を見ながら徐々に増やしてみてください。
では、離乳食中期のうどんの冷凍保存の仕方をご紹介しますね!
うどんの冷凍保存方法
<材料>
・うどん…1玉
<手順>
①うどんをみじん切りにします。
②鍋に水を入れ、沸騰後に刻んだうどんを入れて茹でます。
③規程の時間よりも2〜3倍長く茹でます。
④硬さをチェックし、柔らかくなっていたらザルに上げます。
⑤製氷皿や小分けされた保存容器に1回分ずつ入れて、
冷凍庫で保存しておきましょう。
野菜も大事!離乳食中期に野菜うどんでアレンジ!野菜の量と切る大きさ!
離乳食中期になると、食べられる野菜が増えてきますよね。
野菜はビタミンやミネラル、食物繊維など栄養がたっぷり含まれているので、
私たちの食生活には欠かせません。
離乳食でも野菜はとても大事な食材です。
そのまま茹でて食べさせることもできますが、
野菜うどんでアレンジするのもオススメですよ!
離乳食中期に食べる野菜の量は、
1回あたり20〜30gが目安量になります。
にんじん、大根、かぼちゃ、玉ねぎ、ブロッコリーなどは、
柔らかく煮て3〜4㎜角のみじん切りにするか、荒つぶしにします。
キャベツ、ほうれん草の葉先、白菜などの葉物野菜は、
柔らかく煮てみじん切りにしましょう。
では、野菜うどんでアレンジしたレシピをご紹介しますね!
キャベツうどん
<材料> ※16回分(冷凍保存可能です)
・キャベツ…2枚
・にんじん…1/3本
・玉ねぎ…1/2個
・鰹節(だし用)…適量
・水…400cc
・うどん…1袋
<作り方>
①鍋に水と鰹節を入れ、タイミングをみて取り出しましょう。
②キャベツ(芯を取り除きます)、にんじん、
玉ねぎをみじん切りにします。
③うどんもみじん切りにし、ザルに入れて水洗いし、
ぬめりを取ります。
④鍋に野菜を入れて中火で煮込み、
沸騰後にうどんも入れて、弱火で15〜20分煮込みます。
⑤柔らかくなったら完成です。
余ったら冷凍してストックしておけますよ!
うどんのミルククリーム煮
<材料> ※1〜2回分
・ゆでうどん…25〜50g
・にんじん…約2.3cm
・玉ねぎ…1/8個
・キャベツ…1/2枚
・牛乳…200cc
・鶏ささみ…1/2本
<作り方>
①にんじん、玉ねぎ、キャベツは下ゆでし、みじん切りにします。
鶏ささみは筋を取り除き、下ゆでし、
手でほぐしてからみじん切りにします。
②うどんもみじん切りにし、柔らかくなるまで茹でます。
③鍋に牛乳を入れて、全ての材料を入れて煮込みます。
④とろみがつき、材料が柔らかくなったら完成です。
最近始めた肉料理!離乳食中期に慣れたうどんと一緒に食べて豚肉を克服!
離乳食中期になったら肉を食べられるようになります。
最初は鶏ささみからスタートしますよね。
鶏肉に慣れてきたら豚肉や牛肉も少しずつ取り入れていけます。
私たちの食生活に欠かせない豚肉ですが、
離乳食中期ではうどんと一緒に調理することで、
赤ちゃんも食べやすくなり、克服できるでしょう。
では、離乳食中期におすすめの、
豚肉を使ったうどんレシピをご紹介しますね!
簡単!煮込みうどん
<材料> ※うどん1玉分
・にんじん…1/3本
・大根…3cm
・玉ねぎ…1/4個
・豚赤身挽肉(脂肪分の少ないもの)…50g
・鰹節(だし用)…適量
・水…600cc
・ゆでうどん…1袋
<作り方>
①にんじん、大根、玉ねぎはみじん切りにします。
②鰹節でだしを取り、刻んだ野菜と豚赤身挽肉を入れ、
火にかけます。
③沸騰してきたら中〜弱火で15〜20分煮込みます。
アクが出たらその都度取り除きましょう。
④時間が経ったらうどんを入れ、更に8〜10分煮込んだら完成です。
余ったら冷凍保存も可能ですよ!
離乳食中期になったらうどんの形状も変わる!?食べやすいサイズを確認!
離乳食中期には1日2回食になるので、
お粥以外の主食にうどんを取り入れるママも多いでしょう。
うどんは消化によくアレンジもしやすく、
調理も簡単なので助かりますよね。
そしてうどんの形状についてですが、
離乳食中期なったら少し変わりますので、
調理をする前に食べやすいサイズを確認しておきましょう。
離乳食初期は、すり潰してペースト状にしてあげるのが基本ですよね。
離乳食中期になると、うどんの形状は、
細かいみじん切りが基本になります。
野菜や果物など、ほかの食材と同じ形状ですね。
細かくみじん切りにすることと、
指で潰せる豆腐くらいの柔らかさまで茹でることがポイントです。
赤ちゃんは中期に入りたての頃、
みじん切りの形状にまだ慣れていないので、
少し食べづらいかもしれませんね。
もし、赤ちゃんが食べづらそうにしていたら、
ペースト状に戻すなど、食事の様子を見ながら進めていきましょう。
また、うどんの種類は乾麺、ゆでうどん、冷凍とさまざまですが、
赤ちゃんには乾麺か、ゆでうどんがいいでしょう。
どちらを使っても、柔らかく茹でることで、
塩分を抜くことができます。
短くカットされて食塩不使用のベビー用うどんもおすすめですね。
離乳食中期から手づかみ食べスタート!慣れたうどんでも手づかみできる!?
赤ちゃんは離乳食を食べている時、
手づかみでもぐもぐと食べているイメージがありますよね。
そんな手づかみ食べは、いつ頃からスタートするのか、
疑問に思われているママも少なくないでしょう。
手づかみ食べは、離乳食中期からし始める子もいます。
もちろん赤ちゃんによって個人差はあるので、
なかなか手づかみ食べをしないという子もいるでしょう。
慣れたうどんでも手づかみ食べをする子もいます。
器においたうどんを握って口に運び、
器用に手づかみ食べをする子もいるでしょう。
そこで、離乳食後期の手づかみ食べにぴったりの、
うどんをアレンジしたレシピをご紹介しますね!
おやき風うどん
<材料> ※5〜6回分
・卵…3個
・片栗粉…大さじ3
・小麦粉…大さじ1
・鰹節…2g
・茹でうどん…2袋
・豚挽肉…適量
・入れたい野菜…適量
<作り方>
①入れたい野菜と茹でうどんをみじん切りにし、
野菜はレンジで加熱して柔らかくしておきます。
②茹でうどん以外の材料を全てよく混ぜ合わせます。
③続いて茹でうどんを入れ、よく混ぜます。
④フライパンを熱して弱火にし、具材を丸く形成して焼きます。
⑤蓋をして片面が焼けたらひっくり返し、もう片方も焼きます。
じっくり焼いて火が通ったら完成です。
赤ちゃんが手づかみしやすいようにカットして、
大きさを調整しましょう。
離乳食中期のマンネリ防止!いつもの料理に一手間加えた「鶏ササミと白菜のうどん」はいかが?
毎日続く離乳食作りって大変ですよね。
離乳食中期になって1日2回食になると、
なんだかレシピもマンネリ化してきたかもと、
悩み始めるママもいらっしゃるでしょう。
でも新しいレシピを一から毎日考えるのは大変です。
そこでマンネリを防止するために、いつもの料理に一手間加え、
アレンジしてみる方法が簡単でおすすめですよ!
先ほどからお伝えしているうどんですが、
アレンジがいろいろと可能な万能食材なんですよ。
離乳食中期におすすめの、マンネリ防止のアレンジレシピをご紹介しますね!
うどんに野菜と鶏ササミもプラスすることで、
炭水化物、ビタミン、タンパク質の栄養を一度で摂ることができます。
鶏ササミと白菜のうどん
<材料> ※1回分
・かつお昆布だし…200ml
・うどん…50g
・鶏ササミ…10g
・白菜(葉の部分)…10g
・にんじん…10g
・玉ねぎ…10g
<作り方>
①うどんは下茹でしてみじん切りにします。
②鶏ササミは筋を取り除き、分量分をカットし、
みじん切りにします。
③野菜はみじん切りにします。
④かつお昆布だしで、にんじん、玉ねぎ、白菜、鶏ササミの順に入れ、
蓋をして弱火で煮ます。
⑤鍋の煮汁を100〜120mlに調整し、
うどんを入れて弱火で火が通るまで煮込んだら完成です。
新しい食材も取り入れたいし…悩める離乳食中期のメニューの例をご紹介!
離乳食中期になると食べられる食材が増えてきますよね。
離乳食には新しい食材も取り入れたい…、
なんて悩めるママ達は多数いることでしょう。
そんなとき、何か参考になるようなメニュー例があれば助かりますよね。
そこで悩める離乳食中期のメニュー例をご紹介してきますね!
うどんを使った洋風・和風の2種類のレシピです。
キャロットスープ
<材料> ※1回分
・ゆでうどん…30g
・にんじん…20g
・野菜スープ…1/4カップ
・牛乳…大さじ1と1/2
<作り方>
①うどんはみじん切りにします。
②にんじんは皮を剥いて水で濡らしラップで包み、
電子レンジで約2分加熱し、すりおろします。
③耐熱容器にうどん、にんじんを入れ、
電子レンジで約1分加熱し、牛乳を加えて混ぜ、
余熱で温まったら完成です。
ミートうどん
<材料> ※1食分
・うどん(下茹でしてみじん切り)…25〜55g
・鶏胸ひき肉…15g
・玉ねぎ…10g
・にんじん…10g
・トマト…20g
・昆布だし…100ml
<作り方>
①鶏胸ひき肉は下茹でして脂を落とします。
②玉ねぎ、にんじんを煮やすい大きさに切ります。
③トマトは湯むきして皮と種を取り除き、約5㎜に切ります。
④昆布だしに玉ねぎ、にんじんを入れて煮込み、
柔らかくなったら取り出してみじん切りにします。
⑤煮汁に鶏胸ひき肉とトマトを入れ、煮汁が半分になるまで煮込み、
下茹でしてみじん切りにしたうどんと絡めたら完成です。
まとめ
うどんは食べやすくて人気のメニューです。
離乳食中期の1回あたりの量は、25〜50gです。
赤ちゃんの食べ具合や成長を見ながら少しずつ増やしましょう。
1回分ずつ冷凍保存もおすすめです。
離乳食中期に食べる野菜の1回あたりの目安量は20〜30gです。
野菜は3〜4㎜角に切りましょう。
おすすめレシピは「キャベツうどん」、
「うどんのミルククリーム煮」です。
豚肉もうどんと一緒に克服しましょう。
赤身挽肉を使った「簡単!煮込みうどん」がおすすめです。
離乳食中期のうどんの形状は、細かいみじん切りです。
硬さの目安は指で軽く潰せる豆腐くらいです。
離乳食中期から手づかみで食べる子もいます。
アレンジした「おやき風うどん」は手づかみしやすいでしょう。
いつもの料理に一手間加えることで、マンネリ化が防げます。
「鶏ササミと白菜のうどん」は一品で栄養満点です。
悩める離乳食中期のメニュー例のおすすめは、
洋風レシピの鮮やかな「キャロットスープ」と、
和風味の「ミートうどん」です。