離乳食は食材を煮込んだり、すりつぶしたり細かくしたりと、
大人の食事よりも一手間かかります。
特に離乳食初期は、食材をドロドロとしたペースト状にしなければいけないので、
ブレンダーを使っているというママも大勢いらっしゃいますよね。
ブレンダーがあれば、素早く食材をすりつぶしたり、
細くすることができるので大変便利です。
ブレンダーを持っていないママは、
離乳食中期の今からでも使わないのは損をしてるのでは…、
と感じているかもしれませんね。
ブレンダーは離乳食中期から使っても遅くはありません。
何よりも時短になるので、調理時間がかかって困っているママは、
使わないことで損をしていることも考えられます。
中期に入りたての頃は、ペースト状とみじん切り両方を、
ミックスさせた離乳食からスタートします。
そして赤ちゃんの様子を見ながら、みじん切りを増やしていきます。
ペースト状とみじん切りの両方を作るのは、
初期の頃より時間がかかってしまいますよね。
ブレンダーはペースト状にするだけでなく、
みじん切りも可能なので、離乳食中期以降も使えるアイテムです。
ブレンダーを使えばより滑らかなペーストが作れますし、
包丁で切るよりも、綺麗により細かくみじん切りができるので、
離乳食初期だけでなく、中期にもとても助かるアイテムです。
ほかにもすりつぶしたり、食材を細かくするレシピには、
離乳食後期や完了期でも役立ちますよ!
離乳食初期から中期に!ペーストからみじん切りに変える流れは?
離乳食初期のペースト状から、中期にはみじん切りへと移行します。
ごっくんと飲み込む練習期間の初期から、中期はもぐもぐと、
舌で食べ物を押しつぶして食べられるようになります。
離乳食を始めて2ヶ月頃が経ち、
食べることにも慣れて、1日2回食にも慣れてきたら、
そろそろ初期から中期へと移行してもいい頃でしょう。
そこで初期のペースト状から、
中期のみじん切りに変える流れをお伝えしてきますね。
中期に移行したからといって、
ペースト状から突然みじん切りのみに変えてはいけません。
今まで食べていた食材がペースト状から突然固形物に変わったら、
赤ちゃんは驚いて食べなくなってしまうこともあります。
なので、ペースト状の食材に、
少量のみじん切り食材を混ぜた状態からスタートします。
食べ慣れたら徐々にみじん切りの食材を増やし、
最後にはみじん切りだけで食べられるように進めていきましょう。
赤ちゃんの食べる様子を確認しながら、
焦らず少しずつ進めていけば、
みじん切りへの移行もスムーズに進むでしょう。
お粥も10倍粥からいきなり7倍粥にせず、
最初は9倍粥をあげて様子を見て、慣れたら8倍粥を、
そして最後には7倍粥になれるように進めましょう。
魚や鶏ササミなどパサパサして食べづらい食材は、
片栗粉でとろみをつけてあげると食べやすくなりますよ。
離乳食中期以降は特にブレンダーが活躍!フードプロセッサーもあれば最強!
冒頭で離乳食中期以降もブレンダーがあれば便利、
といった内容をお伝えしました。
何よりもブレンダーのメリットは、
時短で完璧に下ごしらえができることでしょう。
面倒なお粥の裏ごし作業も、細かいみじん切りも、
ブレンダーを使えばわずかな時間で出来上がります。
しかもきれいなペースト状が出来上がるし、
みじん切りも完璧な状態に仕上げてくれるでしょう。
ママの負担もだいぶ減らしてくれますよね。
そのように離乳食中期にも活躍してくれるブレンダーですが、
フードプロセッサーもあれば最強ですよ!
フードプロセッサーはカッターを回転させて材料を刻む、
混ぜ合わせるといった機能を持っています。
野菜のみじん切り、肉はミンチに、魚はすり身にすることができます。
カッターの回転時間によってペースト状から粗みじん切りまで、
形状を調整することができるので、
離乳食初期から完了期まで、長く使うことができますよ。
ブレンダーやフードプロセッサーがセットになった、
おすすめ商品をご紹介しますね。
ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック7
つぶす・混ぜる・泡立てる・きざむ・スライス・せん切り・こねるの、
1台7役可能な人気ブレンダーです。
離乳食作りから普段の食事まで、
食材の下ごしらえがスピーディーに行えますよ!
お手入れは簡単で、安心セーフティロック付きです。
離乳食中期に苦味のある大根で比較!冷凍してから完成するまでの所要時間!
大根はビタミンや食物繊維などが含まれていて、
煮物やサラダなど、私たちの食卓には欠かせない野菜です。
離乳食ではペーストして初期から使えますが、
中期では角切りにして柔らかく煮て食べることができます。
大根は冷凍保存も可能なので、時間のあるときに下ごしらえをし、
ストックしておくと便利ですよ。
冷凍してから完成するまでの所要時間についてお伝えしますね。
冷凍するまでの所要時間は約20〜25分です。
冷凍大根を使った離乳食が完成するまでは、
レシピの内容にもよりますが、5〜10分ほどですね。
一度下茹でしてあるので、電子レンジを使ったり、
煮込んでも短時間で離乳食を作れるでしょう。
大根は先の方は苦味があるので、
甘味のある真ん中の部分を使うようしてください。
離乳食中期で使う場合は、2〜3㎜ほどの角切りにして、
10〜15分ほど茹で、すり鉢などで少し粒が残る程度に潰します。
製氷皿やラップに包んで冷凍し、1週間を目安に使い切りましょう。
離乳食中期のブレンダー!大根はレンジも使って柔らかく美味しく変身!
大根は火が通りやすくすりつぶしやすいので、
離乳食にはぴったりの野菜です。
そして先ほどもお伝えしましたが、
冷凍保存しておけばとても便利ですね。
離乳食中期の大根の下調理をする際に、
ブレンダーを使ってすりつぶしたり、
みじん切り状態にすることで時短にもなります。
また、大根は煮込むだけでなく、
レンジを使っても柔らかく美味しく変身できます。
レンジを使うことで更に時短になるので、
忙しいママには助かりますね。
では、レンジを使った離乳食中期におすすめの、
大根レシピをご紹介しましょう!
大根の下ごしらえ
<材料>
・大根…適量
・水…適量
<作り方>
①大根は真ん中〜上の方を使います。
厚めに皮を剥いていちょう切りにし、耐熱容器に入れます。
②大根と同じくらいの量の水を入れて、レンジで加熱します。
③包丁かブレンダーを使って2〜3㎜の角切り状にします。
④完成したら製氷皿やラップに包んで冷凍庫に保存しましょう。
鮭と大根おろしのうどん
<材料> ※1回分
・離乳食用冷凍うどん…50g
・大根…20g
・鮭…15g
・だし汁…大さじ1
<作り方>
①大根はすり下ろし、冷凍うどんはやわらかく茹で、
食べやすい大きさに刻みます。
②耐熱容器に鮭を入れ、鮭が浸るくらいの位置まで水を加え、
ラップをしてレンジで約1分加熱し、
水気を切ってから細かく刻みます。
③耐熱容器にうどんと鮭、すりおろした大根とだし汁を加え、
ラップをしてレンジで約30秒~1分加熱したら完成です。
鮭がパサつく場合は片栗粉でとろみをつけてもOKです。
おやつ作りにもブレンダーが大活躍!離乳食中期のバナナは生でも簡単に完成!
ブレンダーは離乳食中期からでも活躍するアイテムの一つです。
ご飯だけでなく、おやつ作りにも役立ちますよ。
離乳食初期から食べられる人気の果物バナナを使って、
おやつ作りをしてみましょう。
バナナは甘くて柔らかくて食べやすいので、
赤ちゃんも進んで食べることが多い果物です。
加熱してバナナが食べられるようになったら、
離乳食中期以降は生であげることも可能です。
生のバナナを使えばおやつ作りも簡単ですよ。
では、生のバナナを使った、
離乳食中期におすすめのレシピをご紹介しますね!
バナナヨーグルト
<材料> ※1回分
・バナナ…少量
・プレーンヨーグルト(無糖)…少量
<作り方>
①熟したバナナを粒が少し残る程度に潰します。
ブレンダーを使うと便利です!
②器に無糖のプレーンヨーグルトを盛り付け、
ペースト状にしたバナナを入れてよく混ぜたら完成です。
きなこバナナ豆腐
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<材料> ※1回分
・バナナ…3㎝
・きなこ…適量
・豆腐…小さじ4〜5
<作り方>
①豆腐は軽くつぶして電子レンジで加熱します。
②豆腐が冷めるまでの間、バナナを小さな角切りに切ります。
③豆腐が少し冷めたら、バナナと一緒にブレンダーで合わせます。
ブレンダーがなければバナナをつぶしながら混ぜてください。
④最後にきなこを少量ふりかけたら完成です。
ブレンダーで野菜のカットも時短!離乳食中期の豚ひき肉レシピ!
豚ひき肉は和食にも洋食にも使える便利な食材ですよね。
鶏肉に慣れたら、離乳食中期にも豚ひき肉を使ったレシピはおすすめです。
ブレンダーを使って野菜をカットすれば時短にもなりますよ!
離乳食中期におすすめの、豚ひき肉レシピをご紹介しましょう。
3色そぼろご飯
<材料> ※1回分
・豚ひき肉…15g
・ほうれん草…15g
・卵…1/3個
・お湯…大さじ2
・ベビー用だし…小さじ1弱
・すりごま(お好みで)…適量
<作り方>
①豚ひき肉とほうれん草を茹でます。
豚ひき肉は火が通るまでしっかりと茹でましょう。
②ほうれん草はブレンダーで細かくします。
③フライパンは油を使用せず、卵をそぼろ状になるまで炒めます。
④お粥にお湯とベビー用だしを入れて混ぜます。
⑤お粥を器に盛り、豚ひき肉、ほうれん草、卵を綺麗に乗せて、
お好みですりごまをふりかけたら完成です。
レタスと豚ひき肉のおかゆ
<材料> ※2回分
・レタス…1枚
・豚ひき肉…大さじ1
・鰹ぶし…ひとつまみ
・お湯…1/2カップ
・おかゆ…一膳
<作り方>
①鰹ぶしを茶こしに入れて、鍋の上で沸騰させたお湯1/2カップをゆっくり回しかけます。
②細かく千切ったレタスと豚ひき肉を鍋に入れて、
柔らかくなるまで煮ます。
③火が通ったら冷まし、ブレンダーで好みの荒さにつぶし、
おかゆを混ぜたら完成です。
離乳食中期の時短調理器具!まとめて作る派はミキサーもおすすめ!
離乳食中期にもブレンダーは便利な調理器具ですが、
ほかにもフードプロセッサーや、ミキサーなど、
時短におすすめのアイテムはさまざまです。
なかでも、ミキサーを使えば一度に多めの量を作ることができます。
離乳食をまとめて作り、冷凍保存しておきたいママにはおすすめですよ!
離乳食中期は2回食が基本なので、作る量も増えますよね。
週末に多めに1週間分作り置きしておけば、
平日忙しいママには時短になるでしょう。
また、ミキサーは蓋を閉められるので、
周りに飛び散らないというメリットもあります。
おかゆやスープ、ジュースやハンバーグの具材など、
ミキサーを使用して多くの離乳食メニューが作れます。
離乳食におすすめのミキサーをご紹介しますね!
ブラウン ブレンダー パワーブレンド コンパクト3
ホワイト 600ml JM3018
操作も簡単でコンパクトサイズなのにパワフルという、
ミル付きのブレンダーです。
スムージーやスープだけでなく、離乳食作りにもぴったりです。
ミルを使えばオリジナルのふりかけも作れますよ。
刃も外して洗えるのでお手入れも楽々です!
まとめ
潰したりみじん切りができるブレンダーは、
離乳食中期からでも遅くはありません。
調理時間が短縮できるメリットがあり、完了期まで使えます。
中期に入ったら、ペースト状とみじん切りを混ぜた状態から始め、
徐々にみじん切りを増やします。
中期以降はブレンダーも便利ですが、
フードプロセッサーも最強です。
セットになったタイプがおすすめです。
大根は下茹でして冷凍するまで約20〜25分、
調理の所要時間は約5〜10分です。
大根はレンジを使って加熱して、
ブレンダーで細かくしてから冷凍保存すれば、
更に時短になりますよ。
バナナを生で使ったおやつ作りにもブレンダーは便利です。
材料を潰し混ぜるだけで簡単に作れます。
豚ひき肉を使ったレシピにもブレンダーは役立ちます。
茹でた野菜をカットしたり、具材をまとめて潰せば、
時短で離乳食が出来上がります。
離乳食をまとめて作る派のママにはミキサーがおすすめです。
多めに作って冷凍保存しておきましょう。