カビはお風呂場を中心とした、湿気がある場所に発生しやすいです。
冬場は特に結露しやすい場所である窓の近くの壁も、
カビが生えやすい場所の一つです。
真っ白だった壁紙が、黒ずんでカビが生えていることってありませんか?
そうなった場合、壁紙を掃除してカビを除去しなければいけません。
そんな壁紙のカビ掃除には、
『重曹スプレー』+『エタノール殺菌』が効果的です。
重曹はご家庭のお掃除に使われることが多いので、
気軽にスーパーやドラッグストア、100円ショップで買うことができますよ。
エタノールもドラッグストアで販売されています。
①最初に重曹をカビにスプレーます。
重曹はアルカリ性なので、酸性である皮脂や油汚れを落とすには最適です。
しかし、そのままでは粉末状態なので、壁紙掃除には使いづらいため、
水かぬるま湯で溶かした重曹水を使用します。
重曹小さじ1に対し、水orぬるま湯100mlで溶かし、
スプレー容器に入れて、カビにスプレーしていきます。
5分ほど置いたら、タオルやふきんで拭いていきます。
②最後に、エタノールをスプレーします。
エタノールは殺菌力がありますので、
カビの元となる菌を消滅させる力があります。
無水と消毒用の二種類がありますが、
殺菌効果がある消毒用を使用してください。
エタノールを使用することでカビを消滅させ、
さらに新たなカビを防ぐことができる、予防効果にもなります。
カビ取り掃除の仕上げとして、エタノールがあれば安心ですね。
壁紙カビの取り方…眼鏡・マスク・ビニ手袋を用意し換気も忘れずに!
湿度が高めの日本では、カビとはなかなか縁が切れませんよね。
一度カビが生えてしまうと、
除去しても再び生えてしまう場合がほとんどです。
お風呂場のカビ取り掃除をする場合は、
塩素系洗剤を使うことがほとんどだと思いますが、
そんなときは換気をし、ゴム手袋など着用して行いますよね。
では室内である壁紙のカビ取り方法は、
どう行っていけばいいのでしょうか。
壁紙のカビ取り方法ですが、こちらも事前の準備が必要です。
掃除をする前に、眼鏡、マスク、ビニール手袋を用意しましょう。
それらを装着してから、カビ取り作業を行うようにしてください。
なぜなら、カビ掃除をすることによって、カビの胞子が飛び散り、
知らないうちに体内に侵入する可能性が高いからです。
目には見えないですが、小さなカビの胞子が体内に入ると、
健康には良くないですよね。
また、掃除中は、カビを直接手で触れないように気を付けてください。
しっかりと事前準備をしてから掃除を始めることが大切です。
そして作業中は必ず換気を行ってください。
換気扇を回したり、窓を開けて空気が通るようにしましょう。
また、カビ取りに使う洗剤(エタノールや酢など)のニオイ予防にもなるので、
忘れずに換気しましょう。
そうすることで空気の流れを作り、
カビの胞子やホコリを外に追い出すこともできますよ。
壁紙のカビ…黒ずみは酢と重曹で掃除+メラミンスポンジが効果的!
結露しやすい窓際のタンスの裏を見てみたら、
壁紙がカビで黒ずんでいた!なんてこともあります。
そんな恐ろしいカビの黒ずみ、
どうやって落としていけばいいのでしょうか。
続いては、壁紙のカビの黒ずみの落とし方をお伝えしていきますね。
用意するもの
・酢
・重曹水
・タオルやふきん
・メラミンスポンジ
①タオルやふきんに酢を付け、カビの黒ずみを拭き取ります。
②次に重曹を水かぬるま湯に溶かした重曹水をスプレーします。
10分ほど置いてから、タオルやふきんで拭き取ります。
③まだ黒ずみが残っている場合は、メラミンスポンジを使います。
メラミンスポンジを水で濡らし、カビをこすって落とします。
酢+重曹でも壁紙のカビは落とせますが、
黒ずみが残る場合もあります。
そんなときには、メラミンスポンジが効果的です。
強くこすりすぎると、壁紙が破れたりボロボロになってしまうので、
優しく拭き取るように使いましょう。
このメラミンスポンジ、水だけで汚れが落ちるのでラクですよね。
こちらはドラッグストアやスーパー、100円ショップでも買うことが可能です。
一つあれば便利なお掃除アイテムになりますよ!
壁紙の茶色カビには漂白剤!色が消えメラミンスポンジで削ると完璧!
壁紙をよく見たらポツポツと茶色のカビが生えている、
なんてこともあります。
黒ずみ以外にも、茶色の斑点のようなカビも生えることがあります。
ではこの壁紙の茶色カビの落とし方についてお伝えしていきます。
用意するもの
・ハイターなどの漂白剤
・スポンジ
・タオルやふきん
・メラミンスポンジ
①漂白剤を5倍ほどに水で薄めます。
②それをスポンジに浸し、気になるカビに塗り込んでいきます。
漂白剤を使用するので、必ずゴム手袋かビニール手袋をしてください。
③60分ほど放置して、タオルやふきんで水拭きをしていきます。
④最後にメラミンスポンジでカビを削り落とすようにこすります。
壁紙を傷めないように、様子をみながらこすってください。
漂白剤で殺菌することでカビを死滅させ、
メラミンスポンジでこすり取ることで、
完璧に茶色カビを落とすことができます。
茶色カビにもメラミンスポンジはおすすめです。
キッチン泡ハイターの次亜塩素酸Naと界面活性剤が壁紙カビに効く!
部屋の片隅の壁紙がカビによって黒ずんできたら、
嫌な気分になりますよね。
あるいは湿気の溜まりやすい洗面所の壁紙も、
黒カビが発生しやすいです。
そんな壁紙のカビ問題に頭を悩ませてしまいますが、
家にある意外なものを使って、除去することができるんです。
それは、『キッチン泡ハイター』です。
キッチン泡ハイターは、名前の通りキッチンで使われる洗剤ですよね。
包丁やまな板、シンクなどを殺菌・漂白するイメージです。
しかし、壁紙のカビにも効果があるんですよ。
キッチン泡ハイターには、『次亜塩素酸ナトリウム』という、
塩素系の成分が入っています。
この成分は漂白効果があり、使用することで嫌な黒ずみを落としてくれます。
そして、『泡界面活性剤』という、水にも油にもなじみやすい成分が入っています。
水と油は本来なら混じり合うことはありませんよね。
しかし、界面活性剤は水と油を混合させることが可能な成分です。
そのため、カビの原因となる皮脂汚れも分解する力を持っています。
次は、キッチン泡ハイターを使ったカビの落とし方についてです。
用意するもの
・キッチン泡ハイター
・メラミンスポンジ
・ラップ
・タオルやふきん
①最初にキッチン泡ハイターを気になるカビの部分に吹きかけます。
泡が垂れてくるので、ラップで押さえることをおすすめします。
②2~3分放置します。
③メラミンスポンジで拭き取っていきます。
④汚れが落ちたら水拭きをします。
色がついている壁紙は、漂白されて色落ちしてしまうこともあります。
使用する際には、試しに壁紙の隅に少量の洗剤を付けて、
色落ちしてないかを確認してみてください。
壁紙のカビにオキシクリーン?酸素系漂白剤と洗浄成分で酸性汚れに強い!
『オキシクリーン』って聞いたことがありますか。
こちらはお掃除に大活躍の酸素系漂白剤です。
油汚れや皮脂汚れなどの酸性汚れに強い洗剤です。
コストコで大人気の洗剤ですが、最近では種類は違うものの、
スーパーやドラッグストアでも買うことができます。
お湯と泡の力で、綺麗サッパリとクリアな状態にし、
汚れを落としてくれる優れた洗剤なんですよ。
洗濯する際に入れたり、シンクや換気扇、ガスコンロの油汚れや、
お風呂掃除にも使用可能です。
まさに家中のものを綺麗にしてくれる、そんな洗剤です。
そして、壁紙のカビ落としにも使えるんです。
ではオキシクリーンを使った、
壁紙のカビ取りの仕方をご紹介しますね!
用意するもの
・オキシクリーン
・お湯(50℃前後)
・バケツ
・ふきんやタオル
①バケツにオキシクリーンに付属されたスプーンで1杯入れ、
お湯3~4リットルほどを入れよく混ぜます。
②ふきんやタオルを入れて湿らせ絞ります。
③気になるカビの部分を拭いていきます。
これを2回ほど繰り返しましょう。
④最後に乾いたふきんなどで、水気をしっかりと取りましょう。
酸素系漂白剤なので、キツイ臭いの心配もありません。
小さなお子さんがいるご家庭にもオススメですよ。
壁紙カビの臭いにエタノール…殺菌と臭い両方に!消臭除菌スプレーは△?
カビには臭いがあるって知っていますか。
でもどんな臭いなのか、イマイチわからない方もいるかと思います。
例えていえば、墨汁のような、泥のような臭いです。
もしかしたら、家の中のジメっとした場所から、
そのような臭いが出ているかも…、という方いませんか。
ではそんな嫌なカビの臭いをどうやって消すことができるのか、
お伝えしていきたいと思います。
壁紙のカビにはやっぱり『エタノール』です!
エタノールといえば、殺菌作用があってカビを撃退し、
再び発生しないようにと予防効果もある、頼もしい存在ですよね。
そんなエタノールは、消臭効果もあるんですよ。
カビ取り作業後に吹き替えれば、消臭と予防になります。
では、ファブリーズのように消臭除菌用スプレーもOKでは?と、
考えますよね。
消臭除菌用スプレーを使用した場合、
カビの臭いは消えるようです。
しかし、カビを殺菌する効果はありません。
カビ予防は可能な製品もありますが、殺菌効果はないので、
あくまでも消臭効果のみとなります。
ということは、消臭と殺菌、両方頼れるのはエタノールですね!
壁紙のカビが取れない?酢・重曹・エタノールの3剤と結露・湿気対策!
一度壁紙に繁殖したカビって、なかなか取れないですよね。
かといって放っておけば、カビはどんどん広がっていきますし、
そうなる前に対処が必要です。
さまざまな除去方法がありますが、取れない壁紙のカビには、
『酢』、『重曹』、『エタノール』の3剤が効果的です!
これらは、壁紙のカビ取りに欠かせないアイテム、
といってもいいのかもしれません。
酢を雑巾に付けてカビを拭いて汚れを緩め、
重曹と水を混ぜた重曹水をスプレーし、拭くことで汚れを分解、
最後にエタノールで殺菌とカビ予防をします。
こうしてカビを殺菌して、再び繁殖させないようにしましょう。
そして、カビ繁殖の原因といえば湿気や結露です。
日当たりが悪い部屋での結露や、
お風呂場の湯気など、湿気が溜まりやすい状態はNGです。
カビ取り掃除も大切ですが、窓を開けて換気し、
湿気が出ない状態にすることが最も大切です。
日頃から除湿や換気もしっかり行い、
カビの発生を防いでいきましょう。
まとめ
壁紙のカビは、重曹スプレーでカビを取り、
エタノールでの殺菌が、カビの予防にもなります。
カビ掃除をする際は、マスクと眼鏡、
ビニール手袋の着用をお忘れなく!
換気することも大切です。
壁紙に付いた嫌な黒カビには、
酢で拭き、重曹水スプレー後に拭き取って、
しつこいカビにはメラミンスポンジで対策です。
茶色のカビは、漂白剤を薄めてスポンジで塗って放置し、
水拭後にメラミンスポンジで、茶色カビをこすり取りましょう。
意外なことに、キッチン泡ハイターも効果があります。
しかし、色落ちする可能性もアリなので、
使用する際は注意しましょう。
オキシ漬けで有名な、オキシクリーンもカビ取りに使えます。
カビを拭き取る形で使用可能です。
カビの殺菌だけでなく、臭いにはエタノールは効果アリです!
酢、重曹、エタノールは、
壁紙のカビ取りに欠かせないアイテムです。
カビは何よりも湿気を好みます。
清掃後はしっかりと換気や除湿を行いましょう!