離乳食が進むと、食べられる食材も増えてきます。
主食はお粥から始め、うどんやパンも徐々に食べられるようになりますよね。
パンはパン粥からスタートし、手掴みで食べられるようになると、
ちぎったりロールサンドにしたりと、アレンジも自由にできます。
パンの中でも柔らかくて食べやすい蒸しパン、
また手軽に調理できるトーストは、
いつから食べられるのでしょうか。
特にパンが大好きなお子さんのママは、
どの時期からどんな種類を食べられるのか、
パン情報を把握しておきたいですよね。
蒸しパン
まず蒸しパンについてですが、
離乳食中期の7〜8ヶ月頃から食べられます。
いわゆる「もぐもぐ期」ですね。
赤ちゃんが手掴みで食べたそうにし始めたら、
蒸しパンに挑戦してみてもいい頃でしょう。
蒸しパンは柔らかくて手や周囲を汚しにくいので、
初めての手掴みにもおすすめです。
蒸しパンの材料として使われることがあるホットケーキミックスは、
離乳食後期の9〜10ヶ月頃から使用可能です。
なので、中期から蒸しパンを作る場合は、
ホットケーキミックスの使用は控えましょう。
蒸しパンはかぼちゃやさつまいもなど、
食材をミックスさせて作れるのも特徴ですね。
トースト
続いてトーストについてですが、
離乳食後期の9〜10ヶ月頃から食べられます。
食パンの耳は取り除き、白い部分のみを使いましょう。
トーストして食べやすいサイズに小さくちぎったり、
持ちやすいようにスティック状にカットしましょう。
離乳食にロールパンが便利!みんなはいつから食べさせるようになった!?
離乳食でパンを食べる場合、
食パンの耳を除いた白い部分からスタートします。
食パン以外にもさまざまな種類のパンがありますが、
ロールパンも気軽に購入ができるパンです。
ふわふわのロールパンですが、離乳食にも便利です。
でもいつから食べられるのか気になりますよね。
ロールパンはいつからOKなのかといいますと、
全体が食べられるようになるのは、
離乳食後期の9〜10ヶ月頃からです。
離乳食中期は、表面を除いた中の白い部分のみ食べられます。
ロールパンは表面がツヤツヤしたものや、
サラっとしているものなど、商品によってさまざまです。
その表面部分が食べられるようになるのが、
離乳食後期からとなります。
ロールパンは一見ふわふわして食べやすそうですが、
食パンに比べて脂質が多く含まれています。
そのような理由から、
ロールパンは離乳食後期から食べさせているというママたちの声も多く聞かれます。
成分表示を確認し、添加物が含まれていないものや、
少ないものを選ぶようにしましょう。
初めて食べさせる場合は、中の白い柔らかい部分からあげてみて、
少量からスタートし、様子を見ながら進めていきましょう。
そのままでは飲み込みにくく、食べづらいかもしれません。
麦茶やスープなど、飲み物も一緒にあげるといいですね。
中期なら細かくちぎったり、お粥にしたり、
後期には約1㎝角にカットしたものでもOKです。
食べたがるけど大丈夫!?レーズンパンは離乳食にいつから食べられる!?
パン好きな赤ちゃんは、大人が食べているのを見ると、
食べたがりますよね。
パンの中にレーズンが練り込まれた、
レーズンパンを食べたがることもあるでしょう。
でも、離乳食ではいつから食べられるのでしょうか。
一般的なレーズンパンはほとんどの場合、
食パンやロールパンにレーズンが練り込まれていることが多いです。
そのため、レーズンがいつから食べられるか、
ということもポイントです。
レーズンはぶどうを干して作られたドライフルーツの一種です。
レーズンが食べられるようになるのは、離乳食後期からになります。
なので、レーズンパンも離乳食後期から一応OKですが、
できれば無添加のレーズンを選んだ方が安心です。
レーズンが洋酒漬けになっているタイプはNGですね。
また、パンの成分にも注意が必要です。
マーガリンや油が多く含まれているレーズンパンは、
赤ちゃんの胃腸に負担がかかってしまうため、
離乳食には避けた方がいいですね。
レーズンが洋酒漬けでなく、なるべく無添加であること、
なおかつ、パンも添加物があまり含まれてないものであれば、
後期からでも食べることができるでしょう。
離乳食のバターは安心!?バターロールはいつから食べられる!?
やわらかくて甘いパンは美味しいですが、
離乳食で赤ちゃんが食べるとなれば、
気をつけるべきこともさまざまです。
パンの成分で気になるのが、バターやマーガリンですね。
その多くが含まれているバターロルは、
いつから食べられるのでしょうか。
中の白い部分であれば離乳食中期から、
表面の茶色い部分は離乳食後期から食べることができます。
しかし、食パンに比べて脂質が多いので、
与え過ぎには注意しましょう。
気になるバターについては、いつからOKということですが、
風味づけ程度に少量であれば、離乳食中期から食べられます。
マーガリンもバターと似ていますが、病気の原因となる、
トランス脂肪酸が含まれているので離乳食には避けましょう。
そのため、バターの方が安心ですが、食べ過ぎには注意が必要です。
食べさせるなら、なるべく少量にするよう心がけましょう。
また、選ぶ際にはマーガリン不使用で、
添加物が少ないものにしましょう。
今は中身だけ!離乳食にパンの耳はいつから食べるようになる!?
初めてパンを食べさせるときは、食パンの耳をカットして、
中身の部分をあげるのが基本です。
食パンの中身をちぎってお湯や粉ミルクで煮込めば、
簡単にパン粥が作れますよね。
でも、パンの耳はいつから食べることができるのか、
事前に把握しておきたいですよね!
離乳食にパンの耳っていつから食べるようになるのでしょうか。
パンの耳を食べられるようになるのは、
離乳食完了期頃の1歳を過ぎた頃がいいといわれています。
パンの耳は固めで、初期〜後期頃はまだ食べづらく、
飲み込むのが難しいです。
完了期頃になると、噛んで飲み込むことが上手になってきます。
なので、その頃を目安に、耳の部分も挑戦してみましょう。
初めて与える時は、耳の部分を細くカットし、
そのままか軽く焼いてあげてもいいでしょう。
赤ちゃんが持ちやすいサイズにしてあげると、
手掴みで食べてくれることもあります。
パンはお粥などに比べて水分が少ないので、
パサパサして食べづらいかもしれません。
なので、麦茶やスープなどの飲み物も一緒に飲ませましょう。
パンの耳は白い中の部分と見た目こそ違いますが、
塩分や栄養分は変わりません。
離乳食完了期頃になってよく噛んで食べられるようになったら、
少量からパンの耳もあげてみてください。
白い部分と一緒でも、耳の部分だけ別でも、
食べやすいように工夫してみてくださいね。
離乳食のトーストに飽きそう!いつからアレンジしても安心な月齢!?
パンはそのまま食べることもできますが、
トーストして焼き色をつけても、サクッとして美味しいですよね。
離乳食ではいつからトーストが食べられるのかということですが、
冒頭でも触れたように、離乳食後期からです。
食パンの白い部分を焼いてスティック状やサイコロ状など、
赤ちゃんが手掴みで食べられるように、
カットした状態がベストですね。
しかし、毎回同じパターンでは飽きてしまいます。
赤ちゃんがパンを食べなくなる前に、
アレンジを工夫したいですよね。
でもトーストはいつからアレンジしてもいいのでしょうか。
安心な月齢がいつ頃なのか、事前に知っておきたいですよね。
トーストをアレンジしたメニューは、食材にもよりますが、
離乳食後期の9〜10ヶ月頃から食べられます。
カボチャやにんじん、さつまいもやバナナなど、
野菜や果物を利用してアレンジすれば簡単ですよ!
食パンに好きな食材を乗せて焼いたり、
焼いたトーストをカットして食材と混ぜたり、
グラタンにしてもいいですね。
食パンに野菜やしらすなど敷いてチーズを乗せて焼けば、
香ばしいトーストメニューが出来上がります。
このように、離乳食後期に食べられる食材とトーストを組み合わせて工夫すれば、
飽きることなく食べてくれるでしょう。
パンが好きならホットケーキも!離乳食中はいつから食べられる!?
ホットケーキは自宅で簡単に作れますし、
子どもが好きなメニューです。
パンが好きな子ならホットケーキやパンケーキも好き、
という子も多く、大人が食べても美味しいですよね。
そんなホットケーキは離乳食ではいつから食べられるのか、
疑問に思う方もいるでしょう。
ホットケーキは市販のホットケーキミックスを使えば簡単に作れますよね。
冒頭でも触れましたが、ホットケーキミックスは、
離乳食後期から使用可能です。
なので、ホットケーキミックスで作ったホットケーキが、
いつから食べられるようになるのかといったら、
同じく離乳食後期からです。
ホットケーキミックスには、小麦粉やベーキングパウダーのほかに、
砂糖や塩、乳化剤や香料、着色料などが入っていることがあります。
離乳食として使用する場合は、なるべく添加物が少なく、
シンプルなタイプを使用した方が安心でしょう。
また、ホットケーキミックスには甘味が入っているものが多いので、
頻繁に与えることは避けましょう。
バターやシロップなどをかけなくてもそのままでもOKです。
野菜や果物を混ぜ込んで焼けば彩りもよく、味に変化も付き、
赤ちゃんも喜ぶことでしょう。
離乳食にバターが良いならマーガリンはいつから食べられるか知りたい!
離乳食でバターは風味付け程度に食べることができますが、
マーガリンはいつから食べられるのか気になりますよね。
バターに比べてマーガリンは購入しやすい価格なので、
自宅に常備してあるという方も少なくないでしょう。
離乳食にも取り入れられたらと考えますが、
残念ながら離乳食には向いていません。
離乳食を完了するまでは与えないようにしましょう。
ではいつから食べられるのかということですが、
離乳食が完了して幼児食に入った頃であれば、
少量から取り入れられます。
しかし、頻繁に使用するのは避けた方が安心ですね。
先ほどもお伝えしましたが、マーガリンにはトランス脂肪酸が含まれており、
多く摂取すると病気を発症する可能性があります。
大人でも摂取しすぎると体に良くありません。
マーガリンだけ控えればいいと考えがちですが、
多くのパンやお菓子にも含まれています。
赤ちゃんに食べさせるパンは、表示されている成分を確認し、
マーガリンが含まれているものは避けましょう。
普段は何気なく買っているパンやお菓子ですが、
マーガリンが含まれている商品はよく見るとたくさんあります。
バター(無塩)、オリーブオイル、米油などを、
マーガリンの代用として使用してもいいでしょう。
まとめ
離乳食で食べる蒸しパンは、
ホットケーキミックス不使用であれば中期から、
トーストは後期から食べられます。
ロールパン全体を食べられる時期は離乳食後期で、
中の白い部分は中期からOKですが、脂質が多いので、
後期からあげているママが多いです。
レーズンパンは後期からOKですが、洋酒不使用のレーズンに、
添加物少なめのパンがベストです。
バターロールは離乳食中期には白い部分のみ、
後期には全体を食べることができます。
パンの耳は中身の白い部分に比べて硬いので、
食べさせるのは1歳を過ぎた頃がいいでしょう。
トーストのアレンジメニューは食材にもよりますが、
後期から食べられます。
食べられる食材を乗せて焼いてみましょう。
ホットケーキミックスを使ったホットケーキは、
後期から食べられます。
マーガリンは病気の原因となるトランス脂肪酸が含まれているので、
離乳食期に与えるのはNGです。
幼児食から少量であればOKですが、あげ過ぎは避けましょう。