総返済額減か金利変動回避か…住宅ローン借り換えってどこがいいの?

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住宅ローンは、できるだけ低い額に抑えたいものです。

そのためのひとつの方法として、住宅ローンの借り換えがあります。

 

簡単に言えば、今よりも低い金利の住宅ローンに借り換えができれば、
総返済額を減らすことができます。

 

住宅ローンは長い期間をかけて返済するものです。

今は金利が低くても、10年後、20年後の金利は、誰も予測できません。

 

固定金利ならば、将来的な金利上昇によるリスクを回避できますから、
安心できるメリットがあります。

しかし比較的短期間で返済するつもりであれば、
変動金利の方が総返済額の面でお得になるでしょう。

 

こうした点もふまえて、住宅ローンの借り換えはどこがいいのか、
考える必要があります。

 

以下に、住宅ローンの乗り換えに関して注意したいことをまとめました。

ぜひ参考にしてください。

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住宅ローンの借り換えができない場合は?再審査が通るかがポイント!

住宅ローンの借り換えをする場合にも、審査が必要です。

この再審査に通らなければ、借り換えはできません。

 

総返済額を減らしたいために住宅ローンの借り換えをしたい。

なのに、審査に落ちてしまった、となると、ショックですよね。

 

住宅ローンの借り換えができない場合というのは、
どういうケースなのでしょうか。

 

まず、返済能力に関する部分があります。

具体的には、返済負担率が増えている場合です。

 

例えば、現在教育ローンやマイカーローンなどを利用している場合。

あるいは、クレジットカードの残債が多い、など。

 

年収が減っているわけではありませんが、
こうした他の返済用途があるために、住宅ローン返済に充てる金額が、
借入時よりも実質減っている、というような場合です。

 

心当たりがある人は、こうした他の負担分を、
できるだけ減らす必要があります。

 

年収は、簡単には増やすことができませんからね…

 

住宅ローンの返済を滞ったことがある、という人も、要注意です。

審査では、なによりも信用が大きくものをいいますから。

金融機関にもよりますが、一般的に過去直近の6か月で滞納があれば、
審査に影響があるといわれています。

 

また、安定的に収入が得られないような職種についている人も、要注意です。

 

金融機関は、何よりも「安定」ということを重視します。

返済不能となって貸し倒れになることを、金融機関は、
最も恐れますから…

 

高収入でも自営業の人よりも、公務員や一般企業でも業績が良く、
毎月安定した収入を得られる人の方を、優遇する傾向があります。

審査が通ればいつでも!住宅ローン借り換えはいつから可能になるの?

住宅ローンを組んで念願のマイホームを手に入れたものの、
他の住宅ローンの方がお得だと分かった場合、
借り換えを検討するのもひとつの方法です。

なにしろ金額の大きな買い物ですからね…

 

できれば、一刻も早く借り換えをしたい、と思った場合、
住宅ローンの借り換えは、いつから可能なのでしょうか。

 

まずは再審査に通ることが大前提なのです。

 

金融機関によっては、借り換えの条件として、
借り換え前のローンの支払いが1年間滞りなく行われていること、
としているケースもあります。

しかし、ほとんどの場合、住宅ローンの1回目の支払いを終えた段階で、
借り換えは可能です。

 

意外と早くから借り換えができるんですね!

 

ただし、まだ1回目の支払いも終えていないような早期の場合は、借り換えはできません。

 

金融機関としては、再審査にあたってやはり少なくとも最初の1回は、
滞りなく返済されていることを確認したいようです。

住宅ローン借り換えで後悔したくない!試算でメリットを見極めよう!

住宅ローンの借り換えをする意義は、なんといっても、
返済額を少なくする、ということです。

 

そのためには、後悔しないためにも、安易に決めるのではなく、
借り換え前と借り入れ後でいくら支払額が変わるのか、
について慎重に試算したうえで決めることが大切です。

 

住宅ローンの総支払額に関しては、金利だけに目が行きがちですが、
借り換えの手続きに発生する諸費用も、忘れてはなりません

つまり、借り換えによる総返済額の減額分から、
必要な諸費用を差し引いた額が、借り換えのよるメリットということになります。

 

借り換え時に必要な諸費用とは、具体的には次のようなものがあります。

①事務手数料
②金融機関の変更により生ずる抵当権の移転に伴う抵当権設定費用
③登記に関する司法書士報酬
④保証料
⑤印紙代
など。

 

それだけではありません。

借り換えには、多くの書類に目を通したり、市役所に行く必要があるなど、
面倒な手続きもあります。

 

こうした点も含めて、借り換えでいくらがお得になるのかを試算し、
その結果わずかな金額だけになるのなら、メリットも少ないし、
面倒な借り換えは控えよう、という結論にもなります。

まとめ

マイホームの購入は、人生最大の買い物、とよく言われます。

それだけに、住宅ローンを組むには慎重にならなければなりません。

 

しかし、一度組んだ住宅ローンを、他の金融機関によるローンに、
乗り換えることで、その後の返済額を減らすことも可能です。

 

住宅ローンの乗り換えにも、もちろん審査が必要になります。

まずは、この審査に通らなければなりません。

 

住宅ローンの乗り換えは、ほとんどの場合、
1回目だけの返済を終わった段階で可能です。

意外と早くできるんですね。

 

ただし、金利だけではなく、乗り換えに必要な諸費用も、
決して安いものではなく、忘れてはなりません。

 

後悔しないためにも、しっかりと検討して、
上手な乗り換えをしたいものですよね。

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